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オルセー美術館展に行ってみて

2014-09-17 22:01:58 | 日記
9月14日、3連休の中日にオルセー美術館展に行ってきました。



黒川紀章さんの設計の国立新美術館を見るのも楽しみの一つでした。
あまりに大きくて、建物の全容を見ることはできませんでしたが、
見たことのない美しい曲線を描く美術館にまずうっとり。(´ー`*)。・:*:・☆
やっと来れたんだと、感慨深かったです。
 

中は想像以上に混んでいてびっくり。人の通らない瞬間はありません。


やっぱり休日は多いみたいです。

展示室はもっと混んでいて、有名な絵の前は凄い人だかり。
こんなに混んでいる美術館は初めて
なんとかじっーと待って絵の前に進み、目の前で鑑賞しました。
ちょっと離れて鑑賞もしたかったんですが、それは今回無理でした。
息子が行った平日はそんなに混んでなかったようなので、平日なら可能かもですね。(^_-)-☆


※ここから先は、私のオルセー展を見ての感想なんですが、
もしこれから行かれる方はネタばれになるので、行かれた後に読んでいただいた方がいいかもです。



一番感動したのが、何といってもマネの『笛を吹く少年』
あまりの迫力に圧倒されました。

印刷やネット上で見た印象と全然違うのに、とにかく驚きました。
すごく大きな絵で、パキっとしたメリハリのある色遣いがとても美しく、
少年の絵は輝いていました。
今の時代に見ても新しい絵画だな~という印象で、
当時多くの画家たちに影響を与えたというのがうなずけます。
本当に、いつまでも見ていたいと心から思える絵でした。
もしもう一度行けるなら、また見たいです。無理でしょうけどね~。(笑)



モネの『草上の昼食』も、とても大きな絵ですが、
敷物の白が光のさしている感じをとても表わしていて、印象派という感じ




モネの『かささぎ』も見たかった1枚ですが、
光を反射して輝く雪の感じがよく出ていて、さすが光を捉えるのが上手なモネだな~と感心しました。


光と言えば、カイユボットの『床に鉋をかける人々』の
窓の手すりから床に差し込む光もうまいな~~と。



それから、見たかったドガの踊り子、
セピア色の『バレエの舞台稽古』という作品で見られました。 v(*'-^*)b
 (画像:PHOTOHITさんより。これ以外は、パンフレットやお土産を撮影)
繊細な線で描かれたチュチュが想像通り綺麗で、やっと見れたと感動~。


綺麗と言えば、印象派じゃないですが、カバネルの『ヴィーナスの誕生』
ナポレオン3世が買い上げたということですが、文句なしに綺麗でした。


ドガの『競走馬、1台の馬車とアマチュア騎士たち』


解説の通り、馬車や人を右側に集めたことで、走ってくる馬の勢いが感じられ、
構図による効果を実感できた作品でした。


マネの最晩年の作品『ロシュフォールの逃亡』は、切ない心情が絵全体に溢れていて、
心にぐっとくる作品でした。
 ←実物の色とちょっと違います。


他にもミレーの『晩鐘』とか、セザンヌの『スープ入れのある静物』とか
モネの『サン=ラザール駅』など、有名な絵画がたくさんありました。
感動する作品は人それぞれなので、もし行かれた方は、私とまた違う感想をお持ちのことと思います。


展示室を出ると、お土産売り場があり、
マネの『笛を吹く少年』を連れて帰りたい衝動に駆られた私は、
ポストカードなどを探しましたが、ちょっと違う印象で、
マグネットと大きな絵で近いものがありましたが、迷って買わなかったのがちょっと心残りです。
もう行けない時は、迷ったら買えですかね。(^^ゞ
でも、『笛を吹く少年』の絵は心に深く刻みましたので、
いつでもあの光景と感動は思い出す事が出来る気がします。(o^-^o)

結局私が買ったのは、円熟期のマネが描いた『ガラスの花瓶の花』

キャンパス地なので、本物にかなり近くて、
ガラスの花瓶の透明感、キラキラ感も出ていて、かなりお気に入りです。
これなら長く部屋に飾れそうです。(*^.^*)エヘッ

そして、ルノワールの『イギリス種のナシの木』のクリアファイル。

広げると一枚の絵になるんですが、実物よりいい感じ?
と思えるほど優しい色遣いがとっても気に行っています。
小さめなので、旅行に丁度いいかな~?


ロビーに出ると、さっきより人が増えて人数制限のために行列が出来ていました。
すっと展示室に入れたのはラッキーだったのかな?と一緒に行った娘と顔を見合わせました。


香川に住んでいると、旅費の事も考えるとなかなか東京へは行けないので、
丁度行く機会に恵まれたこと、感動する絵に出会えたことに、
今は感謝の気持ちでいっぱいです。


オルセー美術館展は10月20日まで、あと1カ月あります。
もし、どうしようと迷っている方には、お勧めしたいです。
きっと感動する一枚に出会えると思います。(*^.^*)

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オルセー美術館展に向けて

2014-09-08 19:14:21 | 雑学
今日は久しぶりにとってもいい天気
こんなに空気がカラッとして爽やかなのは本当に久しぶりです。
丁度、今日は中秋の名月とか。
このところちょっと晴れたと思っても、夕方には雨が降り出す不安定な天気が続いて、
いつからか満天の星空やお月様を見る事が出来なかったんですが、
今夜はひょっとして期待できるかな?

さて、長雨の影響もあって、いろんな予定が半月単位でずれ込んだんですが、
大きな行事が月末になってくれたので、なんとか間に合いそうです。
でもそれまで、まだもうしばらく落ち着かない日々になりそうです。

そんな中ですが、来週の14・15日の連休、東京へ行くことになりまして、
念願の『オルセー美術館展』を見に行ってこようと思います。(*^^)v
故宮展も行きたかったんですが、最終日の15日は用事があって、
14日はお昼頃東京に着くので、半日で2つの美術館はゆっくり見られないので、
今回はオルセーだけゆっくり楽しむことに。(*^.^*)エヘッ
故宮博物院の展示は台北で見た事があるし、また台湾へ行ったときに見れますしね。


という事で、只今、東京とオルセー展に向けて準備中で、
昨日、印象派についてもうちょっと知っておきたいなと思いまして、
『Pen Books 印象派』という本を買ってきました。(*^^)v

読んでみてびっくり!
印象派・・・思っていた以上に奥が深いです。

印象派とは、19世紀の芸術家達による新し表現を求めた動きなんですが、
彼らは”いま”という同時代の美しさを描写することを目指したんですね。
それまでの絵画や彫刻は、宗教や神話を題材としたものや貴族の注文で描いた肖像画が主だったんですが、
同時代の風物を題材に選ぶこと・・・それを実現したのがマネ。
そして、モネ・ルノワールらも新しい絵画への衝動を膨らませます。


マネは”印象派の父”と言われますが、近代化するパリを見事に捉えたと言われています。

マネが推し進めた「近代化」のひとつは、平面性を追求した事で、
影のない『笛を吹く少年』や遠近感のない切り絵のような『フォリー=ベルジェールのバー』を描いています。
日本の浮世絵に出会い、それまで当然とされていた遠近法を捨て、刺激的で力強い色彩の対比によって
画面に人物を際立たせ、絵に独特の力強さを与えようとしました。
デザイン画・抽象画に近い『笛を吹く少年』には、それが一番表われているそうです。
発表当時は批評家に批判されたようですけどね。

マネは当時印象派展に参加することはありませんでしたが、若い芸術家たちに大きな影響を与え、
マネの始めた絵画の純粋化は、のちに抽象芸術となって花開くそうです。
また、明るい色調が多い印象派なんですが、マネは黒を多用しているんですよね。
そんな絵を何枚か見ましたが、黒ってこんなに魅力的に描けるんだと、新しい発見です。
一足先にオルセー展を見に行った息子が一番良かったと言っていたのが、『笛を吹く少年』なので、
私もちょっとワクワク。o(^o^)o


刻々と変わる光を描きとめたことでは第一人者のモネは、”印象派の兄”と呼ばれます。

モネは第1回印象派展の発起人で、モネの『印象、日の出』が印象派という呼称を生んだと言われています。
マネが今の風俗を描いて話題になっていたので、モネも家族や友人、日常の風景などを描くようになったようです。
「戸外制作」「筆触分割」という新しい制作方法を採用し、印象派の絵画を特徴づけ、仲間を牽引します。
(※筆触分割・・・色を混ぜずに粗いタッチで描き、視覚的効果で混色を認識させる制作方法)
モネにとって、対象は光が当たり色彩を放つもので、表面の視覚的現象にすぎない。
画家はその印象をを捉え、視覚的インパクトを再現するとしていたので、つねに戸外で制作しました。
モネの作品には、『睡蓮』など同じ題材を色調やアングルを変えて何枚も書いたシリーズがたくさんありますが、
同じ風景でも同じ瞬間は二度とないと証明するかのように、光と色彩と時間の関係を探究しました。
モネで驚いたのは、
あの有名な『睡蓮』、睡蓮の咲いている池に行って写生したのかと思っていたんですが、
水に映える光を描くため、自ら画題となる池と睡蓮をしつらえたんだとか。
自分の住まいの庭に池を造り、太鼓橋をかけ、柳や竹、
日本から取り寄せた菖蒲や芍薬を植えて日本庭園を造ったというのには、本当にびっくり!
(美術好きの、特に『睡蓮』大好きな息子によると、結構有名な話なんだそうですね~。
マネやモネ、ゴッホらは当時浮世絵など日本の美術の影響を受け、日本への憧れがあったみたいですが、
それにしても驚きですね。
『睡蓮』、今回見れるのかな?
色合いが綺麗なので好きな『サン・ラザール駅』は
今回のオルセー展で見られるので、とっても嬉しいです。(*^.^*)


ルノワールは、一人の画家人生の中でも、印象派だった時期とそうでない時期があり、
何枚かの絵を通してその違いを見るのはとっても興味深いです。
「絵画は愛らしく、喜びに満ちていて、きれいでなければならない」とルノワールは言ったそうですが、
そんな彼の作品はどれも大好きなので、実際に見るのがすごく楽しみです。


ドガは、当時全8回の印象派展のうち7回参加していますが、
モネのように筆触分割によって光の効果を描く印象主義を取り入れようとはしなかったそうです。
自分は画力によって時代の雰囲気を捉えてみせるという自負を抱いていたそうです。
ドガは踊り子や馬など動きのある対象の中にひそむ美を見出し、徹底的に観察して描きました。
また、当時画家が目を向けなかった庶民の暮らしに注目、そこに息づく暮らしと生き様も描こうとしました。
更に彼の革新性は、浮世絵の影響を受け、画面の端にあえて人物の一部分だけを見せるなど、
斬新な画面構成にもあります。『アプサント』はそんな一枚。・・・そう思って見るとなるほどです。
(日本の浮世絵がここまで西洋の絵画に影響を与えているとは・・・うすうす聞いてはいましたが驚きました。)
私はドガの描く踊り子の絵が大好きで、今回楽しみにしているんですが、あるかな?
『競馬場、1台の馬車とアマチュア騎手たち』は見れるようです。
http://orsay2014.jp/smartphone/highlight.html ←ここで今回のオルセー展で見れる作品の一部が分ります。


セザンヌ(後期印象派)の絵は印象派のような明るさがありますが、終生「永遠性」を求めていて、
古典に学び、構図の安定を重視し、色彩の調和に注意を払っていたとされます。
印象派の画家達は、一瞬の光の輝き、色彩の印象、イメージを再現しようとしましたが、
セザンヌはあくまでも現実の形を平面上に再現することにこだわったんですね。
『リンゴとオレンジ』は現実にはありえない構図で、
たとえば、器の横から描いているのに、器の底が見えていたりと・・・。
(これってキュビスムのピカソに受け継がれていくんだな~と、しみじみ。)
そして、果物も、陰影ではなく色彩を微妙に重ね合わせることよって形態を出そうとしているとか。
セザンヌの作品、何が見られるのかな?楽しみです。


こうして見てくると、同じ印象派と言っても、それぞれ個性があって一緒じゃないんですね。
仲間として、師弟として多彩な交流関係を結んでいて、
互いに触発されながらも、独自の芸術を編み出して行ったようです。
 

至高の名画と言われる
「パリ・オルセー美術館」を代表する至高の名画84点が見られる今回の展覧会、
今から益々楽しみになってきました。(●^o^●)



※息子が貸してくれた『すぐわかる 画家別 西洋絵画の見かた』(東京美術)も参考にさせてもらいました。




追記:中秋の名月、今見る事が出来ました。
本当に久しぶりのお月様が中秋の名月とは、感慨深いものがあります。(´ー`*)。・:*:・ポワァァン
今夜は月の明るさで星々が全然見えませんが、
「今夜は僕達遠慮していようね」と話してる星達の声が聞こえるようです。(o^-^o)
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