続きです。
坂原監督は勉強も、スポーツも、ケンカもダメダメな無気力部員に、少しずつ、少しずつ練習を課していきますが、根性なしをこじらせた部員は「突然厳しい監督が来た」と逃亡。部員が最少1人に減じたこともあります。
しかし坂原監督の「まずは強制させ、我慢を覚え、そこから競える力を養う」という信念に狂いはなく、まさしく身をなげうっての指導が続きます。
坂原監督は厳しい練習と並行して部員集め、とくに、チームの飛車角となる有望選手の発掘にも力を注ぎますが、有望選手とその親は「下国(シモコク)~?そんな学校入るわけないでしょ!!!」と門前払いを食らわせます。まあ、当時の下関国際の校風と野球部の「これまで」を知っている人なら、当然の反応ではありますが…。
その後、ごくまれに有望選手が入ってくることはありましたが、坂原監督の厳しい指導に「オレはお山の大将になるために来たのに。こんなはずじゃなかった」とばかりに、ボンボン辞めていきました。
逆に、坂原監督の厳しい練習や指導に食らいつき、ハイレベルな坂原野球を体得、チーム底上げの原動力となったのは、中学時代には全く無名の選手だった部員ばかり。
この現象の一番の好例は、前回ベスト8に入った時のエースだった鶴田くん。中学時代まで全く無名のキャッチャーだった子が、坂原野球で鍛え上げたことにより、甲子園ベスト8に入るチームの「エースで四番」に上り詰めたわけです。
坂原監督の厳しい練習・ハイレベルな野球は部員になかなか浸透せず、ちょっと好成績を上げては沈滞し…ということを繰り返します(原因は部員の逃亡(;^ω^))が、平成25(2017)年、下関国際は夏の甲子園山口大会の決勝まで進出。決勝では下関商業に0-5で敗れますが、その確かな強さは衆目を集め、「下関国際に行けば、何かが変わる」と感じた野球少年が三々五々、下関国際に集結して来るようになります。
監督就任から10年、坂原監督に対する風向きが、ようやく変わりはじめました。
しかしこの時に及んでも、学校から野球部への特別の経済的優遇措置は一切なく、部費を集め、保護者にカンパをお願いしての苦しい部経営は続いていました。
下関国際の夏甲子園初出場は平成29(2017)年。センバツに続いての、2期連続出場でした。
このとき、「2018」でも取り上げた、日刊ゲンダイとの「文武両道ありえない」記事騒動が勃発。これに悪乗りしたTOKYO MXのクソバカ番組「バラいろダンディ」において、アスリートでもタレントでもないハンチク野郎武井壮、マンガ家を描かず、テレビでネクジばかり垂れている自称漫画家倉田真由美、ドクサレオカマ・カルーセル真紀の3人が、日刊ゲンダイのインタビュー記事の一部を切り取って坂原監督の悪口を言いまくった挙句、「このチームは甲子園の1回戦で、自身が嫌っていた進学校に負けました。ザマアw」みたいな終わらせ方をしました。
このバカ番組の中で、武井はおおむね、このような発言をしています。
「野球にひたすら打ち込ませるのは、その頑張りがのちの人生に役立つことは間違いないが、みんながプロ野球選手を目指すわけじゃない。だから、ゲンダイの記事が報じている『文武両道あり得ない』というほど追い込むのは反対だ」
この番組における、自称漫画家とオカマの感情的悪口は「2018」に記載したとおりなので省略し、今回は同番組において、どっちつかずながら、結局は坂原監督を批判していたズルい小男・武井の過ちを正してやりたいと思います。
何度も言いますが、坂原監督の厳しい練習の目的は、これまでの人生で「強制される」という経験を持たず、そのため人と競う能力を何も持たないまま不貞腐れて生きている学生や、「何かになりたい、変わりたい」と渇望する学生に、野球を通じて「強制されてやらされる」経験を経て「できる、やれる」自信を持たせ、人生に誇りを持たせることです。
だからこそ坂原監督はいわゆる有望選手のスカウトには目もくれず、二流・三流の選手を鍛えに鍛えるという方針を堅持し、昔の広島商のような「スモール・ベースボール」を旨としているわけです。つまり坂原監督の指導方針の中に、武井が上記番組で言っていた「部員にプロの選手を目指させる」は一切存在しません。
これを証明するように、下関国際からプロに行った選手はたった宮崎敦次投手(広島国際学院大ー千葉ロッテー広島打撃投手)だけ。その宮崎氏は中学時代、有望選手どころか控えの一塁手。「中学限りで野球から足を洗おう」と考えており、プロを目指すなど、思ってもいませんでした。
ですから、武井がこの番組で主張していた「高校野球部員はみんなプロを目標としている」というのは、武井の「甲子園に出てくる高校の野球部とは、所詮こんなもんだ」という思い込みから発せられたもので、坂原監督の信念や業績を全く調べていないからこそ出てくる傲慢な発言、と断じていいでしょう。
また武井は、「文武両道ありえない」という発言につき、同番組ではモニョモニョ言いつつも結局否定的な発言をしていますが、これは下関国際という高校のことを全く調べていないが故の無礼な発言です。
武井は大金持ちの御曹司で、自分が物心つく前から、私立の名門で高等な教育を受けることができていました。
これは本人の努力ではなく、現在の言葉でいうところの「親ガチャ」で大当たりを引き当てただけです。親のカネと庇護、そして優秀なDNAを受け継つぎ、ヌクヌクと育てられたからこそ「学生というものは勉強もスポーツも、どっちも希求して当たり前だ」などという寝言を平然と発言できるのでしょう。
しかし、幾度も言いますように、下関国際野球部に集う生徒は、武井のような「親ガチャ成功者」は全く存在しません。初期の下関国際野球部ではむしろ、「親ガチャ」では大外れを引き当てた子ばかりが集っていたのです。
坂原監督の下、そうした境遇を自らの力で切り開こうと努力してきた下関国際の球児に対する「文武両道は目指して当たり前」「プロを目指しても途中で脱落する人の方が多いんだから」などという発言は、上から目線のふざけた発言でしかありませんし、しかも、そうした発言を無意識にやっていること自体、人前にチャラチャラ出てきて商売をする芸人として、ダメダメであると思います。
その程度の粗末なアタマしかないから武井は、自らが理事長を務めるフェンシング連盟が不正会計で問い詰められたとき、シドロモドロな会見しかできなかったんですよ。それはともかく(;^ω^)。
「文武両道ありえない」騒動から5年。下関国際には、「強制された経験がない、無気力にふてくされた部員」はもう、入ってこなくなりました。
逆に「坂原監督の下で、より厳しい環境で野球をやりたい」という求道派の選手が、全国各地から参集するようになります。
今回、大阪桐蔭戦で決勝打を放った賀谷勇斗選手は「10校ほど見学して一番練習が厳しいという理由で、子供が選んだ(父・崇さん)」。ライトを守っていた水安勇選手は「強いところでやりたい」。特に「2018」以降は、こうした求道派選手の参集率がほんとうに高くなり、常に甲子園をうかがう強豪チームとなりました。
特に今大会のチームはついに、今まで行っていた朝練をしなくてよいだけの自主性を身に着け、自ら考え、動き、鍛えるチームにまで成長したのです。これは坂原監督がずっと希求し続けてきた「理想のチーム」像が、ついに現実のものとなった瞬間でもありました。
そしていろいろあって…今回の夏甲子園準優勝。
あの「文武両道ありえない」騒動の着火点となったバカイエローペーパー・日刊ゲンダイはその直後「朝練をやめる措置を取るなど、鬼監督も少し変わったようだ」などという、負け惜しみのクソ記事を発した以外、下関国際関係の報道を一切しておりません。
そしてあのバカ番組「バラいろダンディ」出演者の武井・倉田・カルーセルの3人とTOKYO MXは、坂原監督への謝罪もなく、ダンマリを決め込んでいます。また、あのときに坂原監督を叩きまくっていたネット弁慶たちも、今やどこに行ったのかわかりません。
坂原監督のたゆみない努力は、上から目線で罵声を浴びせてきたバカどもを全て、実力でねじ伏せ、蹴散らしました…。
ワタクシは下関国際という学校やチームではなく、坂原秀尚という監督のいちファンであり続けます。
高校野球というわが国トップクラスのメジャースポーツで、ほんとうの意味における「弱者が強者に勝つ」を体現した名指導者なのですから。
(とりあえず日刊ゲンダイと「バラいろダンディ」関係者は、全身の毛を剃って下関国際野球部に謝罪に赴いたほうがいいと思いますよ。そうしないと、人間として恥ずかしいですよ。)
坂原監督は勉強も、スポーツも、ケンカもダメダメな無気力部員に、少しずつ、少しずつ練習を課していきますが、根性なしをこじらせた部員は「突然厳しい監督が来た」と逃亡。部員が最少1人に減じたこともあります。
しかし坂原監督の「まずは強制させ、我慢を覚え、そこから競える力を養う」という信念に狂いはなく、まさしく身をなげうっての指導が続きます。
坂原監督は厳しい練習と並行して部員集め、とくに、チームの飛車角となる有望選手の発掘にも力を注ぎますが、有望選手とその親は「下国(シモコク)~?そんな学校入るわけないでしょ!!!」と門前払いを食らわせます。まあ、当時の下関国際の校風と野球部の「これまで」を知っている人なら、当然の反応ではありますが…。
その後、ごくまれに有望選手が入ってくることはありましたが、坂原監督の厳しい指導に「オレはお山の大将になるために来たのに。こんなはずじゃなかった」とばかりに、ボンボン辞めていきました。
逆に、坂原監督の厳しい練習や指導に食らいつき、ハイレベルな坂原野球を体得、チーム底上げの原動力となったのは、中学時代には全く無名の選手だった部員ばかり。
この現象の一番の好例は、前回ベスト8に入った時のエースだった鶴田くん。中学時代まで全く無名のキャッチャーだった子が、坂原野球で鍛え上げたことにより、甲子園ベスト8に入るチームの「エースで四番」に上り詰めたわけです。
坂原監督の厳しい練習・ハイレベルな野球は部員になかなか浸透せず、ちょっと好成績を上げては沈滞し…ということを繰り返します(原因は部員の逃亡(;^ω^))が、平成25(2017)年、下関国際は夏の甲子園山口大会の決勝まで進出。決勝では下関商業に0-5で敗れますが、その確かな強さは衆目を集め、「下関国際に行けば、何かが変わる」と感じた野球少年が三々五々、下関国際に集結して来るようになります。
監督就任から10年、坂原監督に対する風向きが、ようやく変わりはじめました。
しかしこの時に及んでも、学校から野球部への特別の経済的優遇措置は一切なく、部費を集め、保護者にカンパをお願いしての苦しい部経営は続いていました。
下関国際の夏甲子園初出場は平成29(2017)年。センバツに続いての、2期連続出場でした。
このとき、「2018」でも取り上げた、日刊ゲンダイとの「文武両道ありえない」記事騒動が勃発。これに悪乗りしたTOKYO MXのクソバカ番組「バラいろダンディ」において、アスリートでもタレントでもないハンチク野郎武井壮、マンガ家を描かず、テレビでネクジばかり垂れている自称漫画家倉田真由美、ドクサレオカマ・カルーセル真紀の3人が、日刊ゲンダイのインタビュー記事の一部を切り取って坂原監督の悪口を言いまくった挙句、「このチームは甲子園の1回戦で、自身が嫌っていた進学校に負けました。ザマアw」みたいな終わらせ方をしました。
このバカ番組の中で、武井はおおむね、このような発言をしています。
「野球にひたすら打ち込ませるのは、その頑張りがのちの人生に役立つことは間違いないが、みんながプロ野球選手を目指すわけじゃない。だから、ゲンダイの記事が報じている『文武両道あり得ない』というほど追い込むのは反対だ」
この番組における、自称漫画家とオカマの感情的悪口は「2018」に記載したとおりなので省略し、今回は同番組において、どっちつかずながら、結局は坂原監督を批判していたズルい小男・武井の過ちを正してやりたいと思います。
何度も言いますが、坂原監督の厳しい練習の目的は、これまでの人生で「強制される」という経験を持たず、そのため人と競う能力を何も持たないまま不貞腐れて生きている学生や、「何かになりたい、変わりたい」と渇望する学生に、野球を通じて「強制されてやらされる」経験を経て「できる、やれる」自信を持たせ、人生に誇りを持たせることです。
だからこそ坂原監督はいわゆる有望選手のスカウトには目もくれず、二流・三流の選手を鍛えに鍛えるという方針を堅持し、昔の広島商のような「スモール・ベースボール」を旨としているわけです。つまり坂原監督の指導方針の中に、武井が上記番組で言っていた「部員にプロの選手を目指させる」は一切存在しません。
これを証明するように、下関国際からプロに行った選手はたった宮崎敦次投手(広島国際学院大ー千葉ロッテー広島打撃投手)だけ。その宮崎氏は中学時代、有望選手どころか控えの一塁手。「中学限りで野球から足を洗おう」と考えており、プロを目指すなど、思ってもいませんでした。
ですから、武井がこの番組で主張していた「高校野球部員はみんなプロを目標としている」というのは、武井の「甲子園に出てくる高校の野球部とは、所詮こんなもんだ」という思い込みから発せられたもので、坂原監督の信念や業績を全く調べていないからこそ出てくる傲慢な発言、と断じていいでしょう。
また武井は、「文武両道ありえない」という発言につき、同番組ではモニョモニョ言いつつも結局否定的な発言をしていますが、これは下関国際という高校のことを全く調べていないが故の無礼な発言です。
武井は大金持ちの御曹司で、自分が物心つく前から、私立の名門で高等な教育を受けることができていました。
これは本人の努力ではなく、現在の言葉でいうところの「親ガチャ」で大当たりを引き当てただけです。親のカネと庇護、そして優秀なDNAを受け継つぎ、ヌクヌクと育てられたからこそ「学生というものは勉強もスポーツも、どっちも希求して当たり前だ」などという寝言を平然と発言できるのでしょう。
しかし、幾度も言いますように、下関国際野球部に集う生徒は、武井のような「親ガチャ成功者」は全く存在しません。初期の下関国際野球部ではむしろ、「親ガチャ」では大外れを引き当てた子ばかりが集っていたのです。
坂原監督の下、そうした境遇を自らの力で切り開こうと努力してきた下関国際の球児に対する「文武両道は目指して当たり前」「プロを目指しても途中で脱落する人の方が多いんだから」などという発言は、上から目線のふざけた発言でしかありませんし、しかも、そうした発言を無意識にやっていること自体、人前にチャラチャラ出てきて商売をする芸人として、ダメダメであると思います。
その程度の粗末なアタマしかないから武井は、自らが理事長を務めるフェンシング連盟が不正会計で問い詰められたとき、シドロモドロな会見しかできなかったんですよ。それはともかく(;^ω^)。
「文武両道ありえない」騒動から5年。下関国際には、「強制された経験がない、無気力にふてくされた部員」はもう、入ってこなくなりました。
逆に「坂原監督の下で、より厳しい環境で野球をやりたい」という求道派の選手が、全国各地から参集するようになります。
今回、大阪桐蔭戦で決勝打を放った賀谷勇斗選手は「10校ほど見学して一番練習が厳しいという理由で、子供が選んだ(父・崇さん)」。ライトを守っていた水安勇選手は「強いところでやりたい」。特に「2018」以降は、こうした求道派選手の参集率がほんとうに高くなり、常に甲子園をうかがう強豪チームとなりました。
特に今大会のチームはついに、今まで行っていた朝練をしなくてよいだけの自主性を身に着け、自ら考え、動き、鍛えるチームにまで成長したのです。これは坂原監督がずっと希求し続けてきた「理想のチーム」像が、ついに現実のものとなった瞬間でもありました。
そしていろいろあって…今回の夏甲子園準優勝。
あの「文武両道ありえない」騒動の着火点となったバカイエローペーパー・日刊ゲンダイはその直後「朝練をやめる措置を取るなど、鬼監督も少し変わったようだ」などという、負け惜しみのクソ記事を発した以外、下関国際関係の報道を一切しておりません。
そしてあのバカ番組「バラいろダンディ」出演者の武井・倉田・カルーセルの3人とTOKYO MXは、坂原監督への謝罪もなく、ダンマリを決め込んでいます。また、あのときに坂原監督を叩きまくっていたネット弁慶たちも、今やどこに行ったのかわかりません。
坂原監督のたゆみない努力は、上から目線で罵声を浴びせてきたバカどもを全て、実力でねじ伏せ、蹴散らしました…。
ワタクシは下関国際という学校やチームではなく、坂原秀尚という監督のいちファンであり続けます。
高校野球というわが国トップクラスのメジャースポーツで、ほんとうの意味における「弱者が強者に勝つ」を体現した名指導者なのですから。
(とりあえず日刊ゲンダイと「バラいろダンディ」関係者は、全身の毛を剃って下関国際野球部に謝罪に赴いたほうがいいと思いますよ。そうしないと、人間として恥ずかしいですよ。)