囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

病院食は出たけれど・・・?

2019-06-12 22:08:02 | 日記

肺炎で入院した99歳の私の母親、一時重篤な時もありましたが、主治医やスタッフのみなさんの努力で何とか乗り越えました。

大型連休中の緊急入院ですから、以来、1か月以上が過ぎました。家族としては気持ちの重い毎日でした。

でも、何とか回復に向かっています。

酸素の投与もなくなりました。

データもそれなりに落ち着いているようです。

でも、面会に行っても眠っているときが多くなりました。

私が面会に行った時も眠っていました。話しかけても目を覚ますこともありませんでした。夕方、娘が行った時も同じような状態で会話もなかったそうです。

でも、今日から病院食が出たそうです。

看護師さんは、「どんだけ口にするかわかりませんが、今日から食事も出ることになりました」と説明したそうです。食事がキチンととれれば点滴もなくなります。

病院からは、入院理由の「肺炎」は奇跡的に治りました。後は嚥下が出来るようにすることです。と言っています。そろそろ退院の時期のようです。

でも、嚥下が出来ないと今まで入所していた「特養ホーム」に帰ることができません。嚥下が出来ない人は受け入れてもらえないからです。特養の猶予期間は「3か月」ですが、既に入院で1か月が過ぎています。嚥下のリハビリを受けても、以前のように食べられるようになるか心配です。

もう一つが、眠っている時間が長いことです。ベットから降りることもなく、起きていても天井を見ているだけですので、話すことが少しおかしくなり始めました。

体調が良くなったのは喜ばしいことですが、その後のことを考えるとまだまだ先の長い話になりそうです。

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改めて考えてみた「天安門事件」

2019-06-12 18:31:26 | 囲碁きちのつぶやき

録画しておいたNHK特集「天安門事件」を見ました。

30年前の天安門事件を時系列で追いながら当時を知る人たちの証言を交えての報道でした。

学生や若者の言論の自由と民主化を求める非暴力の運動を、体制の危機を感じた中国共産党指導部が「動乱」と決めつけてから様相が一転したと言います。

保守派と言われた李鵬首相に加えて、鄧小平がこれに与したそうです。

学生たちの運動に共鳴した労働者も加わり運動は日に日に広がり、天安門広場を、100万人が埋めたそうです。

これに対して、鄧小平は、「戒厳令」を発して、人民解放軍を出動させました。

戦車や重装備の兵隊を動員して天安門広場にいた無防備の「中国人民」を襲ったのです。

人民解放軍が中国人民を武力で制圧する前代未聞のことが起きました。

この映像を見て私はいろいろのことを考えさせられました。

中国では「造反有理」と言うことがよく言われます。学生たちが求めていた言論の自由や民主化に、理由があったからです。それを考えずに体制を転覆させようと決めつけた最高指導部が、守ろうとしたものは一体何だったんだろう?

私には最高指導部が守ろうとしたのは「社会主義体制でなく、一党支配で築いてきた共産党の権益」のように思えます。

蔓延する汚職、拝金主義、とてつもない富裕層とその真逆の貧困、農村部の衰退、少数民族への抑圧などなど、およそ社会主義と縁もゆかりもないはずのものが横行しています。正に、ソ連が崩壊する前の状況に似ています。

その中国がアメリカを「覇権主義」と非難したと報道していました。私に言わせれば、アメリカも中国も「覇権主義」そのものです。

香港での政情が報道されています。中国の覇権主義の延長戦上で起きている問題のように思えます。

今、世界中が混乱の最中にあります。そんな世界の動きを見るにつけ、日本の平和憲法の主旨が生かせればなーと思っています。

これが私の独り言です。

 

 

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