一年を通じて温暖で降雪がほとんどない神奈川県小田原市から、豪雪地帯である新潟県妙高市に引っ越してきたのが平成25年9月のこと。
翌10月より妙高市地域のこし協力隊として平丸で活動を始め、平成28年3月で二年半が経とうとしています。
その道のりを振り返ると決してまっすぐなものではなく、実情に合わせてあっちに行ったり、こっちに行ったりしながら何とかやってきたという感じです。
集落外に出て華やかな活動をするよりは、個人や集落に寄り添う活動の方が多くなりました。
道つけであったり、草刈りであったり、側溝の水漏れ対応であったり、文字通り泥にまみれながら活動する場面も多々ありました。
それでも県道の水漏れをかまうことが横井戸清水の再発見につながるなど、地道な活動の積み重ねがそれなりの跡になったのではないかと思います。
(横井戸清水は平成28年3月現在も出ています。どうやら雪どけからしばらくまでの季節限定の清水であるようです。)
なにより皆さんとのつながりができるという大きな財産を得られました。
皆さんへの感謝とともに、今までの軌跡をふりかえり、「平丸の四季に身をおいて」、「見つけたもの」、「手わざとの出会い」、「できたこと」、「人と仲間と」の項目で今後紹介していきます。