牧師になると、自分の立場を守るひとが多い。
なぜならば組織や連盟のなかでやっていけなくなるからだ。
本当の神様を伝えたくても伝えれば解雇になるかもしれない。
あるいは本当の神様を知らず、組織のなかの神様を伝えている。
どちらにしても自分の任期が終わるまでは問題が起きないようにと考えている。
信徒が困っていても、当たり障りのないような答え方や、自分の信仰を押しつける。
どちらにしてもきれいごとでまとめてしまう。
そんな牧師がとても多いのは嘆かわしいことである。
神様の御用をするのに経済的安定を求めるゆえ、へき地や離島の教会に赴任しない。
神様の御用をするために献身したのではないのか。
ならせめて献金だけでもというと、うちも苦しいですからという。
最後には祈って神様がしてくださるのを待ちましょうと。
もちろん祈りは大切だが、それはないよという話である。
神様が望まれた魂の救いよりも自分の立場を守ることが優先ならば、
旦那にいわせると召しが無い。
その瞬間、旦那がそんなことをいうなんてと驚いてしまった。
もちろん出来る範囲で良いと思うが、それにしてもというところである。