チリチリリン

風にゆれる風鈴のように
こころ休まる音を届けたい

「彼が愛したケーキ職人」

2018年12月11日 | 映画の話

 

映画好きの人たちが、ファンタスティックビーストは見なくても、これは見ると聞いたので行ってきました。

事故死した恋人を忘れられず、ベルリンからイスラエルの彼の家を訪れたケーキ職人が、彼の妻や子供と出会い、やがて恋に落ちてゆく、彼にとって初めて愛した女性だったろう。そして彼の秘密が暴かれていく。

イスラエルでは反ユダヤ系の人はオーブンを使えないとか、聞いたこともない規制があったと知りました。

追い返された彼を追ってベルリンまで来た妻、声をかけずじっと見守るところで映画は終わっています。(ネタバレ)そこまで来たんだから声をかけろよ、再開しろよ、と心の中で叫んでしまいます。そういう展開も含めて、あえてそこで終わっているのかな?

映像も静かで、音楽も物悲しく、それでも幸せになってほしいと思いながら見終えました。

 


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