集成・兵隊芸白兵

 平成21年開設の「兵隊芸白兵」というブログのリニューアル。
 旧ブログ同様、昔の話、兵隊の道の話を続行します!

杉田屋守伝外伝・岩国の昔を伝える名物新聞「興風時報」

2018-11-05 20:01:27 | 集成・兵隊芸白兵雑記
 このたび「杉田屋守伝」補強取材のため、帰省に併せて岩国市中央図書館に通いつめ、岩国の昔の新聞「興風時報」をひもときました。
 
 「興風時報」とは、山口県玖珂郡岩国町(現在の岩国市)にて、同町の塩井良吉により(大正6)年5月20日に発刊された地方新聞。大東亜戦争時には合併・休刊もありましたが、昭和31年年9月まで、延べ2千号以上が発行されました。
 なおこの塩井良吉編集長ですが、「杉田屋守伝」にものちのち登場しますので、覚えて頂ければ幸甚に存じます。

 塩井は同紙の創刊目的を「周東地域(=山口県の東の端、柳井と岩国を包含した地域)における郷里のできごとを遠く郷里を去りて異郷に奮闘さるる各位に通報し、月に花に念ひ(おもい)を郷里に馳せらるるに応へんとする通信の機関となる」「嘉言善行を記述し正義を唱導し社会風教の改善に努力するなり」としており、当時の新聞の発刊思想である「なんでも針小棒大に」「面白おかしく」という発想と真逆な、実に硬派な紙面づくりを企図していました。その心意気は、新聞の名前自体に地域名称である「岩国」とか「周東」という語句を使わず、「風を興す」という名称を採用したことからも伺えます。
 そのため「興風時報」は一般記事に加え、ちょくちょく「下品な方言をやめましょう」とか、「これをやりなさい善行25か条」みたいなものを折に触れて幾度も特集?しており、その真摯さが伺えます。
 なんでそんなことが分かるのかって?…それはですねえ、興風時報を大正11年から昭和6年まで全て読んだんですから、イヤでもわかりますよ(;^ω^)。

 同紙の購読料(創刊当時)は1部3銭。広告は1行15銭。
 広告もツラツラ見てみましたが、当時の世相がとてもよくわかるもので、夏場発行の同紙広告には「蚊帳 特に精々(ますます)勉強仕り製造元と同値にて提供仕候(つかまつりそうろう)」とか、「氷 大勉強いつでもあります 岩国氷室社」「高等西洋洗濯 セル、毛布、羅紗類 地質スタイルの変わる事無し」など、なかなか夏っぽく、時代を反映したCMが多数出ており、興味をそそりました。
 また、大正12年ころの同紙を見ますと、関東大震災に関するリアルタイムにおける騒乱の状況が極めて生々しくわかるなど…読んでいて本当に面白かったですね!開館から閉館間際まで、ほんとうに時間を忘れて読みこんでしまいました(;^ω^)。

 また、この読み込みに伴い、これまで杉田屋守という人物の検証に際し、ほとんどの人間が取り上げてこなかった新事実がモロモロと出てきたのも、地元紙ならではといいましょうか…いや、いい勉強をさせていただきました。

 現在、岩国市中央図書館にひっそりと所蔵されている「興風時報」」は創刊からちょうど100年の時を超えて、当時の息吹がまさに風の如く、ワタクシのチンケな精神に吹き込んできたのでした。

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「愛?と復讐?の高校野球2018」予告及び更新遅延のお詫び

2018-08-22 15:48:38 | 集成・兵隊芸白兵雑記
 お盆も終わりましたがまだまだ暑い中、弊ブログをお読みの諸賢におかれましては、毎日お仕事お疲れ様でございます。

 さて、次回の投稿内容は既に決まっておりまして、名付けて「愛?と復讐?の高校野球2018」。
 今から3年前、岡山県代表となった岡山学芸館高校の山崎数信監督及び、大阪代表となった大阪偕星高校の山本皙監督を題材に、いろんな意味での「愛と復讐」にまみれた復活劇を紹介させていただきましたが…今回は、この記念すべき100回大会にわが山口県代表として出場、県勢13年ぶりのベスト8を勝ち取った坂原秀尚監督を紹介しようと思い立ちました。

 実はこの下関国際なる学校、山口県では誰もが知るDQN学校。勉強はもちろん、スポーツダメ、ケンカも弱いからヤンキーでも名を売れない、何もかもダメダメな学校として著名でしたが…坂原監督就任12年目にして、ついに甲子園で勝利を重ねる野球部になり、学校も見違えるほどしっかりしてきました。
 どこかのスポーツ紙が「平成のスクール☆ウォーズ」と書いていましたが、それが全く大げさな表現ではないほどの教育でした。
 坂原監督の教育方針及びその辿った道のりは、「教育とは、文武両道とは何か」ということを、ハラワタを出して叩きつけるような凄味にあふれており、口先ばかりの教育論や文武両道賛美をする方に置かれましては、ぜひ完成した本稿をお読みいただきたいと思っております。

 現在資料集め及びそれらをもとにした文字起こしをしている最中なのですが、私自身がお盆休みだったこと、そして続けてお仕事ということがあり、公表に至っておりません(-_-;)(-_-;)(-_-;)。
 おそらく、前後2回くらいに分かれる長い記事になると思います…

 別に楽しみにしている方はいないとは思いますが…「愛と復讐の高校野球2018」、アップまであと10数日ばかりお待ちいただければ幸甚に存じます。

(蛇足。私は山口県人ではありますが、下関国際高校及び坂原秀尚監督とは一切無縁の人間であり、近い将来、弊ブログで公表する本文は、ステマを目的としたものでないことを申し添えます。)

 
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高校野球の応援につき、元応援団長からの一家言(;^ω^)

2018-08-03 19:39:51 | 集成・兵隊芸白兵雑記
 あといくつ寝ると、第100回記念全国高等学校野球選手権大会の開幕!!!!
 武道・格闘技以外では、野球がとにかくダイスキな私は本当に楽しみにしています。

 さて、学生野球といえば、そのプレーもさることながら、各校の繰り出す特色ある応援も、大会を彩る華でございます。
 一昔前、メジャーかぶれしたクソバカ評論家が、「アメリカは拍手と声援だけで静かに応援するからすばらしい、日本の応援はうるさいだけ」みたいななめ腐ったことを言っていましたが、野球試合での応援は早慶戦創設の昔から(学生野球の応援のはじめは、明治の早慶戦における早大のカレッジエールから始まったと言われています)連綿と伝わる、歴史と伝統に彩られたすばらしいものであり、これを否定するような発言は、日本人としての資質を疑う実に愚かな発言と断じていいと思います。
 ワタクシも過ぐる大昔、山口県立柳井高校の応援委員長として、予選の応援を担当したことがございますので、応援はかなりコダワリを持って見ています! 
 ちなみに硬式野球部は予選3回戦で敗れましたが、軟式野球部が全国大会に出場した関係で、自衛隊一般曹候学生の受験を2週間後に控えた8月末に応援にはせ参じることとなり、名門・作新学院と応援を交換したことは、一生の自慢であります(`・ω・´)ゞ。

 さて、思い出話からいきなり本題に入りますが、ワタクシが昨今「う~ん…」と思っているのが、最近の高校野球では野球部の補欠と保護者が騒ぐだけの応援が激増、学校を挙げた様式美の伴う応援が本当に減った、ということです。

 ご存じない方のためにお話し致しますと、応援の技術は多くのマイナースポーツと同様、完全な東高西低といって差し支えありません。
 関東の名の通った高校は、東京六大学直伝の非常に見事なテク、見事な発声を披露。ワタクシも出張の機会を利用して神奈川・東西東京の予選でその見事な応援振りを見ており、本当に感心しきりでございます。
 そういえば、今年の甲子園には北神奈川代表として塾高(慶応高校)が出場しますので、テレビでぜひ「東の高校の最高峰応援」を見て下さい。きっと、鳥肌が立つ程のスゴい応援が見られますよ!
(ちなみにワタクシは野球ファンであるとともに野球応援ファンでもあり、東京六大学・都市対抗・全日本選手権など、日本のトップクラスの応援を常に実際に見てフューチャーしております!)

 地方でも、関西などでは独特の優れた応援を展開しておりますが、そこから少し離れると、本当に応援のレベルが下がっており、ワタクシは心を痛めております。
 特に最近許せないのが最近、各地の「田舎の伝統校」が、テクに手抜きを始めたこと!

 「テク」とは、簡単に言いますと応援時に団長などが行う腕の振りのこと。
 これは各校、趣向をこらした素晴らしいテクが連綿と受け継がれており、これは伝統文化として厳然として受け継ぐべきものです。

 これは私の卒業した高校の話ですが、今から数年前、応援を見に行きますと…ワタクシが死ぬ思いで覚え、代々の委員長が受け継いできたテクが全て姿を消し、腕を上下するだけの、小学生が運動会の応援合戦でやるような稚拙なテクに姿を変えていました。
 古い人間だとお思いでしょうが…これは本当に許せないことです😡!!!!!!!

 私の卒業した高校はいちおう進学校。そうした学校のガキは口ばっかり達者ですから、応援のテクを「覚えにくい」だの、「時代に逆行している」など、利いた風なことを言って文句を垂れたのでしょう。
 問題なのはそうしたことを言うガキのほうではなく、ガキにその歴史と伝統を教え、昔から伝えられているものをやらせることのできないバカ教師です。学校の伝統を守れない教師など、存在する価値すらありません。

 ワタクシが卒業した高校(母校といいたくないので(-_-;))を筆頭に、テクや応援を堕落させた学校が数々あるいっぽうで、昔ながらのテクや伝統をしっかり伝え続けている学校もたくさん存在し、面白いことにそれらの学校は、校風や野球の成績も、かなり優秀であったりします。
 わが郷土山口県でいえば、手首から先の細かい動作が印象的な徳山高校(山口で1、2を争う賢い学校)、団長の白ランが特徴的な大島商船高専、チアが必ず裸足で応援の宇部商、リズミカルなテクが特徴ある岩国工、バンカラで硬派な豊浦、重松清の小説のタイトルにもなった「熱球」でおなじみの山口高などなどがそれに当たりますね(ローカルなお話でごめんなさい-_-;)


 逆にテクや応援をないがしろにする学校は、学業も野球も本当にダメになっています。これは決して偶然ではない、と私は信じて疑いません。

 以上ゴチャゴチャと変なことを申し述べましたが、100回記念の甲子園の出場校におかれましては、各都道府県を代表する素晴らしい応援を期待しております!!!!!
 
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マスゴミの立体作戦、失敗!の理由(;^ω^)

2018-07-21 21:02:57 | 集成・兵隊芸白兵雑記
 以前、原田伊織という、エセ歴史小説家?についてお話ししたことがありました。
 どのような人物かと申しますと、「明治維新は間違っている!薩長がやったテロリズムの延長だ!」「今の政治も薩長閥に繋がっている! だから今の安倍政治も間違っている!」という感じの歴史カルト本を次々に出版している御仁。
 原田の著作を読んだ後、「月刊ムー」を読むと、「ムー」の記事がまともに見えるほど(;^ω^)。
 おそらく同人の頭の中身は様々な意味でもう手遅れ、ステージ4くらいなのではないかと思われます。ご愁傷様です。

 で、この手遅れ爺さんの本を出版しているのは、「毎日ワンズ」という出版社。
 …名前からして、モロに毎日変態新聞(通称は毎日新聞(;'∀'))系の出版社なのですが、ただこの幕末カルトシリーズ、本当に売れていません。
 これは趣味が本屋巡りで、休みの度に本屋に出かけているワタクシ、自信を持って言い切ります。本当に売れていないのです。

 毎日ワンズの親会社・毎日変態新聞は「明治維新という過ち」を出版した際、自分ところの紙面に巨大な半面広告を打って「たちまち〇万部突破!」とかいう宣伝をしてました。
(ちなみに上記「明治維新という過ち」の広告は、前の職場が毎日変態新聞を取っていた関係で、ワタクシ幾度も確認しております。)
 本当に「〇万部突破!」を果たすようなベストセラー本であれば当然、書店の平積みコーナーなど目立つところに置かれているものですし、都会・田舎に関わらず、書店であればきちんと在庫があるはずなのですが…「明治維新という過ち」は、本屋に置かれていること自体が稀でした。
 しかも、たまに置かれてあっても歴史本コーナーのすみっこに1冊だけ、背表紙が日焼けした状態でず~っと置かれてあることがほとんど。とてもとても、「〇万部突破!」などという扱いではありません。
 なぜ毎日ワンズは、誰も買わないカルト本を出版し続けるのか?ステマ広告を打ち続けているのか?以下、あくまで周防平民珍山といういち個人の見解です。

 毎日ワンズの親玉・毎日変態新聞の現時点における最終目標は、盟友のアカヒ新聞とタッグを組んでの安倍総理降ろし、つまり、アカが挙って主張している所謂「アベやめろ」です。これはアカヒや毎日変態だけではなく、時事・共同通信系のソッチ系地方紙(琉球新報、沖縄タイムス、東京新聞、北海道新聞、中日新聞、西日本新聞など)の悲願でもあります(;^ω^)。
 彼らは報道機関としての良心をかなぐり捨て、火のないところに煙を立てて、「アベやめろの世論を作る」ことに精力を注いでおります。

 その流れから勘案しますと、毎日変態新聞の子会社である毎日ワンズが「幕末カルト本」を出版し続ける理由は、「明治維新は間違っている、だから山口県出身のアベの政治も間違っている」という趣旨の、いわゆる歴史スキャンダルを垂れ流すことなのではないか、と思料されます。
 商売を度外視してでも多数の本を販路に乗せれば、中途半端な情弱の歴史好きが購読し、騙されてくれるだろう…そんな一縷の望みを乗せて、です。

 アカヒや毎日変態はかつて、「南京大虐殺」「従軍慰安婦」という歴史戦を展開、歴代の内閣を「シャザイとバイショー」に追い込むという、赫々たる戦果?を挙げています。
 今回も、過去の成功体験をもとに「アベやめろ」世論を形成するための立体作戦の一環として、以前成功した歴史戦を挑もうとしたのでしょう。

 この着目は意外と間違ってはいません。
 歴史スキャンダルは、当事者がとっくの昔に死んでいるので、どんなにおバカな話をねつ造しても、どんなにスキャンダラスなことを書いても、当事者から文句を言わることはありません。当事者から訴えられる危険性も非常に低いうえ、逆に、中途半端な歴史マニアのほうが、逆にスキャンダラスで、バカ過ぎる話題には食いついてきます。その辺の機微を分かったうえで、アカヒなどは「歴史戦」を仕掛けていることを、皆様も覚えておいて損はないと思います。
 またそうしたスキャンダラスなトンデモ歴史は反論しようにも、いわゆる「悪魔の証明」が立ちはだかります。
 「なかったことを証明する」、いわゆる「悪魔の証明」は大変な労苦を伴い、非常な困難を極める…そのためまさに「言ったもん勝ち」の世界。
 発信する側にとって、これほど都合のいい作戦はなかったのです。これまでは…(;^ω^)。

 ただ、愚かな毎日ワンズは、2つも大きなミスを犯してしまいました。

 ミスその1は、今やネット社会であり、1人が1台スマホを持つ時代であることを失念していたこと。
 ミスその2は、あまりにも頭の程度が低すぎる著者を選択したこと。

 スマホ時代の到来は、今までマスゴミが拠り所としていた「知識は一部人間しかないものであり、知識人のオモチャ」という常識を覆すに十分なものでした。
 「南京大虐殺」「従軍慰安婦」のウソ歴史が猖獗を窮めたのは、まだネットもスマホもなく、検証のしようがない時代。だからこそウソもつき放題だったのですが、今は1人が1台スマホを持つ時代であり、ウソは調べればすぐウソとバレますし、ネットやスマホの登場は、「知識だけを持っていること」が何の意味も持たなくなるのに、実に十分な大事件であったのです。
 その辺を完全にマスゴミは読み違えてしまっています。

 ミスその2は、あまりにも頭の程度が低すぎる著者を選択したこと。
 毎日ワンズは「頭が左側にイカレていて、おだてればすぐ調子に乗って、シッポ切りがすぐできそうなヤツ」を探したらコイツに当たり、仕事を依頼したのでしょうが、ネット社会は残酷です。書評ページをいくつかググれば、原田の作品が「歴史小説を読みかじったうえに、妄想と自分語りを付け加えてこね回して作った作品」であることが、残酷なくらいはっきりと検証されています(;^ω^)。
 まあ大体、参考文献に司馬遼太郎の小説を大量に引用していること自体が、バカの証拠なんですがね(;^ω^)。

 かくして、毎日変態新聞の命を受けた「アベやめろ」の世論形成立体作戦は盛大なる失敗に終わったのですが…毎日変態が見誤った作戦失敗の最大の原因。それは、ネット社会と、本物の「民意」だったようです(;^ω^)。 


 しかし、ウソがウソとすぐバレる時代…アカ思想が無意味に垂れ流されることなく、きちんと検証が効くようになった時代…本当に、いい時代になったもんです!
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現代の「陰徳太平記」????

2018-05-10 20:08:51 | 集成・兵隊芸白兵雑記
 何かのコンサル系書籍の中に、こんな一節がありました。
「善行はアピールしたとたん、帳消しになる」
これはワタクシ、すぐさま「そのとおりだ」と膝を打ちました。

 ワタクシの地元に、Hという県議会議員がいました。今はもう県議をしていないので、「元」がつきますが。
 レスリングだけで大学に行ったため、学歴にコンプレックスのあるH元県議唯一自慢は、「俺は総理大臣も歴任した某著名センセイの秘書をしていた!」こと。
 おエライ先生方にはペコペコ!東京に出ては県選出国会議員のセンセイ参り!センセイ方の選挙応援は率先実施!そして政敵に対しては、なかなか手の込んだ手段を用いてぶっ潰す(←実際に自殺してしまった敵対候補もいました(-_-;))!という、良くも悪くも悪くも(;^ω^)、昔よくいた「ド田舎の剛腕系政治家」です。
 まあ、H元県議の名誉のため、功罪の「功」の部分をいちおうお話ししておきますと、田舎によくある「ムダ使い極まるハコモノ」ではなく、ちゃんと未来に使えるを結構有用なハコモノの作成、産業の誘致などの地域の振興、市立学校の改築費などを国や県から分捕るなどなどしており、単純な政治家としての手腕はなかなか有能ではあったのですが…この人は本当に、地元の人間からのウケが悪かった(-_-;)。
 なにしろこのH、市長選挙に2度立候補していますが、いずれも落選。この一事をもってしても、市民からのウケの悪さがわかろうというものです。

 Hは自分の意見を完全反映する地方新聞の実質的支配人であり、この紙面を用いて、政敵批判と自己の善行アピールを執拗に繰り返しました。
 これに飽き足らないHは、自伝を何冊も書いては自費出版を繰り返します。わざわざ市内の書店に平積みしてたんですよ(~_~;)。
 内容はどの本も、いかに自分が赤貧の身の上から苦労して偉くなったか、皆様のためにいいことをしてきたかということを散々書き倒しただけのものです(-_-;)。ワタクシもHの著書を2冊読んだことがありますが、「うーんもう、オナカいっぱい!!!!!」というレベルで、とても2回読む元気は出ませんでした。

 ちなみに市長選におけるHの対立候補(=市長になったヤツ)は二人とも、どこから湧いてきたかわからないようなボンボン坊ちゃん(いずれも早大政経OB。こっちも田舎者臭がハンパない…(-_-;))。政治家としての力量は当然、Hの足元にも及ばないチャチなヤツのですが…結局Hの過度な善行アピールが「市長はHでさえなければ、誰でもいい」という空気の醸成を呼び、それが自分の首を絞める結果となったとは、なんとも皮肉な話です。
 ちなみに「Hじゃなきゃ、誰でもいい」と選出した2人の市長は、ボンクラ坊ちゃんのキャラを見事に炸裂させ、市政を詐欺師まがいのコンサルに丸投げし、市政を塗炭の苦しみに陥れましたが(特に2人目)…それは本稿の趣旨に合わないので省略します(-_-;)。

 陰徳は陰徳であるからこそ尊い。そんなことを再確認致しました。
(ちなみにタイトルに用いた「陰徳太平記」とは、江戸時代に岩国藩家老・香川正矩と息子景継が著した、主に毛利家の興亡を描いた歴史書…って、ご存知ですよね。すみませんでした。)
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