第42節VSレノファ山口戦終了しました。
ホームでの最終戦ということもあり、9300人余りのお客さんが入りました。
スタメンは前節と変わらず。サブもほぼ変わりなし。島屋が入った位。
試合は山口がシステムを変更してマンツーマンで付く様な形にしてきたことと、やはり最終戦ということがあり、いつも通りとはいかず。
かなり硬い展開となりました。
立ち上がりには細かいミスも重なり、ボールが落ち着かず、相手にボールを握られ、やや危ない場面も。
先にシュートも打たれ、オフサイドには掛けましたが、ゴールネットを揺らされる場面もあり。
あまり、良い立ち上がりとは言い辛く。守備が落ち着いてくるまではハラハラさせられる場面も。
前半は流れが悪かったかなと。ただ、その中でも無理に攻撃に転化するのではなく、先ずは守備。落ち着いて失点を防ぐという所にフォーカス。
渡井も前半はかなり低い位置におり、攻撃展開よりも守備に奔走していたし、野村にしても、河田も必要があれば中盤位置にまで降りてきて守備意識を徹底。
なかなか良い流れは呼び込めない中でも相手のペースに巻き込まれず、落ち着いて粘り強く守備を続けていた38分。
岩尾からの縦パスに反応した河田が相手D裏に抜け出し冷静に右足を振り抜きゴールネットを揺らす。
苦しい展開が続いていた中での先制はチームに活気を与える。
1点リードで折り返した後半は立ち上がりから攻勢に出て2分に後ろからのボールを中央で受けた野村が縦パスを送ると再び抜け出した河田がキーパーと1対1となり、冷静にキーパーの股下を抜くシュートを流し込み追加点の奪取に成功。
更に5分後には左サイドで相手のボールをカットした内田が持ち上がりスルーパス。これを相手エンドライン付近まで走り込んだ渡井が折り返し、逆サイドからスライディングしてきた田向が合わせて3点目を奪う。
非常にテンポ良く3点をリードすると、あとは焦る事なく、じっくりと状況を見ながらボールを動かしていく。
相手は早目に交代カードを3枚切り、システムも通常の4-4-2に戻し、慣れた形とフレッシュな運動量を使い攻撃の活性化を図るものの、その変化にも冷静に対応。
ブロックを敷いて中に入り込ませず。セットプレーも守備陣が踏ん張り跳ね返す。
3点リード出来た事で余裕も生まれ、前半にイエローカードを受けていた河田と野村を下げ、押谷、狩野を投入。
更に終盤には渡井を下げて清武を投入して出来るだけ前線でボールを保持しつつ、チャンスがあれば追加点を取るという戦い方にシフトしていく。
最終盤は再び相手の攻撃を受けるも、岩尾を中心に全員が体を張り、守り切ってタイムアップ。
3-0で最終戦を勝利で飾ると共に順位を今季最高の4位に上げてプレーオフ進出を果たしました。
他会場の結果を受け、プレーオフ1回戦はホーム鳴門でヴァンフォーレ甲府との対戦することに。
ホームでの最終戦を無失点で乗り切れたというのは評価出来るかなと。前半なかなかペースを掴めず苦しい展開の中でも耐えて攻撃のチャンスを窺えた事、苦しい中でCFの河田がしっかりと結果を出してくれた事、効果的に追加点が取れた事が勝利の鍵となりました。
最終的に勝ち点は73。優勝した柏が勝ち点84だったので、シーズン前の目標を達成していれば優勝となった訳で。
勝ち点差11はかなり大きな開きなので。何が足りなかったのかはシーズン後にじっくりと考えなければいけないとは思います。
ここからが本当に険しい道のりです。どうなるかは正直分からない。ただ、リーグ戦が終わってもまだプレーする事が出来る幸せを感じながら、選手達には思い切ってプレーして貰いたい。
今日だけは少し勝利に浸ろうと思います。
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