ヴァイオリンを買った時に付いていた肩当てを約2年使っているのですが、これが自分に合っているのか、装着状態はこれで良いのか、考えもせず使い続けていました。
使用しているのは、カナダのKUN社製。
この肩当て、はずれやすいのです。
ヴァイオリンを構えて弾いているときは良いのですが、レッスン前に取り付け、グッグッとキツく押し込んだにも関わらす、いざ教室に入ろうとすると、ポロンと落ちるのです。毎回ではありませんが…
アマチュアオケでもよくあることらしいのですが、私はこれが不満で、発表会の時にステージの立ち位置まで歩いている途中でポロンと落ちたら恥ずかしいじゃないですか。
先日、あるヴァイオリン教室が投稿しているYou Tubeで、肩当てを比較してみるという動画があり、その先生がいくつか試し弾きをするのを観たのですが、これが目からウロコ? 耳からは…なんだろうか。
肩当てによって響きや音量が違うのです。
肩当てはヴァイオリンに取り付けて体に密着させるので 振動や音質に影響が出るわけですが、材質によっても影響するということを知りました。
私の使っているKUNは、プラスチックとゴムのようなクッションでできています。落ちなければ使いやすいのですが…
動画を観ていてメイプル製の肩当てが気になり、説明に貼り付けられていたAmazonのサイトを開いて、早速注文しました。カナダのマッハワン。届いてみて、組立があまりに単純なのに驚いたのと、動画の先生の説明とはちょっと違うんじゃない?ということが…
確か脚は2種類付いている、と言っていたのですけど、1種類しか入っていません。どういうこと?
後でわかったのですが、Amazonから買ったのは直輸入品で本来1種類しか付いていないもの。2種類付いているのは、日本の代理店が日本販売用にセットにしたものでした。
楽器店で買えばよかったかな、と後悔しています。
というのも、このマッハワン、カーブが大きく肩にフィットし、音が大きく鳴る、KUNと脚の形状が違うので外れにくい、ということで評判が良いのですが、私の場合、演奏が終わって楽器を顎から離すと、ポロリ…
脚はレールタイプ。楽器の縁をクリップのように挟み込むので落ちないはず。但し、幅が短い、カーブではしっかり嵌らず、隙間ができてしまいます。
入っていなかった脚は、KUN形状に似ているらしいので、そちらも試したかったのですが、脚パーツだけの購入は、難しそうです。
付け方が悪いのか……脚のネジの位置を替えたりして、あれこれ試行錯誤中です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます