Fantasy Football(ファンタジーフットボール)戦記

NFLのFantasy Football(ファンタジーフットボール)のほかMLBやNBAについて語ります

JuszczykにしてやられたGBの敗退、Super Bowl LIVに向けFantasyチームをどう立て直したか

2020年01月25日 15時18分46秒 | NFL 2020
本当は見るのが嫌だったんですよ。2019NFC Championship GameのGB@SFことです。結果は1月17日月曜日の午後には知っていました。
 
それ以降、録画してあるNHKの中継をいつ見ようかと考えあぐね(その間に、2019AFC Championship GameのTEN@KCは先に視聴していました)、結局のところ本日、GamePassの40minuteモードで観戦しました。さすがにテレビ中継で3時間をかけて振り返るのは無理でした。
 
Titans vs. Chiefs AFC Championship Highlights | NFL 2019 Playoffs Packers vs. 49ers NFC Championship Highlights | NFL 2019 Playoffs
 
GBを応援している身として試合を見て受けた印象は、「思いのほかやられっぱなしではなかった」というものでした。Aaron Jonesのランはそこそこ出ているし、Davante Adamsもしっかりキャッチをしている。GBとSFの明暗を分けたのは、0-10となった後のGBの折り返しのドライブでした。
 
実はその前の試合でも、KCはTENに0-10と先行を許していました。しかしその後のドライブがすごかった。敵陣28ヤードの4th DownでFGを蹴らずに「戦術Kelce(TE Travis Kelceへのパス)」でクリア(1st Down獲得)。その後の4プレイでTDを挙げて3点差に迫りました。このドライブで一気にモメンタムを取り返して、前半のうちにTENを逆転し、後半はそのままKCペースで押し切りました。
 
一方のGBは、0-10のドライブで3and out、しかも3rd DownではAaron RodgersがSackを受けFumbleしました。Fumbleしたボールは味方がリカバーしたものの、Puntに追い込まれます。そしてこのときのPuntが悪かった(PunterのJK Scottはインフルエンザに罹患し、この試合の出場が危ぶまれていたそうです)。GBの自陣14ヤードからのPuntがフィールド外に出て、GB37ヤードからSFの攻撃開始となりました。
 
後はSFのTD→GBのCenterのスナップミスからのTO→SFのFG→GBの攻撃で、INT→SFのTDと瞬く間に点差が開き、前半で勝負がついてしまいました。後半の最初のドライブでGBがTDを奪ったときには、一瞬奇跡を期待しましたが、その直後のドライブでSFにTDを返されて、ここでほぼ絶望となりました。
 
この試合でRaheem Mostertは220ヤードを走ったそうですが、それよりも筆者にはKyle Juszczykの存在が目につきました(NFL Japanの生沢浩さんのコラムの受け売りですが)。 Mostertだけでなく、Deebo Samuelのジェットストリームでもしっかりリードブロッカーを務めるなど、QBのJimmy Garoppoloがパスを8回しか投げずに済むというランゲームを組み立てました。
 
SFとSuper Bowl LIVで対決するKCとしては、SFのランゲーム対策、中でもJuszczykのリードブロック対策を練らなくてはなりません。SFはこの試合ほとんど「戦術Kittle(TE George Kittleへのパス)」は出さずに済みましたが、Super Bowlの前にJuszczykの存在がクローズアップされたことは、両チームの戦術に新たな作用をもたらしそうです。
 
さてGBが負けてしまったことで、筆者のFantasy Playoff Challengeにも影響が出ました。Jonesは19ポイントの3倍の57ポイント、Adamsは13ポイントの3倍の39ポイントを稼いでくれましたが、GBのDEFがマイナス3ポイントの3倍でマイナス9ポイントというロスをしでかしました。
 
 
それでもPatrick MahomesとTyreek HillがQBとWRの最高得点を稼いでくれたので、トータルでは309ポイントを獲得。ROUND3単独では12306位となりました。そしてトータルでは627ポイントで順位は3392位。ROUND2の結果が効いたおかげで高順位に着けています(よく見たら、3週戦っての順位は昨年の3133位を下回っていました)。
 
GB vs SFの対戦になっていたら、今期はトータルでも好位置を狙えたわけですが、GBがいなくなってしまった分、「全員が4倍」という夢のような展開はなくなりました。その代わりに誰を入れたかは、下の写真をご覧ください。
 
 
みんな赤くてわかりづらいですが、GBを下したSFから一人だけ入れた以外はKCが勝つという予想に基づいて選手を入れています(KCの二人目のRBが期待できないからですね)。二人目のWRがSFのSamuelでもなく、Summy WatkinsでもなくMecole Hardmanになっているのは筆者の好みの問題です。
 
それでもご覧のとおり、KCのSuper Bowl進出を当てたので、5選手のポイントが4倍となります(筆者がPlayoff ChallengeでSuper Bowl進出チームを当てたのは、DENの進出を予想したSuper Bowl 50のとき以来です)。KCの各選手がHOU戦のような働きをしてSFを下してくれたら、筆者の今期のPlayoff Challengeはとてつもないことになりそうです。
 
ということで、Super Bowl LIVが楽しみになってきました。筆者は例年通り都内某所で朝8時からスポーツバーを借り切って、仲間たちとSuper Bowlを観戦します。今シーズン最後の試合はどんな結末となりますか。
 

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東 BUF バッファロー・ビルズ NFC東 DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・レッドスキンズ
AFC北 BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北 CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南 HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南 ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西 DEN デンバー・ブロンコス NFC西 ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LAR ロサンゼルス・ラムズ
OAK オークランド・レイダース SF サンフランシスコ・49ers
LAC ロサンゼルス・チャージャース SEA シアトル・シーホークス

フッター

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

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