大工の学校 

築き人(きづきびと)を志す、職業能力開発校の徒然日記
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仕口 臍(ほぞ)とほぞ穴

2008年04月15日 | 継手・仕口
            

さてさて、仕口その一 【ほぞとほぞ穴】です。

横になっているのが、土台で、縦が柱を仮定してます。

機械で掘ることが殆どなので、片側だけで済むために
ほぞ穴を80mm程度で止めて貫通させない納まり(つん込み)もありますが、湿気が溜まり痛みやすいという人もいますね。

手で掘る場合は、両側から掘ぎ通しの方が早いですよね。
最初だから、20分で掘れたら合格としましょうか?



お勧めは、横から込栓を叩き込めば耐引き抜き強度が増し、金物も不要になります。


スケッチアップでこの3Dモデルをダウンロードできます(上のカッコの中をクリック)のでグリグリ動かして、いち早く納めてみましょう、是非お試しあれ~


ちなみに展開図をJW-CADで描いてみました。




そして、刻みの様子を後日アップしま~す。


つづく


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (岡本秀信)
2009-10-06 12:35:58
ありの仕口やいろんなきざみの仕口教えてください
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あっちゃんへ (TOM-P)
2008-04-16 17:22:09
なるほどなるほど、「きやすめ」ね~

そこに真実があるような気がします。
行間を読むことや、空気を読むことなど
気持ちの問題というか、余裕がない世の中ですもんね。


僕もその奥義を身につけないといけませんね。

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Unknown (あっちゃん)
2008-04-16 02:49:51
自分は、刻む時は、通し柱だけ基礎までホソを抜きますね~

やっぱ、木口が一番上からの力に強いと思い少しでも木口での力受けを考えての事なんですけどね~

後、材の背が大きい時にも抜きますね

少しでも材のネジレを止めたいとの考えでしていますね~

いくら乾燥材と言えどもネジレは長い年月で考えれば付きまといますからね~

「きやすめ」(自分の気分の問題)かもしれませんが、やっていますね。

指導員時代も訓練生対して、この「きやすめ」を教えていました。

釘を普通は1本で良い所を2本・3本打つ・・・

それが、大工の職人の心域の一つだと言ってですけどね~

そして、最後に、それが究極奥義、「きやすめ」と言うってな感じで・・・・・
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