中野・ワールド会館をぶらつく（東京メトロ東西線・中野駅）

先日、外出ついでに「中野の九龍城」と一部で話題（らしい）中野駅近くにある「ワールド会館」に立ち寄ってみた。
（中野駅から歩いて5分ほど、中野ブロードウェイの東側の路地を入ると忽然と姿を現す）

　（関連記事）中野ブロードウェイ「かりあげクン35周年　記念原画展」へ
　http://tokyo-burari.blog.jp/archives/3049237.html
　お名前.com



「ワールド会館」の看板の他に「スナック」「カラオケバー」などの看板が雑多に並び、猥雑な感じが確かに九龍城っぽい。
（「WORLD KAIKAN」と英字でも書かれてるが、このテナントの並びだと「KAIKAN」ってそっち系？とあらぬ想像をしてしまいそうにもなる）

中に入ると、外から見える茶色の格子状の線の通りに階段が入り組んだ構造となっていて、無骨な階段と赤絨毯の敷かれた店先の階段が混在していたりとカオスな雰囲気が漂う。


上の階へ上ると、片側の区画は木の柵や有刺鉄線で仕切られていて、迷路っぽい感じ。
階段の元々の飾りの着いた手すりと混ざるといよいよカオス感が増す。


外側に面した階段も落下防止のためか柵が張り巡らされている。
付近の建物が昔ながらのたたずまいで、都心の駅近くとは思えない雰囲気。


階段の他に古いエレベーターがあるが、ランプは灯っておらず動作するかは不明。
（最上階のドアはまたも柵で閉ざされていて、開かずの間のような物々しささえ感じる）


さらに、別の階では▼ボタンが曲がっていたりと場末感満点だった。


そんな古めかしいビルの内装と対照的に、１階にあるアニソンカフェバーの目新しい萌え絵柄看板が印象的だった。
（昼間だったのでまだ開いておらず…開いてても入る勇気はないが）

いろいろヤバげな雰囲気を楽しめるので、中野ブロードウェイの見物ついでにちょっと歩いて見るのも面白いかと思う。