To-Ka

おやつパン屋

不要になったお守り

2011-11-10 | ウチのこと
息子がまだ保育園に通っていた時のこと。

大きな音が苦手で、テレビが苦手で、お芝居や紙芝居まで苦手だった彼。


だけど、保育園ではお誕生日会だのクリスマス会だのとお祝い事があるたびに紙芝居やスライドショーをやるし(なので彼は園のホールが怖い場所だった)、年長になるとプラネタリウムや交通安全教室など外にでる機会が多く、行き帰りのバスでアニメを流されるわ、現地でも映画を観させられるわで、普通の子どもが楽しみなことが恐怖でしかなかった園児時代。

心配した担任の先生に「発達センターに相談してみては?」と言われ電話したものの、特に打つ手もなく…。

こうやって書くとものすごく内向的な子どもにうつるかもしれませんが、全然そんなことはありません。

元気いっぱいの大食漢(笑)

なので、私は先生が問題視するほど心配してなかったし、テレビさえ点けなければ普通の子どもだったしね。


でも怖がってる様子はさすがに可哀想だったので、年長さんになっても相変らずな彼に持たせたのが、お守り。


保育園でのことは親が側にいてどうこうできないので、彼自身に頑張ってもらわなくては!と作ったお守りは、園からおでかけする前日にふと思い立ってハギレで急遽作ったもの。

中には、以前彼が拾って来た石。

当日の朝、行くのがイヤだと言う彼に「お守り作ったよ。今からお父さんとお母さんの元気をいっぱい入れるからね」と言って、主人と二人で中の石に念を入れて渡しました。

その時の結果はどうだったかは忘れちゃいました、スミマセン

でも、しばらくは何かある度にそのお守りを持って出かけてたけど、こっちが思うほど本人は頼りにしてなかった気がする(笑)


そして小学生になった今もテレビはイマイチ苦手ですが、お守りが必要なほど怯えることはなくなりました(最近やっと「アンパンマン」が観られるようになったんだよ(笑))

不要になったお守りは今も柱に引っ掛けてあります。

わかりにくいんですが、ボーダーの袋がお守り。

また別件で必要になったら夫婦で念を入れるつもりで残してあります(笑)




《出店情報》
11月13日(日) 愛知県豊田市 太田町の「福蔵寺ご縁市」
12月18日(日) 愛知県豊田市 足助の「稲荷市」