「銀河英雄伝説」は20年も前に我が家でハマりまくった小説です。ノベル本は外伝も入れると15巻にもなり、アニメのビデオは20巻以上もあったと思いますが、小説は私や子供達で回して何度も読み、アニメは借りてきては何度も観なおしました。銀河を舞台に、専制君主をいただく帝国軍と帝国から独立して民主主義を敷く同盟軍の宇宙戦争の物語で、壮大なスケールの話は何度読んでも飽きないほどでした。我が家でもハマりまくったくらいだから、現在まで着々と読者を増やし、舞台もシリーズ化され、宝塚歌劇にもなったらしいです。
宇宙戦隊同士の戦いです、「ヤマト」のように一艦ではなく何千隻もの戦隊ですから登場人物も無数で、一体舞台でどのように表現するのかと思いました。登場人物はほとんど立ったままで、セリフをつなげて物語を進めていく、人数の多い朗読劇のようです。あとは光と音で緊迫感を表現しています。銀英伝大好きだった私と娘は、「なんじゃ、こりゃ!」というのが正直な感想。暗記するほど読んだ話なので物語の進展はわかりますし、場面も想像できますが、原作を知らない人は全然わからないと思いました。もっともそんな人は来ないのかな。いずれにしろ、このような舞台がシリーズ化までされて何度も上演されていることに驚きました。
イケメン俳優がたくさん出ているので、観客は若い女性が多く、黄色い声援を送っています。彼女らにはストーリーなんてどうでも良いのかも。もとルナシーの河村隆一が出ていて、メーマソングを昔のままの美声で歌いました。ルナシーの大ファンだった息子は仕事で来られず、河村隆一が歌ったと聞いたら残念がるかもね。
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