文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

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日産の戦略に関心。-昔からの私のスタンスです。ダウンサイジング

2012-09-02 11:13:39 | トヨタカンバン方式と自動車産業の革新へ

 2012年9月3日 新しい「NOTE」の販売が始まる。どれだけ売れるかが関心の的。「テイーダ」を国内販売をやめて。「NOTE」に統合するという戦略にも関心がある。日産では久しぶりの新型でもあり国内生産ということもあって、その成功を希望する。

 一つ一つの製品は世界的な販売チャネルに適合できるか否かが、大事なことが改めてよくわかる。またカルロスゴーンの経営スタイルがすみずみまでいかに浸透をしているかが垣間見える。よほど深く製品計画の段階から世界戦略に組み込まれた主体製品として開発されたことがよくわかる。

 でもその製品計画が日本というへそ曲がりの棲む国でどこまで通用するかは、販売を開始して間もなく結果が物語る。

 ポイントは2つ。一つは「ガラパゴスと呼ばれる独自の国内規格」の壁。せっかくの評価高いティーダを米国と中国販売が主役と、拡大したことで国内販売がうまくできないという判断。これはスバル自動車製の最新のレガシィでも生じたこと。3ナンバーで一回り大きいということが、それが国内規格では税制面で不利という障害を生み出す。それだけではなく自宅に駐車できない、立体駐車場に車を置けないなどなど駐車時の不利を招き

 2つ目は、国内規格でもたとえば年間で12万台以上という生産規模を追及するスタンス。このためには複数車種を一緒にするという戦略を日産では好むようだ。「NOTE」としての国内生産を12万台とすることで、九州の日産の工場では、メインの別車種を九州から韓国へ移行する。ルノーが経営権を握る関係先へと玉突きを生じる。これがすごいところだ

 でも結果をしょうがないと思う。国内規格が簡単には排除できないことは、ガラパゴス化の事例とされる携帯電話などで実証済である。

 


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