第20節VSアルビレックス新潟戦終了しました。
スタメンには天皇杯にも出場した怪我明けの渡井が復帰。トップには一美が入りました。
試合は立ち上がり直ぐには良い形を作れたものの、その後は停滞。ボールを保持しても、相手スペースに侵入していくアイディアに欠け、思う様に攻撃展開が出来ない。
内田がロングフィードのクロスを送りサイドチェンジを狙う等多少変化をつけようとはしていたものの、その先の所でのボールの動かし方にまだ課題が多い。
守備は比較的落ち着いた入りを見せ、相手の圧力もさほど無かった為、慌てずに守れていた様に思う。
18分に左サイドからドリブルで仕掛けた杉森が相手DFに倒されPKを獲得。この場面を始め、大分気になったのが相手のブロックの仕方。危ない止め方が多い、怪我しそうで怖かった。
このPKを一美が落ち着いて右サイド隅に蹴り込み先制。良い時間帯に得点出来たのだが、その後がもうひとつ続かず。
逆に前半の終盤にカウンターから左サイドに展開され、アーリークロスに飛び込んできた相手のFWにヘッドで合わされて失点。余りにも簡単な失点の仕方に唖然とする。
ボールの出し手と受け手両方に対するマークが全く付けておらず、ワンツーでの失点をしてしまう守備の脆さ。今シーズンは特にこういった形での簡単な失点が目立つ。これをどうにか改善しない限り、先制した所で勝ちきれない。
後半は一層守備の時間が増え、ゴール裏から見ているとこちらに向かって攻めてくる筈のウチの選手達は自陣に居る時間が長く。更にシュートに至っては皆無。
セットプレーもあるにはあったが、シュートを打つに至らず、枠にボールが行かない。昨日は蒸し暑かったので後半の半分を過ぎた頃から選手を入れ替え運動量を落とし過ぎない様にはしたものの攻撃における効果は余り高くなかった。
寧ろ守備に追われる時間が増えていき、最終盤には決定的な場面を作られる。オフサイドで辛くも失点は免れたが、展開としては負け試合だったのかなと。ようやく勝ち点1を拾えたという状況。
相手のシュートの精度が高くなかった為凌げた場面も多々あったので。全体の印象としては上記の通り拾えたという表現が正しいかと思う。
今シーズンのチームを観ていて気になるのが守備の約束事を重視している割には安易な失点が目立つ所。それなら攻撃で複数得点が必要になるのだが、攻撃展開がやや単調というか淡白。
監督のコメントの様に『勝ちたい』という様な気迫は今の選手達のプレーからは今ひとつ伝わって来ない。もっと勝利に執着しても良いのかなと思う。
そろそろ選手達自身も見飽きただろうなという1-1のスコアボードを眺め、そんな風に感じました。道のりは遠い。
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