Fantasy Football(ファンタジーフットボール)戦記

NFLのFantasy Football(ファンタジーフットボール)のほかMLBやNBAについて語ります

洋雑誌購入で2018年シーズンに向け第一歩、台風の目玉に指名されたのはあのチーム

2018年06月10日 21時37分02秒 | NFL2018
大谷翔平と田中将大が故障者リスト入りし、たった一日で日本のMLB人気に水を差してしまいました。特に大谷については米国でもブームになりかけていただけに、無理せずといいつつ早く怪我から復帰してほしいものです。

NBAについては、先ほどのポストで書いた通り、ちょっと筆者的には面白くない展開ですね。NBA Finalも終わったことですし、NFLの2018年シーズンに思いをはせましょう。

NBA Finalの観戦会が終了した後、筆者は新宿のSelectionに赴き、こんなものを買いました。久しぶりに訪れたSelectionはNFLとNBAの売り場が再び一緒になり、NFLのスペースとしては広くなったようで、これまであまりなかった小物のラインアップが充実していました。

以前はJersey高額な商品が多く、なかなか購入意欲をくすぐられるものが見つけられませんでした。でもこれくらいの商品が並んでいるなら喜んで行きますよ。こいつは、次にどこかでバーベキューがあったら専用カップとして持っていきます。

そしてSelectionの後はおなじみの新宿紀伊国屋書店の洋書コーナーへ。以前7階にあった洋書売り場が、東京五輪を控えて外国人にやさしいお店作りにしたのか、1階に引っ越していました。

ここで去年も取り上げたLindys Pro Footballの年間展望号を買おうと思ったのですが、まだ米国から入荷していないようなので、店頭にあったATHLON SPORTSにしました。
表紙はOdell Beckam Jr.にSam Darnold、そしてSaquon Barkleyという一目でわかる「NY押し」。たぶん紀伊国屋書店はニューヨーク近郊版を仕入れたのでしょう。

気になる中身についてちょっと触れると、この雑誌の2018年シーズンの優勝予想チームは「」だそうです。気になる方は紀伊国屋書店など洋書を扱っている書店でご確認ください。ドラフト直後に書いた予想なので、前シーズンの成績を参考に妥当な線で予想しています。

昨年の今ごろは、Super BowlをNick FolesがQBを務めるPHIが取るなんて誰も予想できませんでしたよね。ということで、この予想もあくまで話のネタくらいに考えたほうが良いでしょう。
 
それよりも面白かったのは、「15things to watch in 2018」という巻頭特集でした。ちょっとだけ見出しを引用すると、1位は「Rams go all in」、2位は「Andrew Luck’s return」、3位は「Kirk Cousins' great expectations」となっています。どれも読みたいでしょ。
 
特にこのシーズン前に有力選手をたくさん引き込んだLARをトップに持ってくるところはさすがですね。Defence Cordinatorが、2年前のDENのあのDef陣をまとめ上げたシロクマことWade Phillipsだけに、今シーズンのLARには期待してしまいます。
 
筆者としては著作権侵害をするのは本意でないので、これ以上の引用はやめておきますが、ここに書かれてある15項目を読んだだけでも、だいぶ来シーズンへの期待が高まってきました。
 
そういえば今シーズンのAll or NothingはDALで取材したようですね。昨年版のLARでもだいぶ苦労して作った印象を受けましたが、昨シーズンのDALはこれまた失速ぶりが半端なかっただけにストーリー作りが難しそうですね。最後はDez BriantとJason Wittenという大物二人がチームを去って行くところで終わるのでしょうか。

数年でチームの主力を入れ替えた感もあるDALですが、LARが前シーズンに果たしたようなサプライズを起こしてくれるのでしょうか。こちらにも期待して、シーズンを迎えたいと思います。

最後にNFLとは関係ありませんが、今日感動した卓球のJAPAN OPENの決勝の動画を張っておきます。

Ito Mima vs Wang Manyu | 2018 Japan Open Highlights (Final)

Zhang Jike vs Tomokazu Harimoto | 2018 Japan Open Highlights (Final)

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東BUF バッファロー・ビルズ NFC東DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・レッドスキンズ
AFC北BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西DEN デンバー・ブロンコス NFC西ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LAR ロサンゼルス・ラムズ
OAK オークランド・レイダース SF サンフランシスコ・49ers
LAC ロサンゼルス・チャージャース SEA シアトル・シーホークス

久しぶりなのにNBA Finalの話、そして日本のスポーツ中継に垂れ込める暗雲

2018年06月10日 19時32分38秒 | NBA
2017-18年のNBAシーズンが終了しました。結果はご存知の通り、Golden State Warriors(GSW)の2連覇。 この4年間で4年ともFinalに出場し、うち3回を制覇しました。いわゆる「GSW王朝」の完成を見たといっても過言ではないでしょう。

2016-17年シーズン前にKevin DurantがGSWと契約した時点で、筆者にはこの展開を予想できました。なにせ2年続けてCleveland Cavaliers(Cavs)とFanalを戦ったGSWが戦力を維持しつつ、過去数回の得点王の経験を持つスコアラーDurantを手に入れたわけですから。

今シーズンはレギュラーシーズン期間に少しだけもたつき、最高勝率は逃しましたが、それも計算のうち。FinalではLeBron James一人に依存したCavsを全く寄せ付けず、スウィープでの勝利となりました。

筆者は昨日、都内の某スポーツバーに10時に集まり、Final第4戦を友人たちとリアルタイム観戦しました。しかし、盛り上がらないことこの上ない試合でした。

さすがにFanal最終戦の第4クオーターがガベージタイム(garbage time)になってはまずいでしょう。いつもなら勝負が決まった時点で空席だらけになるスタジアムですが、Clevelandの観客が忖度してくれたのか、西海岸からファンが押し寄せていたのか、最後まで空席がそれほど目立たない状態で試合が終わりました。

競った試合ではタイムアウトが連発されるため試合時間が伸びるものですが、昨日の第4戦が10時に始まった試合が12時半前には終わってしまいました。こんな状況、つまりGSW一人勝ちでいいのかと、NBAの機構に問いただしたいです。

バルセロナオリンピックのドリームチーム結成をきっかけにNBAを見始めた筆者にとって、今シーズンはもっともNBAを見ないシーズンでした。上に挙げたGSWの群を抜いた戦力に興ざめしたのが大きな理由ですが、もう一つは楽天のせいです。

楽天が日本でのNBA放映権を持った結果、WOWOWと一部のBSでしか、NBAの試合が観戦できない状態になりました。これまでずっと筆者にNBA情報を届けてくれたNHKのBSは今シーズン、全くテレビ中継がありません。これは見事な観戦環境の破壊です。

だったらRakuten TVに契約すればいいじゃないかという声もあるでしょう。実際、Finalはそうしましたよ。昨年まではNHKのBSが生放送してくれていたFinalは、Rakuten TVでしかリアルタイムでしか見られないわけですし。

その時に友人に教えてもらったのですが、これまでNHKとともに日本のNBA文化を支えてきたWOWOWも、Fanalの中継は録画によるタイムシフト放映とのこと(今日、6月10日の朝の放送だったようです)。楽天からサブライセンスしている悲しさとはいえ、これは厳しい。

NBA Finalの場合、Super Bowlに比べて日本でニュースとなりやすいため、「GSW2連覇」という情報も伝わりやすいですね。ざっくりGSWを応援するNBAファンが半分として、残り半分は第4戦で終わったFinalを、あの結果が知った状態で視聴したいでしょうか。

Rakuten TVは画質も悪いですし、コンテンツとしてもよろしくありません。第4戦の実況と解説は「見たことも聞いたこともない方たち」でした。NHKの淡々としつつも安定した中継と、WOWOWの華々しい演出を知っている身としては、酷い実況を見せられた印象です(どうやらNHKに出演していた解説者の何人かはRakuten TVに出ていたようですが)。だったら英語でいいから、コストを下げずに料金を下げて中継してほしいものです。

筆者からすれば、NBAと同じことがNFLで起ると困るわけですが(例えばSuper Bowlの中継は「××」だけしか生で見られませんみたいな)、こちらは、大本営Game Passを契約し続けるので大丈夫かなあと思っています。まあそもそも、日本でNFLの独占中継権を手に入れようなんて輩はいないでしょうからね。

これに関連して、ここ1カ月ほどアメリカンフットボール業界で話題になっている例の事件についても触れてみます。日本のアメリカンフットボールはそれほど見ない筆者ですし、ここはFantasy Footballについてのブログなので、どこまで触れたものか迷うものですが、あのプレイの悪質さにはいろいろ思うところがありますね。

特にQBを倒した後に体に捻りを加えているところは、怪我させることを意図したものでしょ。米国であれをやったら、大学生でも高校生でも一発退場ですね。いくら記者会見が立派だったとはいえ、あのプレイをしたLBを擁護する気にはとてもなりません。

そういう意味で、あの試合の審判が最初のプレイをどう見ていたのか気になります。関西学院大のコーチも、あのプレイがあった時点で試合を止めるべきだったはずです。

そもそもこの事件が話題になるまで、1週間のタイムラグがあったことについてはアメリカンフットボールの報道に携わる関係者に猛省を促してほしいです。私は某ライターの記事をきっかけにこの一件を知りましたが、本来ならあの監督に試合後に囲み取材をしている記者が(文芸春秋に音声データを流すのではなく)、自分の媒体で告発すべきだったでしょう。

監督と顔見知りだし、多分オフレコの囲み取材の話だから記事にできず(誰が書いたかすぐわかる)、あれだけの卑劣なプレイを報道しなかったわけですよね。あまつさえ、自分で報道できないから音声を別のメディアに流すなんて。

たまたまメディアではない関西学院大などの関係者が撮っていた動画が動かぬ証拠として拡散したからあれだけのニュースになったわけですが、それがなければ問題化しなかったことになります(事実、1週間はそうでしたよね)。あのプレイを見ていた記者は、それでよかったのですか。

ただのNFLファンが差し出がましいことを言うのはこれで終わりにしますが、日本のアメリカンフットボールを取り巻く環境の未熟さを感じた今回の事件でした。

最後に話を日本の米国スポーツ中継に戻しますが、今回の件で日大は読売新聞のオフィシャルスポンサーを降りるなど、メディアの露出を控える行動に出ました。

たしか日テレG+(ジータス)によるSuper Bowl生中継でもスポンサーに日大の名前があったはず。こちらも多分しばらくは自粛でしょうかね。下手をすると有力なスポンサーが一つ減り、日テレG+のNFL中継に今後大きな影響を及ぼすかもしれません。
 
もし日本テレビ系がNFL中継でビジネスを展開できないようだと、「オードリーのNFL倶楽部」にすら波及しかねません。ほんのわずかしかない日本のアメリカンフットボール中継がこれをきっかけに転機を迎えるかも。日大の事件は監督の悪質な指示にとどまらない、大きな影響を日本のスポーツ中継に及ぼすことになるかもしれません。

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東BUF バッファロー・ビルズ NFC東DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・レッドスキンズ
AFC北BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西DEN デンバー・ブロンコス NFC西ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LAR ロサンゼルス・ラムズ
OAK オークランド・レイダース SF サンフランシスコ・49ers
LAC ロサンゼルス・チャージャース SEA シアトル・シーホークス

フッター

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東 BUF バッファロー・ビルズ NFC東 DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・フットボール・チーム
AFC北 BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北 CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南 HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南 ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西 DEN デンバー・ブロンコス NFC西 ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LAR ロサンゼルス・ラムズ
LAC ロサンゼルス・チャージャース SF サンフランシスコ・49ers
LV ラスベガス・レイダース SEA シアトル・シーホークス