渦の道~Un vorticoso modo~

サッカーJリーグディビジョン2の徳島ヴォルティスについて語るブログ

1点を取るということ。

2019-11-10 20:50:00 | Weblog
第40節VS横浜FC戦終了しました。

天気快晴、暖かな気候で試合日和となりました。

今シーズンの集大成、大一番ということもあり、久しぶりに1万人を超える観客を集めました。

横浜からのサポーターの数がさほど多くは無かったので、純粋に徳島の観客が増えたんだなぁと。

こういった場面で試合を獲れるかどうかが結構大事なのですが。

スタメンは右SBに石井が入った以外は変わりなく。

サブには怪我から復帰した長谷川、表原が入りました。あとは変わりなく。

試合は立ち上がりから硬い展開に。どちらも失点はしたくないという所で守備の意識はかなり高かった様に思います。

その分、ボールが激しく動く様な展開ではなかったかなと。

入り方としては悪くはなかったものの、攻撃展開という面ではボールの動かし方に工夫が足りなかったかなと。

ただ、時間経過と共に自分達のペースを掴み、攻撃でもチャンスを作り出していたので、前半は優位に進められていたと思います。

そんな中でほんの僅かな部分、ワイドに開いた後のフィニッシュに至る部分でやや精度を欠いたかなと。

しかし、流れとしてはウチに来ていたので、この前半の内に効果的に先制なり、2点取ることも出来たのではないかと。

それが叶わなかったのは相手の守備の堅さなのか、それとも最後の詰めが甘かったのか。或いはその両方なのか。

これがサッカーの怖い所で。自分達のペースで進めながらも、チャンスを掴みきれずに試合を折り返し、後半に入って相手が多少ペースを変えて来てもそれにもきちんと対応は出来ていたのですが。

0-0という時間が長くなればなる程、1点を先に取りたいという欲が微妙な形で全体のバランスに影響した部分もあったのかなと。

今シーズンはある意味で、この課題とずっと向き合い続けてきたとも言えるのですが。

押し込んでいった後のショートカウンターの対応、ですよね。そこが僅か一瞬中途半端になった時間帯に。

左サイドから一気に持ち上がられ、ディフェンスが釣られた所を右に折り返され、狭いコースを抜かれて失点。

石井が行くのか、バイスが行くのか、一瞬の判断が遅れた事でシュートコースを空けてしまった。

梶川が失点直後、地面を叩いて悔しがっていましたが、防がないといけない場面ですからね。

その前にも、セットプレーからあわや失点という場面もあったので(辛くもオフサイドに助けられ)。

少しずつ相手にジワジワと流れが傾きつつあったのかなとは思いつつ。まだ、残り時間もあったので、冷静に同点、逆転の所まで持っていく事が出来ただろうし。

そういった部分での甘さというのか、ちょっとした隙というのか。悪くはないのですが、全体として攻め手を欠いた間は否めず。

もったいないというのか、歯痒いというのか。

結果としてはこの失点が取り返せず、0-1での敗戦となってしまいました。

やはり、相手がよくスカウティングしていたなという印象です。こちらがボールを持つのは折り込み済みで、ある程度攻めさせてカウンター狙いというのか。

実際に相手のシュート数は僅か4本なので。如何に効率的に攻めたのかということだが。

自分達のストロングポイントを十分に出せたわけではないので。やはり、点を獲る時はもっとテンポ良くボールが動いているので。

それをさせない様に相手が徹底的に守備を締めてきたのだと思うし、それを打ち破れなかった攻撃面での脆弱さがあったのだと。

本当に勿体ないし悔しい。これで、目標としてきた自動昇格は一層厳しくなりました。しかし、まだ可能性がゼロになったわけではないので、僅かでもチャンスがあるのならば挑みます。

無駄に引き摺らずに気持ちを切り替えて残り2試合のひとつずつをしっかりとプレーしていくだけです。

叫び過ぎてノドが…。

それより、前半に負傷退場した岸本の具合が心配です。大事ないとよいのですが。


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