渦の道~Un vorticoso modo~

サッカーJリーグディビジョン2の徳島ヴォルティスについて語るブログ

完璧なスタート。

2018-07-21 23:13:13 | Weblog
第24節VS大宮アルディージャ戦終了しました。

相変わらずの日中の暑さにフラフラになりましたが。

今日は徳島県民デーという事で、県内各地の物産が出展する等スタジアム前も賑やかでした。

スタメンには予想されていた通りにウタカが入りました。あとは前川が久々に入った位でほぼ変わりなし。

サブは登録の関係上、ブエノが外れましたが、それ以外はほぼ変わりなく。

試合は立ち上がりから攻勢に出るも、相手が守りを固めていた為、ややボールを持たされていた様な印象。入り方としては余り良くない様にも思えたものの。

互いに激しいプレスと速い展開で、試合内容としては先の一戦が嘘の様に、かなり見応えがありました。

先にチャンスを掴みかけていたのは相手の方でしたが、粘り強く守備が出来ていた為、最後の所では踏ん張れており。

攻撃ではウタカが前線でボールを収めてくれるので、格段にチャンスの質が向上。前半から得点の匂いがしていたのは事実。

0-0で折り返した後半は相手がリズムを変えて来て、ややハチハチの対応に。バランスが少し崩れる。

それでも、前半から積極的にテンポ良く攻めていた姿勢は変わらず、ウタカが落としたボールに島屋、前川、岩尾等が絡んで厚みのある攻撃を披露。

すると、11分。岩尾の縦パスに反応したウタカが相手エリア中央に走り込みDFを引きつけた所で左サイドに張り出した前川が角度をつけたシュートをキーパーの逆サイドに流し込んで先制に成功。

それまで、2度程決定機を掴み切れていなかった前川だったが、久々のスタメンに意気上がる鮮やかなゴール。

しかし、喜びも束の間。僅か3分後にカウンターからあっさりと失点してしまう。幾ら相手の得意な形とはいえ、ちょっと失点の仕方が拙過ぎる。今後の課題である。

嫌なムードが一瞬漂うも、今日は前線にウタカという明確なターゲットが入った為に、そこからチャンスを広げていく。

21分に相手エリア中央でボールを受けたウタカが、左サイドの岩尾にパス。岩尾はボールを切り替えしてキーパーの位置を確認し、冷静にシュート。これが決まって追加点の奪取に成功する。

その後、相手が長身FWを投入して来て、ポスト強襲のシュート等もあり、肝を冷やすも粘り強く守備を続ける。

最終盤には佐藤を投入し、前線でのボールキープ。1点のリードを守り切って2-1の勝利となりました。

やはり今日はウタカに尽きる。正直、この短期間で何処まで出来るか懐疑的な部分もあったが、蓋を開けてみれば杞憂に終わる。

自分で持っていく事も出来るし、周りを使う事も出来る。プレーに余裕があり、しかも献身性がある。流石に連携はまだまだだったものの、格の違いというのか、質の高さには感心。

8試合負けなしと好調だった相手に勝てたのは大きい。今後に繋がっていくのでは。久々に面白い試合でした。
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