行く道、辿る道

昨日寂しい報告が2つありましたので、その事について。

昨シーズン一杯で退団の決まっていた塩川岳人選手と入船和真選手が現役を引退する事になりました。

塩川選手は一昨年ウチに来てから様々な思い出がありますが、やはり1番に思い出すのは練習に取り組む姿勢でしょうか。

チーム事情もあり、本来のポジションとは違う所での起用も多く、更に出場機会が限定されてしまった時期もあった訳ですが。

どんな時もひたすらに真面目に黙々と練習に打ち込み、コンディションの維持に努めていた姿は言葉に出さなくても、周りの選手達にとっては規範となった筈です。

かと思えば、何かイベントがある時にはノリの良い所を見せたりと、シャイであり、良いアニキでありと色んな魅力を持った人物でした。

彼のお陰で新たに出会えたサポーターの方も居たりで、その事にも感謝しています。

今後は指導者としての道を歩むそうなので、又近い将来新たな形でお会い出来るのを楽しみにしています。

そして入船選手。正直、余りにも若いので勿体ないという気持ちが強いですが。

こればっかりは。長さが問題ではないですし、何より本人が自分で納得し考え抜いた末の結論だと思いますので今はそれを受け止めるしかないのかなと。

ウチに来るという決断もかなり勇気がいったとは思うのですが、それでも賭けた気持ちを汲みたいし、精一杯やったんだろうと思いたい。

今後はサッカーを離れ東京で就職するそうなので、新しい環境で新たな目標を見つけ飛躍していって欲しい。


さて。チームは本日無事高知県での1次キャンプを打ち上げました。

今年はここ迄大きな故障者や離脱者の情報も無いですし、非常に充実したキャンプになった様です。

キャンプを見に行った方々も口々に今年の質の高さに驚いたと言っていますし、まぁ…5年目にしてようやくプロらしいキャンプのレベルに達したというべきか。

余りこの時期に過度の期待をするのはこれ迄の経験から言うと良くないのですが、それでも、今から楽しみでしょうがないという気持ちになります。