文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

手賀沼のこれからを握る主役、手賀沼土地改良区への訪問

2005-07-12 23:03:35 | 利根川下流域に水鳥の大規模越冬地形成
本日は、はじめて成田線木下にある、手賀沼土地改良区の事務所を訪問し、O氏と面談した。今回は、挨拶と打診を目的としました
 その話し合いの経過。現在、2,400haある改良区のエリアでは、平成13年までに、ほ場整備工事は99.6%まで完了している。残りはどうにも利用出来ない端っこのみとの話し。ただ、s36頃の初期の工事箇所での再構築が条件さえかなえられれば行う案もあるとのこと。本年度は長雨で、7月に入って導水を中断。モータを止めている。空中散布は我孫子市では次年度までで打ち切るという話しを聞いている。市の調査で効果が殆ど無いと言うことが分かっている。また、肥料投入もその効果は殆ど見られないというデータも見ている。
 ふゆみずたんぼについて、農家の意向次第。現在126ヶ所の揚水ヶ所があり、年間3,000万円程度の電力費用(年間5ヶ月として)がかかっている。仮に冬期間揚水すると、夏よりも費用がかかる。その費用を負担頂け、農家に真にメリットがあり、負担がかからない事であれば、組合としても検討してみると考える。
 当方から、田んぼの生き物調査プロジェクト等に関して、最近の環境支払いとの関連性、また農法としてのいくつかの可能性を打診しました。
 我孫子市の姿勢の変化、JBF(ジャパン バード フェスティバル)等での対応。宮城県での事例として、ふゆみずたんぼのパンフレットを介して蕪栗沼や田尻町での最近の動向の意見交換を行った。
 すでに、こちらでも農村環境整備センターと連携して、田んぼ周辺での生き物調査は5ヶ年間で実施中で、本年度もこの6月にもすでに行われたとのことでした。
 本年度各地で行われている「田んぼの生き物調査プロジェクト」の資料をもとに産直センターや、農村環境整備センターとの連携等の背景を解説しました。

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