チリチリリン

風にゆれる風鈴のように
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ゴジラ

2014年08月01日 | 映画の話


夕涼みに、「映画の日」で満員の映画館でゴジラを観てきました。
最高に興奮しました。面白かったです。

ハリウッド版ゴジラは、ジェラシックパークの恐竜のようで、写実的といえば写実的だけど、私たちの知っているゴジラとは違うなぁと不満に感じていましたが、今回のゴジラは、正に日本のゴジラ、着ぐるみが歩いているような、昔ながらのゴジラです。「ギャー!」という雄叫びも、口から吐く青い光線も、先日テレビで放送された初代ゴジラ(白黒だったけど)のまんまです。そして嬉しい事にゴジラは悪者ではないのです。

原発事故とかが描かれていて、現実はそんなもんじゃないよ、とツッコミたい部分もあります。気に入らない所は、ジャジャジャン ジャジャジャンのゴジラのテーマが無かった事と、ビキニ水爆実験を肯定するような台詞があったこと。フィクションだとしても狡猾と感じましたし、渡辺謙さんはどんな気持ちで言ったのかと思いました。

背びれの鋭いトゲトゲを水面に出して、身体をくねらせて泳ぎ去るゴジラは思わず拍手喝采したくなるカッコよさで、夏休みの娯楽大作にはオススメの1本です。


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