囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

3月11日を迎えて

2014-03-12 10:23:44 | さよなら!原発
東日本大震災から3年目を迎えました。
死者 15,884人、行方不明 2,633人、震災関連死 2,993人 避難者 267,419人 などの数字が新聞紙上に載っていました。

一向に復興しない被災地、制御不能で海に垂れ流している放射線汚染水の記事がある一方で、こんな記事もありました。



「フクシマ忘れ政財界”再稼働”大合唱中」との記事です。
世論調査では、震災復興「進まず」 77% 「原発ゼロ」 69% の民意を無視しての安倍政権の暴走です。

自然災害に加えての、福島の原発事故はさらに酷いと思います。私は、3月11日に原発について考えたいと思い、1冊の本を読みました。

反原発で運動をしている小出裕章さんの「100年後の人々へ」と言う文庫本です。



生い立ちなども含めて小出さんがなぜ原発に関わるようになったのか、これから何をすべきなのかを平易な文章で語っています。

そして、帯にも書いてありますように、もし「生まれ変わったら、生涯を廃炉技術に捧げてい」と言っています。「原子力の平和利用」という甘い言葉に惑わされた一科学者の痛恨の反省から出た結論のようです。

本の中で、小出さんは、今や「原子力村」などと言うものではなく、「原子力マフィア」が日本を牛耳っている とも言っています。その結果が、民意を無視しての「政財界の原発再稼働の大合唱」です。

平易な文章ですので、私はこの本を短時間で読んでしまいました。そして原発問題を考える上でいろいろの示唆を学びました。関心をお持ちの方にはご一読を勧めます。

夜は、宮寺アコーディオンサークルの例会でした。
全員で、被災され亡くなられた方々に黙とうを捧げました。



そして、一日も早い復興を願いつつ、新沼謙治さん作詞・作曲の「ふるさとは今もかわらず」の練習をしました。

震災の教訓まともに受け止めて原発やめてふるさと再生

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