渦の道~Un vorticoso modo~

サッカーJリーグディビジョン2の徳島ヴォルティスについて語るブログ

巣立つ

2015-12-11 22:06:50 | Weblog
今日は契約関係でふたつ報告がありました。

先ず、今シーズンFC大阪にレンタル移籍していた木下淑晶選手が現役を引退する事になりました。

まだ25歳と若いのですが。今年1年、出場機会とこれからのプロ生活の勝負をかけてのチャレンジとしてレンタルの道を選び、シーズンを過ごしてきた中で。

自分としては、毎日精一杯取り組んだ事、もう一度徳島でプレーする事も目標に日々トレーニングし、試合に臨み。

そうした日々の中での気付き。やり切ったという思いと、限界という思いと。

本人は本当に様々な気持ち、葛藤の末に辿り着いた決断だと思うので、今はそれを静かに受け止めたいと思います。

地元出身の選手でもあるし、どちらかと言うとチョケキャラと言うか、明るいキャラクターでファンからも親しまれた選手だけに。

ひと回り大きくなって帰って来て欲しかったし、とても残念だし、淋しいのですが。

3年間、お疲れ様でした。これから、どの様な道に進むにせよ、新天地でのご活躍をお祈りしています。


そして。6シーズンにわたり、徳島でプレーした津田知宏選手が同じJ2の横浜FCへ完全移籍する事が発表されました。

実は前からかなり噂にはなっていたのですが。正式な発表を待って取り上げる事にしました。

名古屋から出場機会を求めてやって来たのが2010年。それからの歩みは今日のオフィシャルの日記で振り返っているのですが。

思い出はとにかく、沢山あり過ぎて、とても書き切れない。

本人のコメントにある様に、新しい環境で再びFWとして純粋にゴールを決めるという事に集中したい、チャレンジしたいというのは偽らざる思いだろうと。

長く在籍した事は、良く言えばチームの顔、しかし悪く言えば、そのイメージとの乖離で苦しんだ部分もかなりあったのでは。

6シーズンといえば、チームの歴史の半分以上なので。馴染んで愛着もあるでしょうが、逆にマンネリというか、全てが予定調和で進んでしまう様な停滞感を感じてもいたのだろうと。

明るく賑やかなキャラクターの反面、非常にセンシティブなところもあるので。特にこの2年間はプレーする上で苦しい事の方が多かったのではないかとも。

ゴールパフォーマンスで阿波踊りを踊っていた姿を昨日の事の様に思い出します。

相手ゴール裏への飛び出しを常に狙い、ボールを追い続ける姿勢。愚直な迄の走り回り方が彼のプレーの真骨頂。

鮮やかなゴール、魂のこもったゴール、何シーズンもの間、確かにチームの核として11番を背負い続けて来ました。

6シーズン共に闘えた事を感謝しています。

来シーズンはライバルとして、同じリーグで闘う事になりますが、怪我に気をつけて、新天地でのご活躍をお祈りしています(ウチとやる時以外は)。
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