第41節VS東京ヴェルディ戦終了しました。
スタメンは若干変わり、右サイドハーフに田向、ボランチの一角に久しぶりの徳真が入りました。
試合は立ち上がりから相手が押し込んできてそれを受ける形に。
ある意味で失点のリスク管理を徹底していたとも言えるが、序盤は攻撃展開の機会もあまりなく。
守備ブロックは形成出来ていたので、守備自体は安定していたのだが。
やはり、余りにも受け過ぎていたきらいはあり。自分達でボールを回していくシーンは非常に少なく。
20分経ったくらいにようやく河田がファーストシュートを打ったという有様で。
前半はかなり耐える展開、苦しい時間帯が多かった様に思う。
そんな中でも前述の様に守備は安定していたため、再三ピンチという事はなかったものの。
あまり、良い展開ではないなというのが正直なところ。
この嫌な空気を振り払ったのは古巣対戦となった杉本。
43分に後ろから受けたボールを相手エリアまで運ぶと野村とのワンツーで左エリアから切り込み、右足を振り抜く。
これがゴールネットを揺らし先制に成功。鮮やかな、しかもチームが苦しい展開だっただけに、これで一気に活気づいたというのか。
前半を1点リードで折り返すと、後半は立ち上がりから攻勢を掛け、2分に右サイドでボールを受けた野村が縦パスを送ると、受けた田向が相手エンドライン付近まで粘って持ち込みクロス。
これをゴール左サイド前で受けた河田が右足を振り抜き、左ポストに当ててゴールネットを揺らす技ありのシュートで追加点を奪う。
2点のリードを得られた事で展開としては焦らずにじっくりと如何にリスクを減らしていくかという所に集中出来たかなと思う。
ただその後、烈しくプレスを掛けてボールを奪いに来る相手にセカンドボールを拾われて連続攻撃を仕掛けられる等、なかなか自分達のペースにはならず。
そんな中では無理に動くのではなく、ひたすらに耐えながら機を見るという感じにシフトしていった。
カウンターから3点目を取るチャンスがあったので、しっかりと決めていれば展開としてはかなり楽になった筈だが。
思う様な展開には持ち込めず、更にセットプレーからこぼれ球を押し込まれて失点と、やや嫌な空気が流れたものの。
焦ることなく、選手交代なども使いながら守備を固めていく。
4分間のアディショナルタイムも集中して乗り切りタイムアップ。
食い下がる相手を振り切って勝ち点3を掴み取ることが出来た。
内容としては自分達のスタイルをあまり出せず、良いとは言い難いものの、しっかりと結果に結びつけることが出来たのは良かったかと。
他会場の結果を受け、自動昇格というのはなくなってしまいましたが、そこはもう、首の皮はんぶんしか繋がってなかったので。
痛いのは3位の可能性も無くなったことかなと。
こうなったら意地でも4位を狙うしかなかろうが。幸いにも山形とは得失差も1しかないので。まだ、自分達次第でひとつ順位を上げられる可能性は残されている。
ならば、そこに集中して、最終節をしっかりと戦わねば。何だかんだ言っても、それは勝たなければ実現出来ない訳で。
自分達で掴み取れる可能性がある以上、全力を傾けて臨む。それだけです。
しかし、味スタで勝ったのはいつ以来でしょうなぁ〜、そこは素直に嬉しい。それが今日の正直な気持ちだ。
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