シノギを削る

さてさて、今日は午前中は製図、午後からはカンナ研ぎにがんばりました。
（といっても、僕は製図担当ではないのと、事務仕事があって実習場にいませんでしたが・・・）
　みんな、足を痛がりながらがんばってます。（昨日の体育が原因か？）

かんなの研ぎは、刃の斜めになった面を「しのぎ面」というのですが、しのぎ面の平面を崩さずに研ぐことが最も大切です、刃先は荒仕工かんなは少し山なりにし、仕上げカンナになるにつれ、平らに研ぐという、微妙な力加減もなかなか教えることは出来ません。自分でつかまないとさっぱり理解できない感覚です。（ちょっとマニアックですが）
　
　口や文字では簡単でもなかなかうまくいきません、刃先の両端がピンと立ってしまうとアウトです、普通に研ぐとそうなってしまいます。
ノミはそのように研ぐのが理想ですが、意識しないとノミは山なりになってしまい、カンナは逆になってしまいます。
　
ほっといても、理想の形にならないのが、不思議ですね。ちゃんと正しい姿勢で無心になった上で刃先に集中することが大事なのです。
　まだまだ、修行が始まったばかりなので、がんばって「シノギを削りましょう～」