文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

パルナ/WIN-mcb2 ビスタ登場(3)でのテーブル検証

2006-12-19 11:27:35 | 組版プロの思考からXMLを考える
 パルナ/WIN-mcb2の環境では、確認を取りましたが
①モリサワでは、MCB2へのWORD文書取り込み用として、すでにWord2007対応外字を用意してあること。
②Wordの文書を、変換ツールで印刷企業対応の文字コードに作り替えて取り込めるようにしてあるとのことでした。
 
(4) 上記の混乱を招きかねないと言うことは、
①マイクロソフト社が、新しいフオントを以前と同じ名前で通したことで、新Word2007に替えた途端、相当数の文字の形が、様々なレベルで異なってしまう事態が避けられないからです。
②もっと困った事は、Word2007では新フオント(Aフオント)がプログラムと一緒にインストールされます。それだけなら考えやすいのですが(大変なことですが)、何と、新フオントを削除してBフオント(従来のフオント系のまま)をWEB上からダウンローして、Aタイプと同一内容で、フオントのみ過去のままというフオントがインストール出来てしまうことです。でも、名前は同じであり、区別が出来ません 
③複数の著作者が、WORDで同時に作業をするとAなのかBなのか不明(システムで判定出来ない) 事態を招いてしまったことです。
 印刷業界の実態を知っているメーカであれば、必ず新しい名前のフオントにするはずです。
 でも、マイクロソフト社では、多くの顧客がフオント名を指定しないままWord等を利用している現在、名前を変えるという発想は出せなかった模様です。

ここにも、文字種は国際的に見て一つというunicodeの世界と、流通しているあらゆる漢字を用意して、顧客に対処しようとする印刷業界の常識との差が大きく出ていると考えられます

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