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NPOを取り囲む環境の激変。社会貢献を目的としたNPOでも (3)

2010-07-27 16:32:40 | NPOの現状と指定管理者制度の問題点
 二つ目は、環境系、福祉系で代表される社会貢献を目的として設立された組織です。
 これも福祉系統は、あらゆる面で優遇されています。時給計算も積算がしっかりと担保されていて、それなりに不足だ、たりないと言われても、社会的な合意を得られていて、企業活動的なNPOとして、社会で存在価値が認識され、各地で活躍ができています。
 福祉系のNPOでは、少なくとも時給が最低保障の700円以上で働けます

 しかるに、環境系統は悲惨です。福祉系統は厚生省。
然るに環境系は環境省。この省は、少人数でまるで金がありません。そのために施策に金が付かず、その多くが、善意のNPOや任意団体の、無償奉仕に支えられて業務を切り回しているとしか言いようがありません。
  環境省系統のNPOの時間計算が、ある人に言わせると時給70円と揶揄されたいます。安すぎると不満たらたらな、福祉系と比較しても、その1/10のレベルです。
 ちょうど、中国での人件費に対応するレベルかもしれません。

 それでも、環境の問題で金をもらうなんてという、白い目で見られかねません。したがってこの分野で働こうと意欲を持った若者たちも、突っ込めば突っ込むほど極貧野世界に落としこめられてしまう結果に。
 これほどまで時間と知能を駆使して、自然相手に対応してきた方々が、ほとんどアルバイト的な仕事にしか付けていない。
 やればやるほど、貧乏の世界に落ち込んでしまう、この社会の仕組みを打破しなければなりません。


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