大工の学校 

築き人(きづきびと)を志す、職業能力開発校の徒然日記
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屋根仕舞い

2007年01月25日 | 大工の学校生活
 さてさて、模擬家屋ですが、順調に屋根仕舞いが進んでおります。
写真を撮ってるのでごらんあれ~




三引きが入って、小屋束が納まりました。



棟木が納まりました。



こちら側は隅木が入ります。



模型で言うとこの角度かな?



隅木もキチンと納まりました。



配付垂木もこのとおり!



台持ち継ぎアップ!



ただ今垂木を納めています。



垂木の上端を立水で切って~



ドーマー部分は女性軍担当?



鼻隠しのコーナーは、上端留めが長玄、向こう留めは平の中勾です。



留めを確認して~



出来上がり~

来週からは柱の刻みだ~ おしまい









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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (あっちゃん)
2007-01-25 22:05:49
おぉ~お見事、アッパレ!!

長玄に平の中勾、懐かしいですね~

現場では、いつも、木の目返し方を使っているんですよね~

全ての勾配の寸法を覚えきれなくて・・・・・
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Unknown (DAIKU-DNA)
2007-01-26 10:41:32
お疲れさまです。
大工学校の生徒さん、結構やりますね。
ウチの大工も顔負けですよ(苦笑

そうそう。
雲筋交いですが、入れ方がウチと同じですね。
嬉しいです。
以前、設計士に雲筋交いの入れ方は垂木方向(梁間方向)に入れるもんだ!と叱られた事があります。
結構、垂木方向(梁間方向)に入れる大工さん達も居られるみたいですが、やっぱり桁行き方向ですよね!?
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あっちゃんへ (TOM-P)
2007-01-26 11:00:43
おつかれさまです。

へぇ~木の目返しって言うのですか?僕は木の身返しと呼んでるけど、いづれにせよ、大工の魔法ですよね~規矩術は。

知れば知るほど奥が深いですよね~
 
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DAIKU-DNAさんへ (TOM-P)
2007-01-26 11:15:33
 おつかれさまです。
設計士さんは多分、小屋組みをやったことが無いのでしょう。(あったらゴメンナサイ)

僕が思うには小屋(雲)筋交いには壁筋交いの役目のように地震や加重に対して家を支える役目は少ないと思います。

それよりも、小屋束の立ち(垂直度)を直すためにするのだと思います。

先ず長手方向(桁行き)の束の立ちを見て、その後 張間方向の立ちを直して貫板で固定します。

そもそも、壁筋交いと同様の役割を担うのであれば、圧縮に対する厚みもいるでしょうし、家が建ってしまえば、張間方向にはあれだけ 垂木が入っているわけですし・・・

構造模型を作ってみると説明が出来ると思いますよ~

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