チリチリリン

風にゆれる風鈴のように
こころ休まる音を届けたい

Hideki Forever

2018年06月18日 | 西城秀樹

 

ヒデキが逝ってから1ヶ月が過ぎました。毎日毎日飽きずに歌を流し映像を観ていました。私が大阪から東京に戻った時に病気で倒れてテレビへの露出度も低くなったので、それ以来の15年分を1ヶ月で取り戻したという感じです。

十六日の月命日には『ヒデキ全シングル計5時間46分』という動画がアップされて依然衰えない人気にびっくりしながら聞き続けました。

トークの中でヒデキが「ヤングマンを歌っている時は胸に筋肉がついて、人から四十肩が治ったと感謝された」と言っていたので、そうか、そうか、と私も台所にいてもヤングマンがかかるとモニターの前に戻ってYMCAの振付で腕を動かすことにしました。

それにしてもすごいのは中国や香港の人気です。ヒデキには「天皇巨星」とタイトルが付いています、超スーパースターという意味らしいです。

インタビューの中で、ジャッキー・チェンが「西城秀樹と知り合った時、自分は外国では無名の俳優だったが、その時ヒデキはアジアでは一番のスーパースターで、友達になれてとても嬉しかった。貰ったブレスレットなどは部屋に飾って、友人に西城秀樹にもらったと自慢した。」と話し、25年経ってもヒデキではなく「ヒデキさん」と呼んでいました。

日本では著作権の問題からか、映画もライブ映像も部分的なものが多いのですが、韓国や香港からは頭から終わりまで全部丸々アップされます。

昔の「愛と誠」も香港映画の「天使行動」も、とても映画館には見に行かれないバイオレンスとエロスのヤクザ映画も、全部見ました。コンサートのライブ映像も然りオープニングからアンコールまで見ることができます。娘によると向こうでは海賊版が5本で1ドルとかで売っているので当たり前だということです。

日本人の「全曲」は曲を全部流すだけで、映像はジャケットの写真のみですが、香港発の『Hideki Forever』は、全曲映像が入っています。それもあちこちの音楽番組やコンサートの映像を集め、1曲の中で繋いでいるので、年代によるヒデキの微妙な声の変化も聞き取れます。下には、日本語と中国語の字幕が表示され、画面右の別枠に作詞作曲者や、その時々のヒデキの紹介が入れてあります。中国語で「大阪球場何回目演唱会」「秀樹王道絶唱系的代表作」「何何市名誉市民」「青年三部作之一」「歌謡祭最優秀歌唱賞」「70年代的最后単曲」「KOSE化粧品的印象曲」「事務所独立后的第一支単曲」「筑波世博主題曲 平成天皇前演唱」「自身唯一的中文歌」とかの文字が読み取れます。中国語が読めたらなぁと思ってしまいます。

前に自分で撮影した動画を繋ぐ時、不自然でなく映像を繋ぐこと、音を繋ぐこと、に大変苦労したので、曲や歌を壊すことな上手に繋いでいるのでプロかなと思ったり、ヒデキのことなら何もかも調べ上げているこれらファンのヒデキLOVEに圧倒されました。この動画にはブックマークをつけて度々見ることにします。

 

まあ、こんな風にヒデキ浸けだったので、もうヒデキが死んだという感覚は全然なくなり、前より身近になった気がします。まさにHideki Foreverです。音楽をかけながらでもご飯が食べられるようになりヤバイです。これからは自分の意思でダイエットしなくてはなりません。あと1キロが遠いです。

 

 


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