サムスンがフラッシュメモリーに取り付かれているようです。
HDを廃しフラッシュメモリーを使用したPC、またHDにフラッシュメモリーを付加したハイブリッドHD。
どうなんでしょうか?
このPCが必要とされるシーンはかなり限られて来るのではないかと思います。
だいたい、容量が32Gってところがなんともいえない。
アプリケーションがDVDで提供されるようになっている現在、一つのインストールに1Gは当たり前。
動画などのファイルは巨大化する一方。32Gなんてあっという間。増設なんかは論外だろうし、価格が40万とはまた高い。
アクセススピードを売りにしているようだが、言及しているのはOSの起動とサスペンドからの回復時間。
OSの起動なんて一日にそう頻繁にあるものではない。だいたいサスペンド状態にするだろう。
そしてそのサスペンドからの回復時間。
この時間自体はそう長い時間ではない、この時間が2割ていど早くなったところでどうなるのか。
実際PCを使用している中でフラッシュメモリーがそれほど早いと感じたことはほとんど無い。
まあ、外部記憶装置としてはMOやDVDなんかに比べれば早く感じるそういった程度だ。
内蔵HDとフラッシュメモリーをくらべて、容量・価格を納得させるだけの明らかなアドバンテージがあるとは思えない。
フラッシュメモリーではなくすべてSRAMだというならば話は違ってくるのだろうが……。
はたしてこのPCは日本では売れるのだろうか、サムスンというのが微妙なところ。
そしてどんな人が買うのだろうか。
興味があるところである。
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