私の住む埼玉県・所沢市では今年、「所沢まちづくり条例」が制定され、来年4月から施行されます。
公民館活動を行政(所沢市)の判断で規制できるようにするものです。
公民館では「政治的活動」を理由に行政が使用を拒否できるようになります。
地方自治とは首長の自治ではなく住民こそが主人公の自治であるはずです。これに反する条例です。
報道によれば、埼玉県行田市では市有地の駐車場にコーヒー店を誘致する市の計画に、市民が市議会に向けて反対の署名を提出しました。これに対し、市の職員が署名発起人などに対して「署名の撤回」を求めるよう説得して廻っていると言います。
お隣の清瀬市では、市民の声を無視して市立図書館を閉鎖しようとしています。
為政者を縛るための憲法を、政府が国民を縛るものに改悪する考え方と同じです。
私は、地方自治とは首長の自治ではなく、住民こそが主役の自治であるべきです。その実現に私も心を尽くします。