囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

勉強とお花見と

2012-04-08 16:36:51 | アコーデイオン
今日は絶好のお花見日和でした。地元の共産党後援会の人たち15人で、勉強とお花見を兼ねて東村山市の全生園に行きました。

最初に国立ハンセン病資料館に行きました。9時半の開場と同時に入場し、係の方の説明を受けながら資料館を見学しました。「ライ病」と言われ、終生隔離され、差別されてきた患者のみなさんの労苦を展示を見ながら勉強しました。第2次世界大戦の日本の敗戦、新憲法のもと、患者の方々の人権を求める運動も生まれた。「ライ病が、ライ菌に感染することで起こる病気である」事を突きとめたノルウェーの医師ハンセンの名をとって「ハンセン病」と言われるようになりました。特効薬の開発もあり、不治の病が可治の病となりました。しかし患者に対する差別や偏見が続きました。患者団体は、民主団体の支援も受けながら長く、辛い運動をすすめてきました。
ハンセン病に対する基本法の制定や国家賠償などが実現したのは2000年代になってからです。



これらの経過を展示や係の方の説明を受けながら勉強しました。92歳の母親もカートを押して1時間半、館内を見学しました。その向学心には親ながら敬服しました。

ハンセン病の療養所でもる全生園は、桜の名所でもあります。



見学後、満開の桜の下で、お花見をしました。近隣の方々も沢山来ていて、とても賑やかでした。



持ち寄りの手料理を食べたながら楽しく交流しました。私の下手なアコ伴奏で、「北国の春」「ああ人生に涙あり」「若者たち」「ゆりかごのうた」などを歌いました。お花見に来ていた小学生の女の子がアコーディオンに興味を持ち、鍵盤に触りたがりました。ピアノを習っているというので鍵盤だけを触らせると、「ちょうちょ」「ぞうさん」などをとても上手に弾きました。この子が将来、アコに挑戦してくれるといいなと思いました。

好天に恵めれた、勉強とお花見の有意義な一日でした。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする