教会のなかにいると外のことがわからなくなってしまうことがあるが、
これは入信するときにこれ以外は信じてはいけないと教育されるからである。
それゆえにことなかれ主義となり、他に適応できなくなってしまう。
教会組織では、特に単立の教会に多いが、牧師が神様になっている。
牧師の言うことは絶対従順であり、意見を述べようものなら、
神様に対して罪を犯していると押さえつけられるのである。
信徒の人生もすべて牧師が決めるのはもちろん、そうでないことを
しようものなら、どうしてそんなことをするのだと怒鳴られる。
また、自分の立場や評判ばかりを気にするがゆえ、そうならなかったときの
恨みは人一倍である。
自分では信徒を守っていると思っているようだが、とても迷惑である。
もし教会に牧師が必要なら牧師は神になってはいけない。
教会は信徒が中心であって、牧師は単なるサポーターに過ぎない。
信徒の話を聞き、それに寄り添い、余計なことはしない。
そして信徒の幸せを神様に祈る。
ソウイウモノニワタシハナリタイ。