文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

医療関係の中堅出版社の最近の動向(1)

2007-03-15 21:15:26 | 組版プロの思考からXMLを考える
2007/3/16
 本日、都内の中堅の医療関係での出版社を顧客先に有する印刷会社の社長と話し合いました。
 最近、何れの出版社からも、今後発注する出版物のデジタルデータ等中間データをすべて返却する事の旨、契約書を交わしたいと通告されたとのことでした。
 いままでの商習慣では、1回目の出版物になるまでは、印刷会社側で費用の一部を負担し、2回目以降の発注で少し宛回収するとの、暗黙の合意が出来ていたがそれを、取りあげられてしまっては採算が取れないという、その様な話しでした。

 顧客先の出版者へ、コンテンツ作りのために協力頂けないかと申し入れをしたが
断られたとの話しも。どうも出版者側では印刷会社を将来のパートナーとしては考えていないというケースが多いと感じられます。
 ここが大きな問題点です

 もう一つ、こちらではデジタルデータ処理に特化して実績を上げてきているが、XMLやネットワーク関係の技術者の安定的な確保に苦心していて、万一何か事が起こったときの対策が急務であるとのことでした。
 いままでも、何名も肝心のスタッフが、ようやっと仕事が出来るようになった、と、思った瞬間に、ヘッドハンテイングされて、よそに抜かれてしまうことを何度も経験されてきたとのことです。
 
 その、社内でのシステム構築での対策に関して、提案を要望されました 


株式会社 トータルメディア研究所 
荒尾 稔 minoruarao@tml.co.jp

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