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あこがれの国・フランス ②

2015-06-29 21:02:55 | 日記
娘が引っ越しをする際、娘に読んで良かった本を送ってもらったんですが、その箱の中に
『パリでみつけたお金をかけずに人生を楽しむ方法』という本を見つけました。
パリで20年間暮らした吉村葉子さんという方の本です。
最近『フランス人は10着しか服を持たない』という本が話題になっていて、
私も読んでみたいと思っていたところに、岸惠子さんのTV出演・・・
この本との出会いは、読みたい気持ちマックスのときでタイムリーでした。

知らない事だらけで・・・目から鱗ポロポロで、読み終わって、
やっぱりパリジェンヌってカッコい~~い
となり、
パリジェンヌ、フランス人に対する憧れの気持ちがますます強くなりました。

パリジェンヌって聞くと、まずおしゃれというイメージ
いつもしっかりメークで、すらりとした身体に、カッコいいデザインの上質な服で、
ハイヒールで街を颯爽と歩いているイメージだったんですが・・・

休日の彼女達は、ちょっと違うようです。
リラックス気分を強調するために、ノーメイク。
木綿のシャツに、肩にセーターを羽織って、ルーズなスカートかダボダボのバミューダ。
素足にぺしゃっこシューズ。
そんな気取らない服装で、休日は商店がお休みなので、公園を散歩したり野外音楽堂ヘ行ったり、
シャンプーしたままの髪を無造作に束ねて、買い出し用の籠をもってマルシェ(青果市場)に行ったりするそうです。

でも彼女達、服に無頓着で何でもいいかというと、全然違い、
町中のブティックで、たった1枚のTシャツ、タンクトップを買うにもじっくり時間を掛けて吟味します。
(それでも買わない事もあるとか)
サイズが合っている事はもちろん、色へのこだわりがとても強いのは、
子どもの頃から色と色を並べて吟味する習慣があるからなんだそうです。
靴に対するこだわりはもっと強くて、美しい姿勢にぴったりの靴は欠かせないので、
とことん試着して買い、その代わり買った靴は底を張り替え長~く履くそうです。
服や靴は、本当に自分に合ったものだけを見極めて買い、大切にするんですね。
その姿勢・・・私も見習わなきゃです。

可愛いものをたくさん身につけている日本の女の子に比べて、
髪には何にも付けていないし、セーターも無地。
でも、大人になったのだから、リボンやフリルはいらないそうです。


女性が働き出す60年代以前は、パリのマダムはもっぱらお洒落に明け暮れた
優雅な世界に生きていたそうですが、
今の彼女達は日がなお洒落をしていられない。
でも、体内に眠るお洒落のDNAは、たまにうずきます。
週末や祝祭日の前夜、念入りにメークし、美容院へ行き、
誰に遠慮することなくドレッシーな服を着るそうです。
普段、仕事では流行に左右されない服装
・・・ポロかワイシャツの上にウールの上着、スカートかパンツ
でもたまのパーティーでは、見違えるほどセクシーに変身するのだとか。

メリハリがはっきりしているんですね~。
リラックスしたいときには、とことんリラックスできる服を、
仕事のときは、きちっとした服装、
お洒落したいときは、めいっぱいお洒落を楽しむ。
うーーー、カッコいい

そして、夏と冬で服を変えるなんて不経済!と季節に縛られず自らの肌感覚を信じて、
夏でも寒いと毛糸ものを着、冬でも暑いと露出せずにいられない・・・
その辺も自由なんですね~
寒がりの私、夏でも何枚も重ね着しないといけないのを気にしていましたが、
人目を気にしすぎかな~。(笑)

作者・吉村葉子さんが
「パリのどこが、そんなに私達を虜(とりこ)にするのだろうか?」との自問自答の末に
”パリではだれもがとても自由な気分になれるからだ”という答えを出したそうです。
誰もがあるがままの自分でいられる。
どんな格好をしていても、みっともないとかおかしいとかいさめる人がいない。
洗いざらしの、袖口がすり切れた服を着ていても・・・。
彼ら自身、気に入ったシャツならボロでもすり切れてても平気で着るから。
「あなたの事を認めるから私の事も分ってください」という精神を持っているからなんだそうです。

いいですね~
人目を気にしすぎる日本人・・・横並び、皆一緒だと安心する日本人、
それはそれでいい所もあるのかもしれないけれど、
自立していて、自分の服装に自信を持っているフランス人の生き方、憧れます。(*^.^*)


(つづく)