魔術師

新聞、ニュース等で取り上げられ、ご存じの方も多いかと思われますが。一昨日、昨日と行われた神山町青年有志企画のイベント《氷室氷の献上式》のクライマックスが徳島公園鷲の門広場にて開催され、はるばる神山町から徒歩で運ばれて来た氷を受け取る大役の１人をウチの尾上選手が務めました。

尾上選手はいつものヴォルティスジャージ姿で登場。まず、これまでの人生で初めて（で最後？）の役目に神妙な面持ちでした。


さて。今日は片岡功二選手、玉乃淳選手の誕生日です。おめでとうございます。それぞれ29歳、22歳を迎えられました。

片岡選手は今季キャプテンも務める（現在ゲーム時は島津選手が代行中）等チームの大黒柱としてその人柄も、選手としての能力の高さも皆に認められる所です。小さい体にも関わらず果敢に勝負を仕掛け、且つダイナミックにサイドをかけ上がる姿、正確なFK、CKを繰り出す姿は多くのファンを魅了し、他チームからも『先ずは片岡』と警戒されている事からも分かる様に正にウチの顔とも言える選手です。

現在は怪我からの復帰に向け調整中ですが、近い内に必ずやピッチに戻ってきてくれる事を願い、待ち焦がれているのですが。チームの上昇にも欠かせない選手ですので。

一方の玉乃選手はここの所、スタメン出場し、トップ下として定着しつつあります。彼も小柄な体格ながら、猛然と相手に向かって行く負けん気の強いプレーが特徴。それだけでなく足下の細かいテクニックもありスピードに絡めたドリブル突破が大きな魅力。

普段はクールらしく（先日の柏戦で移籍後初ゴールを決めた時は流石に喜びをかみ締めていましたが）、自分に対してはとても厳しい一面も。それは再三「今の自分は実力の3割位しか発揮出来ていない。もっとフルでパフォーマンス出来る様に努めたい。」と発言している辺りにも垣間見る事が出来ます。

向上心が高く上昇志向も強い。そういう意気の良い若手が居る事はきっとチームにも良い影響を与えているのではないかと思います。是非とも自身が納得のいく程キレのある動きを披露して今迄以上に観客達を魅了して欲しい。まだまだ伸びる歳だと思うしね。シーズン終了時には『ウチに来て良かった』と言える様、自分を磨き続けていって下さい。