常夏ならば振り向くかも

語り部である私が提供する、今そこにあるチープでホットな噺の数々を口承するブログ。一話解決を目指して今日も喋ります。

燻製実験ABC

2008年03月23日 | 『ベシャレ関係』 トークを紙芝居風に
湾岸を見渡すロケーションの中、燻し機製作を始めた。


この度の基礎はダンボール。
ゼロから作る為、サイズをあーだこーだ思考するのもいい体験である。

二段式の燻製装置。所々隙間から煙が逃げてしまわないように入念にチェック。



今回サウナを楽しんでもらう食材はこちら


鳥胸肉
豚ばら肉
塩鮭
明太マヨサンドはんぺん
ゴーダチーズ
魚肉ソーセージ
バナナ
ゆで卵


「ふつうウインナーを燻製すんじゃん。だからここは敢えて魚肉ソーセージで」
「色気を出すためにも!バナナで!デザートで★」
それらの理由で含めてみた。

仕掛けは二階式の以下のとおり





点火式を済ませばあとは自由。
まっさんは本を読み、私は釣りをして過ごした。




使用したダンボールは「アーリータイムズ」と「北杜」の箱。どちらもウイスキーの銘柄。
燻製ものはウイスキーにとって最高のパートナー。
出来に願いを込めて選んできたわけです。



あとは時を待つばかり



ドキドキの結果は!?
下に続く 

燻製実験ABCD

2008年03月23日 | 『ベシャレ関係』 トークを紙芝居風に
色っぽいわ、あ・な・た達な動画をご覧頂いた。
言葉を所々噛んでいるのは花粉症に免じて許して欲しい。





頑張ったお前ら!よく頑張ったよ!!
日焼けサロン気分の食材達を褒めちぎる。





元ははんぺんなのだが、ビスケットと見間違う小麦色になった。
鮭は朝定食でお馴染みの蒸され具合に、生を残す加減は難しいね。




あらっ、ウインナー入れてましたっけか?


魚肉だとバレてまっせっ



チーズは溶けてツララ状に。二階に置いていたので一階にポタリポタリとチーズ漏れをしていた。しかし肉に乗っかったことで美味しい結果をもたらした。
その身を溶かしての働きに二階級特進!
次回からはアルミホイルの上において燻すことにする。



~まとめ~
本命のチーズは不完全だったものの、鳥胸肉と豚ばら肉の出来にはビックリ。肉の旨みを閉じ込め、噛めば噛むほど味が広がる塩加減と風味を再現できた。

デザートのバナナに関しては表面だけが芳醇になったものの、好き嫌いが分かれると思う。
まだ燻しが続けば上手いか不味いかに決着がつくのだが。

全体としては燻製することによって香りが豊かになった。
食材独特の甘み苦みが旨みとしてギュッと閉じ込められて、一欠けらで十倍の楽しさを味わえる。
ツマミとしたらば一欠けらで何杯も酒が進み、しまいには自らが火照って燻されてしまいそうだ。
こりゃ次回もきっとあるぞ~。


チーズは二階にあったから“二階級特進”したのにゃん