今回の沙弥島の旅で見ることが出来なかった、瀬戸内国際芸術祭の作品に、
かわいひろゆきさんの作品『ハレの日、金時への道』というのがありました。

地元の親子と畑で金時人参を栽培し、ピクルスを制作。
会場でピクルスを並べて山の畑を再現するという作品なんですが、
この白いのは、雪じゃなく塩
なぜこんなに大量の塩を使ったかというと、塩が坂出の特産品だからなんですね~
会場となった旧沙弥小・中学校の教室一面に大量の塩が雪のように敷かれ、
坂出特産の金時ニンジンを酢漬けにした瓶が多数並んでいたみたいです。
坂出と言えば、塩の産地として有名で、
昨日ナカンダ浜遺跡で紹介したごく初期の土器製塩の頃からはじまって、
入浜式塩田になり、
香川県は全国の塩の3分の1を生産するほどになりました。
昭和30年代になると流下式塩田が導入されました。
でも、この画期的な塩田もわずか15年で終わりを迎え、
代わってイオン交換膜を用いてかん水をとる現代の方法が開発されました。
その後製塩技術の発達とひきかえに広大な塩田はしだいに工業用地や住宅に姿を変えていきました。
(塩業資料館・坂出市HPより)
https://www.city.sakaide.lg.jp/soshiki/bunkashinkou/engyou.html
私が子どもの頃見ていた、はるか向こうまでずっと続いていた塩田跡地・・・
坂出から隣町の宇多津(うたづ)にかけてのその広大な跡地は、しばらく何もない湿地のような状態だったんですが、
そこが埋め立てられ、番の州工業団地が出来、瀬戸大橋が架けられ、瀬戸大橋記念公園などが整備されました。
宇多津もまた埋立てで、新しい大きな街に生まれ変わりました。
今、宇多津町には”うたづ臨海公園”ができ、入浜式塩田が復元されています。

約900m2の塩田と茅ぶき屋根の釜屋で、塩づくり体験ができるみたいです。
またすぐ隣の”うたづ海ホタル”という建物では、多彩な展示や最新映像で、
塩づくりの道具や宇多津町の歴史を紹介しているようです。
瀬戸大橋記念館から車で15分くらいで行ける場所にあるので、
もし興味のある方は覗いてみてはいかがでしょうか?
以前の朝ドラ「まれ」で揚げ浜塩田での塩づくりが出て来て、今も伝統の製塩法で作られているようですが、
ここ宇多津でも入浜式で作った塩が、今また売り出されているようです。
”宇多津 入浜式の塩” 200g 販売価格: 520円(税込)
※宇多津町のシンボルでもあった入浜式塩田を復元し、
瀬戸内海の海水を使い風や太陽の恵による昔ながらの製法で作られたお塩です。
海水に含まれるカルシウムが入っており、まるみとコクのある風味になっております。
http://town.utazu.kagawa.jp/town/shio/shio-2/
他にも塩キャラメルや塩アメなども作っており、うたづ海ホタルや、瀬戸大橋記念館など
県内のいろいろな所で販売されています。
http://www.uplaza-utazu.jp/umihotaru/tokusanhin/
綺麗な海、遠浅の瀬戸内海・・・そして、晴れの多い香川県の気候が生んだ塩作り、
今また脚光を浴びるようになってくれるのは、とても嬉しい事です。
かわいひろゆきさんの作品『ハレの日、金時への道』というのがありました。

地元の親子と畑で金時人参を栽培し、ピクルスを制作。
会場でピクルスを並べて山の畑を再現するという作品なんですが、
この白いのは、雪じゃなく塩

なぜこんなに大量の塩を使ったかというと、塩が坂出の特産品だからなんですね~
会場となった旧沙弥小・中学校の教室一面に大量の塩が雪のように敷かれ、
坂出特産の金時ニンジンを酢漬けにした瓶が多数並んでいたみたいです。
坂出と言えば、塩の産地として有名で、
昨日ナカンダ浜遺跡で紹介したごく初期の土器製塩の頃からはじまって、
入浜式塩田になり、
香川県は全国の塩の3分の1を生産するほどになりました。
昭和30年代になると流下式塩田が導入されました。
でも、この画期的な塩田もわずか15年で終わりを迎え、
代わってイオン交換膜を用いてかん水をとる現代の方法が開発されました。
その後製塩技術の発達とひきかえに広大な塩田はしだいに工業用地や住宅に姿を変えていきました。
(塩業資料館・坂出市HPより)
https://www.city.sakaide.lg.jp/soshiki/bunkashinkou/engyou.html
私が子どもの頃見ていた、はるか向こうまでずっと続いていた塩田跡地・・・
坂出から隣町の宇多津(うたづ)にかけてのその広大な跡地は、しばらく何もない湿地のような状態だったんですが、
そこが埋め立てられ、番の州工業団地が出来、瀬戸大橋が架けられ、瀬戸大橋記念公園などが整備されました。
宇多津もまた埋立てで、新しい大きな街に生まれ変わりました。
今、宇多津町には”うたづ臨海公園”ができ、入浜式塩田が復元されています。

約900m2の塩田と茅ぶき屋根の釜屋で、塩づくり体験ができるみたいです。
またすぐ隣の”うたづ海ホタル”という建物では、多彩な展示や最新映像で、
塩づくりの道具や宇多津町の歴史を紹介しているようです。
瀬戸大橋記念館から車で15分くらいで行ける場所にあるので、
もし興味のある方は覗いてみてはいかがでしょうか?
以前の朝ドラ「まれ」で揚げ浜塩田での塩づくりが出て来て、今も伝統の製塩法で作られているようですが、
ここ宇多津でも入浜式で作った塩が、今また売り出されているようです。

※宇多津町のシンボルでもあった入浜式塩田を復元し、
瀬戸内海の海水を使い風や太陽の恵による昔ながらの製法で作られたお塩です。
海水に含まれるカルシウムが入っており、まるみとコクのある風味になっております。
http://town.utazu.kagawa.jp/town/shio/shio-2/
他にも塩キャラメルや塩アメなども作っており、うたづ海ホタルや、瀬戸大橋記念館など
県内のいろいろな所で販売されています。
http://www.uplaza-utazu.jp/umihotaru/tokusanhin/
綺麗な海、遠浅の瀬戸内海・・・そして、晴れの多い香川県の気候が生んだ塩作り、
今また脚光を浴びるようになってくれるのは、とても嬉しい事です。