戦 評 対 産能大 戦 東経G KO:200 安部泰人
公式戦2試合目であるが、小生としては始めてのゲーム観戦となった。今年のチーム力を推し量る上で重要であると私なりに考えて試合内容の分析に専念してみることに勤めた。
なぜかと云えば、日頃、指導をしているわけではないので評論的な見方になって実質を伴わないことになりかねないので、この戦評も遠う巻きに表現して書くように勤めたが、少し辛口なことになるかと思う。しかし、これからのゲームに生かしてほしいという願いからであることをはじめに断っておきたい。したがって、先輩諸氏には、ゲームの全体像が見えてこないかと思うが、お許し願いたい。
結論から先にいえば、100点ゲームであったがゲーム内容にしてはなっていない。つまり、昨日のゲームであれば150点取ってもおかしくないゲームであったはずである。それが100点で終わったということは、まだまだ詰めが甘いといわざるを得ない。
①. キック・オフ
点を入れれば、キック・オフを受ける回数が多くなる。次の対戦チームのことを考えて、誰がキャッチしたときは、どのように展開する、という試みを一回もしていない。何時も同じパターンでボール処理をしている。
キック・オフというのは、これからゲームを開始して勝つぞ、といき込んでいるときである。その後のゲーム展開に大きく影響してくるので、しっかりとプレーしなければならない。それだけに重要である。
②. スクラム
相手人数が少ないので、押す必要はない。しかし、ダメージを与えるためのジャブは必要である。したがって、組んでからボールインに合わせて強力なワンプッシュを常に与えておく。そのことによって相手はスクラムを組むのも嫌になる。それくらいダメージを与えておくと後が楽くになるのである。相手に合わせて高いスクラムであった。
③. モールのドライビング
あれほどのモールの数を組みながら、満足のいくモールは後半のテニスコート側のコーナーのモールの一回だけだった。あの組み方、スピードどれも良かった。後はモールにメリハリがない。つまりリードするプレャーがいないということである。ハーフがもっと大きな声を出すとか、また誰かがリード(声)しないと、あの埃の中ではボールがよく見えないということもあるので、このモールのドライビングは戦術的にも大きな戦力になるので再度の確認を願いたい。
④. ライン・アウト
1番目に投入したのがことごとく失策となった。話にならない。前半の20分すぎに見せた22mライン付近からのラインアウトで、そこからの展開、ショートパスをつないだプレーは最も期待するプレーである。あのプレーを多用すれば強力なチームプレーにつながっていくものである。ビデオを見てしっかりと頭に入れてほしい。
⑤. ライン攻撃
ライン攻撃はゲームの勝敗を分ける大きなファクターであることは承知していることであると思うが、もしそのことが判っているのであれば、その意思に添ったプレーがあるはずであると思うが、見られない。この相手チームであれば、どんなことでも試してみることが出来るはずであると思うが、同一パターンのゲーム展開であったことが惜しまれてならない。力があるのに安易な方法しか取らないのはどうしってか。もちろんチームとしてのゲームの流れや疲れなどを考慮しても何かの戦法を試みることがあっても良かったのではないかと思う。残念!
⑥. チームの流れ
メリハリ:全体にメリハリがなく、時間の経過に添ってゲーム展開をしている。つまり、ゲーム全体の時間の経過とグラウンドの地域・領域によって、ここではどのような戦術戦法で行くという決め手が全く見られなかった。攻撃パターンが視られない。
円陣を組む:ただ一回あったのは、後半の20分すぎのロスタイム時に、円陣を組んで話し合った。このようなことがもっと頻繁にあってほしい。これは、あらゆることに必要なことで、時間を見つけては円陣を組んでプレーの確認をすると言ったことが、最も大切なことである。今後は是非行ってほしい。
声を聞く:ゲーム中にいろんなことをいっている。その一つひとつを聞く必要はないが、時には大変重要なことを云っている場合がある。誰かがそのことに気がついたら、全員に伝えることが大切です。コミュケーションともいうが、そうして、全員の士気を高めてゲーム展開をすれば必ずや良い結果がついてくるものと確信する。
いろいろ書いたが、まだまだ書きたらないことがあるが、コーチから、また、先輩から多くのことを学び実践していくこと大切である。
健闘を祈る。
公式戦2試合目であるが、小生としては始めてのゲーム観戦となった。今年のチーム力を推し量る上で重要であると私なりに考えて試合内容の分析に専念してみることに勤めた。
なぜかと云えば、日頃、指導をしているわけではないので評論的な見方になって実質を伴わないことになりかねないので、この戦評も遠う巻きに表現して書くように勤めたが、少し辛口なことになるかと思う。しかし、これからのゲームに生かしてほしいという願いからであることをはじめに断っておきたい。したがって、先輩諸氏には、ゲームの全体像が見えてこないかと思うが、お許し願いたい。
結論から先にいえば、100点ゲームであったがゲーム内容にしてはなっていない。つまり、昨日のゲームであれば150点取ってもおかしくないゲームであったはずである。それが100点で終わったということは、まだまだ詰めが甘いといわざるを得ない。
①. キック・オフ
点を入れれば、キック・オフを受ける回数が多くなる。次の対戦チームのことを考えて、誰がキャッチしたときは、どのように展開する、という試みを一回もしていない。何時も同じパターンでボール処理をしている。
キック・オフというのは、これからゲームを開始して勝つぞ、といき込んでいるときである。その後のゲーム展開に大きく影響してくるので、しっかりとプレーしなければならない。それだけに重要である。
②. スクラム
相手人数が少ないので、押す必要はない。しかし、ダメージを与えるためのジャブは必要である。したがって、組んでからボールインに合わせて強力なワンプッシュを常に与えておく。そのことによって相手はスクラムを組むのも嫌になる。それくらいダメージを与えておくと後が楽くになるのである。相手に合わせて高いスクラムであった。
③. モールのドライビング
あれほどのモールの数を組みながら、満足のいくモールは後半のテニスコート側のコーナーのモールの一回だけだった。あの組み方、スピードどれも良かった。後はモールにメリハリがない。つまりリードするプレャーがいないということである。ハーフがもっと大きな声を出すとか、また誰かがリード(声)しないと、あの埃の中ではボールがよく見えないということもあるので、このモールのドライビングは戦術的にも大きな戦力になるので再度の確認を願いたい。
④. ライン・アウト
1番目に投入したのがことごとく失策となった。話にならない。前半の20分すぎに見せた22mライン付近からのラインアウトで、そこからの展開、ショートパスをつないだプレーは最も期待するプレーである。あのプレーを多用すれば強力なチームプレーにつながっていくものである。ビデオを見てしっかりと頭に入れてほしい。
⑤. ライン攻撃
ライン攻撃はゲームの勝敗を分ける大きなファクターであることは承知していることであると思うが、もしそのことが判っているのであれば、その意思に添ったプレーがあるはずであると思うが、見られない。この相手チームであれば、どんなことでも試してみることが出来るはずであると思うが、同一パターンのゲーム展開であったことが惜しまれてならない。力があるのに安易な方法しか取らないのはどうしってか。もちろんチームとしてのゲームの流れや疲れなどを考慮しても何かの戦法を試みることがあっても良かったのではないかと思う。残念!
⑥. チームの流れ
メリハリ:全体にメリハリがなく、時間の経過に添ってゲーム展開をしている。つまり、ゲーム全体の時間の経過とグラウンドの地域・領域によって、ここではどのような戦術戦法で行くという決め手が全く見られなかった。攻撃パターンが視られない。
円陣を組む:ただ一回あったのは、後半の20分すぎのロスタイム時に、円陣を組んで話し合った。このようなことがもっと頻繁にあってほしい。これは、あらゆることに必要なことで、時間を見つけては円陣を組んでプレーの確認をすると言ったことが、最も大切なことである。今後は是非行ってほしい。
声を聞く:ゲーム中にいろんなことをいっている。その一つひとつを聞く必要はないが、時には大変重要なことを云っている場合がある。誰かがそのことに気がついたら、全員に伝えることが大切です。コミュケーションともいうが、そうして、全員の士気を高めてゲーム展開をすれば必ずや良い結果がついてくるものと確信する。
いろいろ書いたが、まだまだ書きたらないことがあるが、コーチから、また、先輩から多くのことを学び実践していくこと大切である。
健闘を祈る。