外ヅラ＝自己概念

だからね、要するに、外ヅラ通りの自分だと思ってもらう、だけでなく、
自分でもそう思い込んでる、ってのが自己概念っていうの。
ホントは外ヅラと違うでしょ！ って言われたら傷付く？ 突き付けられたら怖い？
それを、カール・ロジャーズは“不一致”といったの。

でもさ、本人に“これは外ヅラ”って自覚があれば、カール・ロジャーズ心理学なんか要らないんですね。
それは、“この外ヅラがわたしだもん！”という無意識的な自己暗示にかかっている人々には、自覚すらできないことなの。
外ヅラにそぐわない経験・事実はムシして意識に入れない。無意識化しちゃうくらい自覚しないの。
それを自覚するには、特別な意識状態が必要だ、というわけ。

特別な意識状態を積み重ねると、外ヅラに関する自覚と洞察が深まってくる。
それで、外ヅラじゃないホントの自分で、外ヅラを自覚的に使いこなせるようになっていくの。

“本当の自分”というのは、全身全霊で一つの意志に向かっていけるのね。
その全身全霊で向かっていく自分が、全身全霊で向かっていく為に、外ヅラ使いこなせる状態。

自分の中の様々な声が、“外ヅラ”を維持するために封印された状態から、
全身全霊が覚醒し全身全霊が一体化した状態へ。
それをカール・ロジャーズは“一致”している、と言いました。

“一致”した人間は、存在に力があります。
声に力があり、本気で言うことには迫力があります。
能力も増します。実現能力が増すんです。

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しかしまぁ、“不一致”の人間が“不一致”の状態で外ヅラ維持するための努力して、
“一致”した人間より認められたい、というのが今の日本だね！
それを補助するのがセトの力。

知らね～よ！
ほんと、知らね～！

能力ないやつらで仕切ってろよ！
しかし、“不一致”の奴は明らかに言葉も文章もセコセコして充実感がなくて浮いてるんだよ！
そういう奴らが、“一致”した奴と対等の発言力あると信じ込んでるから厄介なんだよ！

P.S.“外ヅラを使いこなす”なんて言うと、本音が外ヅラと違うなんて…とか言い出す奴もいますが。
まぁ、外ヅラなしで世の中渡っていけるってなら、よほどの世間知らずですね！
外ヅラが仁義にかなってるならいい、とわたしは思いますよ！

…まぁ、そんなこと言い出す奴に限って“不一致”で、自分が外ヅラを本音だと思い込んでることに自覚すらないんですよ！