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西城秀樹とカヴァー曲

2019年10月20日 | 西城秀樹

 

西城秀樹のカヴァーの上手さには定評がある。

YouTubeで集めている人のリストでは、洋楽では200曲、邦楽でも100曲以上ある。実際はもっとあるだろう。リズムも音程も完璧で自身のグルーブが加味され、彼自身の曲のように感情豊かで引き込まれる。だが「本家越え」と言われると私は首をひねってしまう。

一流アーティストの歌は上手いのはもちろんだが、自分の曲に対する”矜持”が含まれ素敵な作品に仕上がっていると思う。

ビートルズの曲はビートルズが一番良いし、トムジョーンズの歌だってトムジョーンズが一番良い。バリーマニロウの曲はバリーの伸びやかな声に合っている。

日本人に馴染みのアリスの曲は、ちんぺいとベーやんの二人のハーモニーが合わさってのアリスの歌だ。写真の「旅の宿」もヒデキは優しい声で情緒的に歌っていて素晴らしい。でもこれが最初に発売されたものだとしたら、こんなにも人々の心を引きつけこんなにも人々の口に上っただろうか? 本家には上手いだけではない何かがあるのだ。

どんなに上手く歌ってもカヴァーはカヴァー、しっかり自分のものにして歌っていても西城秀樹の曲にはならない。それが口惜しい。

だから私は西城秀樹のオリジナル曲に拘ってきた。160曲あまりのオリジナルを編集したがまだ全部ではない。それだけのオリジナルに加え何百曲をカヴァー、精力的にバリバリ歌っていた当時のヒデキには歌う曲が全然足りなかった、もっともっと歌いたかったんだろうなぁ。

 

 

 


1 コメント

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Unknown (けこくま)
2019-10-20 18:08:42
ふうりんさん、こんにちは。

ブログから充実した毎日が伺えます。
一気に遡るのがもったいないくらい!私は仕事と家の往復の毎日でここ数年映画や美術館は年に1、2回です。ふうりんさんのブログで知る楽しみを味わえます✨
ヒデキのカバー曲に関しては私も同じ気持ちです。本家が歌ってこそのヒットですよね!
ヒデキがいくら激ウマでも本家以上と断言してしまうのは本家に失礼でしょう。

カレンダーの動画観たことありました!
機械に信じられないくらい疎くて誰かと一緒じゃないと無理だなーと速攻思ってました。
goo のID取得も凄い時間かかって😅あのロボットですか?の写真の意味が暫くわからなくて、延々と全部チェックしてたんですよ〜💦

期限がとうに過ぎてしまったので今度又カレンダー作成したら誰か連れてTRYします✨
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