ヴァイオリン ~ 雑音ラプソディ ~

50代後半になって突然始めたヴァイオリン。
ヴァイオリンやピアノなど
音楽に関することを綴っていきます。

チャイコフスキーに挑戦 いつになったら完成するの? (1)

2022-10-08 | ヴァイオリン
ヴァイオリンのレッスン話をしばらく更新していませんでしたので、久しぶりに書きます。

前回のトロイメライで腕の調子が戻って来たので、7月下旬にチャイコフスキーに取り組み始めました。
レッスン曲集には2曲、チャイコフスキーの曲が入っています。最初に「アンダンテ カンタービレ」、次は「カンツォネッタ」を教わることにしました。
2番目のカンツォネッタは、もう2か月経ちそうなのにまだクリアできず、練習時間は発表会並みになってきました。

最初のチャイコフスキーの「アンダンテ・カンタービレ」、意味は「歩く速度でゆっくり歌うように」です。
ゆっくりも、歌うようにも、難しいのです。音がはずれるのが目立ってわかるし、表現力が必要ですが技術的にまだ未熟。まあ、プロになるわけではないので、教える方はそこまで期待してないと思いますが、私自身が頭の中で曲の美しいイメージができてしまって、その通りに弾けないから独りで苦戦しているわけです。
この曲は、ウクライナ民謡を元に作曲されたそうです。時宜にかなった曲とも言えそうですが、譜面の中に、な~んとなくロシア民謡ヴォルガの舟歌の「エイコーラ」に似たメロディーが時々現れて、やっぱりロシアの曲かぁ、となるのです。 
下の譜面(スキャンの仕方が雑ですみません)のその箇所にエイコーラと冗談で入れてますが、誤解のないように、この楽譜はチャイコフスキーの「アンダンテ カンタービレ」という有名な弦楽四重奏曲第1番の2楽章の曲です。



アンダンテ系の難しいところ。3連符やトリル、16分音符以上の細かい音譜になると、自然と速くなってしまいます。ピアノ伴奏が入ると、テンポが狂っていることに気が付きます。
メトロノーム練習は必須ですね。


この曲をクリアするまで、ひと月かかりました。自分では完成できた気分ではなかったのに、OKが出てしまいました。
きっとこれはいくらやってもダメだから終わらせたいと思われたのかなー。

次回は、手強い「カンツォネッタ」のレッスンです。



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