ここからが真のチャレンジ

明日は第26節VS金沢戦です。

中3日での連戦という事もあり、チームは休む事なく調整を続け、今日は午前練習を終えると昼には金沢へ出発しました。

この3日間はリカバリー以外の時間はかなり実戦での動きを意識したメニューとなりました。

攻守の連動性やポジショニングの確認を入念に行った様子です。

システムは互いに4-4-2。前回の対戦では徹のPK阻止などの踏ん張りもあり、何とかスコアレスドローでした。

金沢は戦い方がハッキリしていて、堅守速攻型。25試合消化して、失点は1試合平均1以下と非常に守備が堅い。

ここ5試合は引き分け続きという状況ですが、だからと言って崩れている訳ではない。

スコアにしても、1-1とかスコアレスドローとか、渋い展開であり。

つまりは。先制点を奪取するという事が如何に重要かという話です。

一方こちらの状況はというと。ようやく連勝を果したとはいえ、何とか1-0で逃げ切ったというだけで、未だ何も成し得ていないというのが正直な所。

ピッチコンディションに苦しんだとはいえ、思った以上に押し込まれ、苦しい展開が続きました。

フィニッシュの精度もまだまだ。

現状、金沢は4位とかなり上位の為、こちらとしてはチャレンジャーの姿勢を貫き通せるか。

まだ、何も手にしていない内から守りに入る理由もなく。

勿論、チームの約束事として、先ずはしっかりと守備をするという部分はあるものの。

より積極的なプレーが求められます。

更にはカウンター対応、セットプレー対応等要所で集中力を発揮出来るか、という所です。

前節はFW2人が連動し、得点を奪う事が出来ており。その辺りの良い流れは今回も生かしていきたい。

スタメンですが。流れを生かす意味では大きくは変わらない筈ですが。

津田はコンディションがどうだろうなという所で。変わるとしたら、このトップの一角か。

厳しい連戦の最終盤、明日もまた、この目の前の1試合に全力を注ぐのみです。

明日は現地には行けませんが、チームが90分間熱いプレーを魅せてくれるだろうと信じて、やや遠い空の下から応援しています。

遠征される皆さん、ワシ等の分も気持ちを載せて選手達の背中を押してあげて下さい。

余談ですが。金沢には現在、U-12のコーチとして麦田和志さんが在籍しています。徳島でプレーしていた選手が今こうして地元で指導者としての一歩を踏み出しているのは嬉しい限りです。