母親の葬儀がすみ、納骨までに位牌の準備をしなければなりません。そこで、前2回お世話になった近所の仏具屋さんに行き、お位牌を頼みました。
これがお寺さんから授かった戒名です。
両親は生前に戒名をもらい、墓石に刻んでありました。母親の戒名は「赤字」のままです。この「赤字」を「黒字」?にするようです。
仏具屋さんで、「小さな仏壇なので、段々位牌が増えるとどう並べたらよいのかわからない」とボヤ来ました。仏壇には、既に父親と弟の位牌があり、母親が加わると三つになるからです。仏具屋さんは、「それならメオト位牌にしたらいかがですか」と言いました。メオト位牌のことを初めて知りました。一つの位牌に、夫婦二人の戒名を書くそうです。仏具屋さんは「夫婦仲は良かったのですか?中には嫌がる方もおいでになりますから・・・」と付け加えました。確かに、同じ墓に入ることを嫌がる人もいる と聞いたことがあります。
生前、夫婦仲がよく、戒名を生前に墓石に刻んでおいたくらいですから、「両親には異存ない」と勝手に解釈して、メオト位牌を頼みました。
納骨の日には、メオト位牌をお寺さんに持参して魂を入れてもらいます。同じく父親の位牌も持参して、魂を抜いてもい、処分してもらいます。これにはお寺さんに「お焚きあげ料」を払うようになります。新しい位牌に連名の戒名を彫り、併せてお焚きあげもするとお寺さんへの費用は多くなりますが、やむを得ません。連名の位牌で、永遠に仲良しでいられるのですから・・・。
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