渦の道~Un vorticoso modo~

サッカーJリーグディビジョン2の徳島ヴォルティスについて語るブログ

ひとまず最低限は

2010-05-22 22:57:52 | Weblog
ここ3日程多忙につき、更新作業休ませて頂きました。済みません。

さて。第14節VS札幌戦終了しました。

心配された天候も何とか曇りで保ち、気温も22度程度に収まり、コンディションとしてはまずまず。

藍住町民デーという事で、町民対象の観戦招待や町産品の即売会等も行われました。子供達の姿が多かったかなという印象です。

札幌のサポーターも以前に比べれば少ないもののカップルや家族連れ等がチラホラと。

最終的には4300人余りの観客動員となりました。

スタメンは久々に津田と平繁の2トップ。

サイドに島田と柿谷を置き、今季はここ迄サイドハーフを務めてきた倉貫がボランチ位置に入りました。

右肩脱臼で戦線を離れたスンジンに代わり、センターにはケントクが入り、輪湖が左サイドに復帰。

サブに関しても大きく入れ替え、スンフン、八田、青山、三田、徳重、ドンソプ、ハジというラインナップになりました。

この試合の大きなテーマとして守備の立て直しという事が挙げられていたかと思います。

試合は立ち上がりからヴォルティスがボールを支配する形で攻撃を仕掛け。

守備でも1トップのキリノ選手を三木とケントクが厳しくマークし自由に動かせず。

序盤から特に左サイドの輪湖が柿谷と絡んで積極的な上がり(若干ミスが多かったですが)を見せていました。

Dラインも引き過ぎず、高めに保てていた様に思います。

三木もそうですが、倉貫も後ろから大きな声を出し守備全体のバランスを取る役割を担っていました。ガツガツブロックにもいっていましたし。

ボランチは運動量からいってもキツイので相当大変だったとは思いますが、それでも最後迄足を止める事は無かったです。

前半は特に中盤でのプレスも速く、フォローも出来ていた分、攻撃のチャンスが多かった様に思います。

輪湖や柿谷、平繁、平島、島田辺りが相手エンドで仕掛けてファウルを誘い、FKのチャンスを度々獲得。

いずれもキッカーは島田で相手ゴール前迄ボールを運びましたが、シュートはいずれも枠を捉えず。柿谷のシュートがポスト強襲した以外は枠には行かず。

それでも、攻め続ける展開が続いていたのですが。前半の内に思わぬアクシデントが。

相手Dと交錯した津田が右腿の裏を痛めて×マーク。早々にピッチを後にする羽目になり。

急遽、ハジが呼ばれて交代しました。平繁とのコンビネーションがどうかなと心配な部分もあったのですが。

今日はハジ的にはかなりパフォーマンスが良かったのではないかと感じました。

平繁からのトリッキーなパスも受けていましたし。まぁ…シュートに関してはいつもの感じだったのが残念だったのですが。そこが決まっていれば男前だったのでしょうが。ウム。

ハジにしろ平繁にしろ、ゴール前でかなりユニを掴まれていたのですが、その辺りは軽~くスルーされていたのが残念です。もう少し明確に公平にジャッジして欲しい所です。

それにしても、前半にあった度重なるチャンスをひとつたりともモノに出来なかったのは悔やまれます。

後半に入り、相手が2トップに変更して来た事でやや押された展開がありましたが。

決定的な場面を作られる事は無く、そのひとつ前の段階でしっかりとブロックは出来ていました。

只、その後の攻撃の展開で最後の部分がまだ詰めが甘く。

後半にも山の様に築いたFKやCKのチャンスも向かい風とはいえ、殆ど活かせず。

この辺りの攻撃展開の工夫やアタックのタイミングについては修正にもう少し時間がかかるのかなと。

時間経過と共にやや中盤のスペースが間延びして相手にボールを回される場面等が見受けられました。

相手のミス等もあり、決定的なピンチには繋がりませんでしたが、今後の修正点のひとつかなと感じました。

終盤にはやはり自分達のミスから今度は決定的なピンチを招きましたが、ゴール前で何とか踏ん張り良い形でシュートを打たせる事は防ぎました。

最後の最後迄ボールを持ち続け攻めましたが、どうしてもゴールを割る事は出来ず。

終わってみればスコアレスドローとなりました。

終始攻め、尚且つ自分達の展開に持ち込んだ時間帯が長かっただけに得点を決められなかったのは非常に勿体なかったです。

一方で守備に関しては落ち着いた対応で無失点に抑え、一応の成果は出せました。

ブロック、フォロー、カバーリングと徹底されていたと思います。

全体としては、ひとりひとりが気持ちを出して良くやったなという印象なのです。

引き分けという結果に勿論満足する訳ではありませんが、内容としては前節の痛手を引きずり過ぎる事なくプレー出来たのではないかと。

ここから、勝利に向け細かい部分も含め本格的に修正していく事になると思うのですが、怖がらずチャレンジして欲しいと思います。

最後に…津田が重傷でない事を願うのですが…。
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