文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

日本の森林の市場見直しが静かに

2006-04-05 00:59:28 | 里山に託す私たちの未来-再生策を探る
 日本の国土の64%以上が森林。戦後の拡大造林政策により、圧倒的に植林された人工林が、採算的な観点でいきずまって、かれこれ10年。森林の管理が多くの箇所で放置されたままです。木材価格も信じられないほど長期低落してしまいました。
 他方で、人工林の杉や桧は、それぞれ生き物として成長を続け、限界的な環境から、種を残す本能をたっぷり刺激されて、杉花粉をふんだんにはき出しています。

 ところが、ここへ来て風向きが少し宛変わり出してきています
1 法律の改正で、木材のもトレサビリティが適応されるようになってきつつあります。手続き上からも、外国からの輸入に歯止めがかかりだしてきた。
2 中国やインドの勃興によって、木材需要がタイトになって、輸入価格がその面からも値上がりしだして、相対的に国産材の方が値段的に安井という逆転
3 これで、国内で木材需要が回復すれば、始めてトレンドとして国内木材の市場再構築画おこってくる。その方向性がはっきりすると、手控えられていた投資が始めて動き出して、市場が形成されだす。

印旛沼周辺ヒシクイは亜種ヒシクイでした

2006-04-05 00:43:33 | 利根川下流域に水鳥の大規模越冬地形成
 本年度、関東地方利根川下流域での雁類の越冬では、今までにないことが
1 千葉県印旛郡、本埜村と栄町の周辺に、ヒシクイが4羽越冬しました。
この個体は群は、当初オオヒシクイと考えられていましたが、明確な写真の入手により、亜種ヒシクイと分かりました。
 数年前から、この地域ではヒシクイの小さな群れが定着しているのではないかとの噂が流れておりました。
 今回、明確になりました。
2 船橋市郊外にも「亜種ヒシクイ」が1羽
3 茨城県菅生沼にも、亜種ヒシクイが2群で、最大6羽が同時に観察されています。
4 東京都府中市の分倍河原周辺の多摩川にも6羽の群れが観察されています
(写真があるとのことですが、未入手)です。これも亜種ヒシクイとのことです

 ちなみに、霞ヶ浦江戸崎のヒシクイは、「亜種オオヒシクイ」です。本年度は
最大羽数が越冬しました。(79羽)

 亜種ヒシクイは、殆ど宮城県の古川市郊外の化女沼を中核としたエリアに集中しており、他に越冬地は殆ど見あたりません。
 その点だけでも画期的な状況と言えます。

 添付写真は、栄町在住の小川様の撮影です。



第20回の里山シンポジウム実行委員会が開催されました

2006-04-05 00:30:07 | 里山シンポジウム実行委員会のこれから
■分科会は、我孫子市之市民からの参加も加わって、18分科会となりました。
■千葉県立中央博物館の講堂を利用した催しが中心となっています
■イオン財団からの助成金50万円が入金されました。
■千葉県での人事異動が大きく行われました。
 関連した「ちば里山センター」では、事務局長の堀田氏が、県の林務課へ戻ることになり、また、積極的にジム狂句で活躍されてきた若い佐藤さんが、県庁に就職がきまって、既に退社されたそうです。今後どのような運用環境になるのかは現在不明のまま。4/6金親博榮さんが、千葉県知事の堂本氏と面談して打ち合わせことに。
■本年度第3回目として、新たな動きとしては、分科会を開催する前に、勉強会が幾つかの分科会の活動として始まりました。
 千葉県や市町村の担当者と、少人数で行政の新たな施策に関して議論をしていこうという内容です
 「緑の環境税」「環境税」等を主体にして、「里山と政策」分科会が開催する中心となっています。
 順次、各分科会の責任者の考えで、同様なことがあるかと思われます。
 全大会も分科会も年1回のイベントとしての性格があり、実際の投資対効果という判定上で疑問点があります。その点で、三位一体の動きの中で、
 行政/大学・博物館/市民・NPOという配列です。