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文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

もう一度考えなければならないこと。朝日新聞の片隅から

2007-05-08 18:39:26 | 組版プロの思考からXMLを考える
2007-5-8
 朝日新聞社の「Be-evening」をパラパラ読んでいて、うっつとした記事を発見してしまいました。
 記事そのものは凹版による証券を作成する職人さんの話で、とても大変な貴重な話で、勉強になりました。
 でも目が行ったのは、それとややずれた話ですが、最近15年程の日本のGDPの伸び率と「印刷産業製造品の伸び率」の折れ線グラフです。「日本印刷産業連合会」からの調査資料によるとありますので間違いはないと思います。
 まさに、GDPの登り坂とかい離したかなり急激な下降線をたどる内容です。
 先日も、印刷関係の小さな勉強会で、業界に精通したコンサルタントの先生から同様な話を聞かされてはいましたが、とてもショックです。
 生態学的な角度から、生き物がいろいろな環境変化で減少を始めた時に、最も注意すべき曲線を、私どもは「絶滅曲線」と呼んでいます。
 まさに、そのカーブにとても類似しているのです。しかも本来同様なカーブを描くべき原材料の用紙も、インキ等の主要な原材料は、GDPの伸びより下回るが、ほぼ横ばいのままと聞いたばかりですので、どうしたのかと心配になってきています。 印刷産業が98.7%が、従業員100人以下と聞いていますので、業界としての構造改革を早く進める必要性が高いと、改めて考えざるを得ません

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