けやきと見る夢~殿ヶ谷十二支はやし連ブログ~

東京都立川市西砂町で活動する 重松流・殿ヶ谷十二支はやし連の公認ブログです

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川越まつりに行ってきました

2018年10月23日 | お祭り・お囃子情報



10月21日(日)に、川越まつりを見学してきましたのでご報告。かなり長め~


川越線の川越駅を降りますと、さっそく脇田町の会所にて葵囃子連さんの居囃子から見学開始。


外国人の見物客も嚙み嚙み~


山車を追いかけながらも、何か腹に入れねばと、食べ物を物色してますと・・・


「佐世保バーガー」というのがあったので購入。かなりのBIGサイズ。豆腐かなにかでカサ増ししたハンバーグをでっかいパンで、おっ挟んだ食べ物。これで600円。意外と美味。これ一つで夜まで何も食べなくても大丈夫でした。お祭り屋台メシとしては、かなりコスパ高めではないでしょうか。


腹ごしらえを済ませ、旭町三丁目の山車に追いつきました。


中原町さんの山車。お天気に恵まれ、日中はかなりの日差しでした。


民芸品つちかねさんにて。


大手町さんの鈿女(うずめ)の山車。天の岩戸伝説のアメノウズメノミコト。芸能の神様ですね。


川越の山車人形は、電線などの障害物をよける際に引っ込みます。


三輪です。




てくてく歩いて、川越市役所前に到着しますと、六軒町の三番叟の山車と、庁舎前に留め置かれた川越市の猩々の山車が「ひっかわせ」の最中でした。






市役所から出ていく六軒町さんと入れ替わりに、三久保町さんの頼光(らいこう)の山車が登場。


市役所前に入れ替わりたちかわり、様々な山車がやってきます。




菅原町さんの菅原道真の山車。青空に人形が映えます。


西小仙波町さんの素戔嗚尊(すさのおのみこと)の山車。
スサノオといいますと、もっとアタマぼっさぼさで荒っぽいお顔のイメージがありますが、こちらのスサノオさんは高貴な感じですね~。


手古舞ちゃん達。


脇田町さんの家康の山車。


右側は仙波町さんの仙波次郎安家の山車。


新富町一丁目さんの家光の山車。家光さんのクビだけ見えました。


信号機も、山車の邪魔にならないように曲げられてます。






連雀町さんの太田道灌の山車。こちらのお囃子は連雀町雀会さん。一昨年の立川おはやし大会にゲストで出演されました。

この辺りで、道端に座り込んで休んでますと、瑞穂の殿ヶ谷のFさんにバッタリ遭遇しました。何万人もの人がいる中で、知人に会えるとは・・・。ビックリです。


家光の山車にて。狸さんが、緑のたぬきを配ってました。

夜になってからも何枚か写真を撮ったのですが、私のカメラでは載せられるような写真は撮影できませんでした。残念。

のんびりフラフラと、土産物屋を覗いたりしながら歩いてましたので、全部の山車を見てまわることはできませんでしたが、楽しい有意義なお祭り見物となりました。

お祭り後の経過報告

2018年10月20日 | 稽古!!
殿ヶ谷まつりから、あっという間に2週間。

お祭り後に日延べしてもらってた予定などで、連日連夜忙しくしてました。
お祭りの疲れが、ようやく今頃出てきた感じで、体が重だるいです。


さて、囃子連の鉢洗いは、お祭り後の最初の練習日の10月10日(水)に行いました。
ささやかですが料理など用意しまして、賑やかで和やかな宴となりました。
宴の間、ノートを出して絵を描いてる子がいまして、とても上手だったので、「ウマ」「ねこ」など、あれこれリクエストして描いてもらうと、あっという間に描き上げてしまいます。「柴犬」とリクエストしたら、「柴犬ってどんなのだっけ?」というので、ググってスマホ画面を見せると、チラっと一瞬見ただけで「あ、わかった。」と言って、さらさらっと描き、即座に完成。スゴイです。私は絵が描けないので、尊敬します。モノの見方が違うんだろうなぁ、うらやましい。
今度、ポスターの絵、描いてもらおう・・・

でも、たとえ絵であってもやはり、犬は苦手ですがね。


翌週17日(水)は通常通りの練習。
この日は瑞穂の大師匠(85)がお見えになったので、鳴り物に入っていただき、お手本を見せてもらいました。みんな、スマホで動画を撮ったりしまして・・・便利になったもんですなぁ。文明の利器はどんどん使うべきですね。
稽古の後半は、立川おはやし大会の段取りを確認しました。11月3日はいろいろな催しが重なっていることもあり、参加者がやや少なめですが、何とか工夫して、賑やかなステージにしたいと思います。


昨日19日(金)は、立川おはやし保存会の定例会が柴崎学習館にて開かれました。
8月の諏訪祭りの反省や11月のおはやし大会の確認など、もろもろが話し合われ、おはやし大会のパンフレットを頂いてきました。

さて、本日10月20日(土)の夜は、殿ヶ谷まつり実行委員会の反省会(会計報告)が行われます。
囃子連を代表して出席してまいります。

これでようやく一段落かなぁ。明日は川越に行ってみようかなぁ・・・



殿ヶ谷まつり本祭の記録・後編

2018年10月15日 | 西砂・阿豆佐味天神社祭り
殿ヶ谷まつり本祭の記録・後編です。


殿ヶ谷公会堂を後にし、五日市街道を東に進みます。

ここでママさん会員から私に報告が。
「あの、会長、泣いてる子がいるんですけど・・・」
誰かケガでもさせてしまったのかと慌てまして、
「何かあった?」と聞きますと、
「シシが見たいらしいんです。」
「シシ?って獅子のこと?」
「そうです。」
「なんじゃ、そりゃ? 獅子が怖いんじゃなくて、獅子が見たくて泣いてるの?」
「はい、そうなんです。」

渡御の列の後方に行くと、3歳ぐらいの男の子がワンワン大泣きしてます。
「うぎゃーーーー、獅子ぃーーーー、シィシィィーーーーー、うぅぅわぁぁぁーんーー・・・・」
「ボク、お獅子が見たいの?」
「獅子ぃーーーー・・・」
「そうか、そうか、分かった、分かった。見せてあげるから、泣かないでね。」

手を引くお母さんも、すっかり困ってましたので、大野屋商店さんのお庭で休憩する際に、お獅子を見せてあげることにしました。
それが下の写真。この日は演奏に加わらずに、山車の周りを歩いて指揮者に徹すると決めてましたが、急遽予定変更。その子の様子を見ながら、笛を吹かせていただきました。

その子は写ってませんが、獅子が出てきたとたんに泣き止んで、満面の笑み。手を伸ばして触ろうとしたり、とても嬉しそうでした。
(でも、待てよ。これ、いつまでやればいいんだろう。獅子が引っ込んだら、また、泣いちゃうパターンか?)と不安になりましたが、ずーっと観察しながら演奏してますと、満足したのか、獅子から目をそらし、お母さんに甘え始めました。その瞬間を見逃さずに、獅子を引っ込めて、
「お獅子が見れてよかったね。」と声をかけると、
「うん。」と元気に答えてくれました。ホント、珍しい子ですね~


大野屋商店さんを後にして、五日市街道の一本北側、通称・七中通りを西に向かいます。


ウチの会員が作った引き太鼓の台車。畑で使うカートを利用してます。


お賽銭箱。


日曜日の静かな住宅街に、子どもたちの声が響きます。


最後の休憩場所・第七中学校では、みんなにアイスが配られました。今年は特に美味しかったです。


ほぼ、時間通りに、阿豆佐味天神社に到着しまして、無事に宮入りすることができました。

境内で、参加者全員に焼きそばとフランクフルト、飲み物が振る舞われ、みんなでいただきました。
そして、今年は十数年ぶりに本祭の演芸舞台と模擬店が復活。和やかな雰囲気の中、午後3時までお祭りを行いました。


囃子連も太鼓を山車から舞台に移して、お囃子を披露させていただきました。
今年は会長が交代しましたので、あらためてご挨拶。今後ともよろしくお願いいたします。


お囃子の後は時間まで、飛び入りのカラオケ大会。
司会は囃子連顧問の大野氏。人の歌に乱入したり、小学校の先生をイジッたり、爆笑トークで会場を沸かせ、最後は自分で歌ってましたよ、あの人。さすがです。




この日のトリは小学4年生による「よさこいソーラン」でした。
先日の運動会で踊ったものを、殿ヶ谷地区のメンバーで再び披露。
私、感動して泣いちゃいましたよ。カッコよかったなぁ。

写真はありませんが、ヨーヨー釣りや、ポップコーン、うどんなど、模擬店もいくつか出まして、今年は初めて農産物の直売も行いました。初めてということで、売れ行きは、今一つだったようですが、西砂の祭りならではの企画として定着させていきたいです。

二日間、お天気に恵まれて行われた、今年の殿ヶ谷まつり。近年にない盛り上がりだったと思います。この良い流れを来年に繋げつつ、また新たなアイデアを出し合って、ますます楽しいイベントにしていきたいと思います。
みなさま、おつかれさまでした。





殿ヶ谷まつり本祭の記録・前編

2018年10月14日 | 西砂・阿豆佐味天神社祭り
10月7日(日)の殿ヶ谷まつり本祭の記録でございます。
今年も写真が多いので、もったいぶって前後編で書きます(笑)。


この日は朝から太陽ギラギラで、日中は30度を超える暑さとなりました。


午前9時より神社社殿にて神事が執り行われ、子ども神輿と山車もお祓いを受けまして、準備が整う頃、子どもたちが大勢集まってきました。




10:30に渡御・巡行開始いたしました。


かつて「もぐら街道」と呼ばれた五日市街道のケヤキ並木の名残を残す旧道(現名称は西砂川街道)を進みます。


旧道から五日市街道に出てきました。日曜日の午前中ですが、交通量も多く、神経を使うところ。
ここから大野屋商店までの区間は、毎年、立川警察署に交通整理をお願いしています。いつもありがとうございます。
また、今年も消防団第二分団の殿ヶ谷在住メンバーが、全行程の交通整理を手伝ってくれました。ほんとうに助かります。


その第二分団詰所前。今年度末には新しいポンプ車が配備される予定。地域の安心安全のためにがんばってください。・・・まあ、私もまだ団員なんですがね。他人事じゃなく。私、12月で48歳になるんですが、50歳までに退団できるかなぁ? 切実に団員募集中です。


殿ヶ谷公会堂(玉林寺境内)で、最初の休憩。お囃子は止めずに、みなさんに見ていただきました。






今年は6~7月に瑞穂・殿ヶ谷囃子連のN氏・F氏による踊りの集中指導を受けまして、みんな、とても上手になりました。

後編につづく・・・