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心豊な毎日を過ごす為のキーワード『ALOHA SPIRITS』を探し求めて。。。 アロハシャツ/旅/出会いの記録。

JL/JO バリ島(デンパサール) ビジネスクラス機内食

2007年05月24日 | 機内食/航空関係
日本航空ビジネスクラス JO 機内食レポ 

 ドアクローズぎりぎりに機内に入って ちょっとびっくり。ビジネスクラスはほとんどお客さんがいません。貸切状態です。混み過ぎのフライトもつらいですが、これだけガラガラもつらい
    
 客室乗務員の方達のホスピタリティーは嬉しいのですが、逆に、いつも見張られているような緊張感。ちょっとキョロキョロしたりすると、すぐにニッコニコ の笑顔で飛んできてくれます。バリ島はジャルウェイズ(JO)の運行なので、綺麗なタイ人CAとおばさんCAの仲良し便?なのですが、ビジネスクラスだとおばさんが来る可能性大なんですよね・・・。今日も老眼鏡をしたアメリカ系シニアCA並みの方がチーフでした 若い新人のタイ人CAを見る目が笑っていません。迫力です。

 さて、お待ちかねの機内食です。搭乗者数が少ない為に、すぐにテーブルを準備してくれました。
ハワイ便はでないのですが、バリ線のビジネスクラスはちゃんとアミューズがでました。
    シャンパンとカンパリと一緒に
    洋食(メイン:ビーフ)
 
    フレッシュサラダ
    冷製スープ
   
 前菜のテリーヌと、シュリンプカクテルがとても美味しくて白ワインが進みます。
    ステーキをチョイス

 満足いくボリュームです。 機内映画もあまり面白そうなのはなく、早起きしたせいもあって、機内ではぐっすり寝ようと思い、ステーキに合わせてカリフォルニアワイン。そしてその後のチーズの盛り合わせで、ウォッカやジンを飲んで、窓から眺める雲海を見ながら大好きな時間を満喫します。
    ボーっとしている時間もいいです
    デザートとチーズ盛り合わせ
    ブランデーとコンアトロー
 ゆっくりと時間をかけて機内食を楽しみました。イージーリスニングにチャンネルを合わせて、しばし熟睡タイムです。

バリ島へ出発 ( JO/JL 729便) 15:55発

2007年05月23日 | バリ島の旅

 出発の朝、5時前には目が醒めた。バリ島に向かう興奮ではなく奇妙な夢を見たからだった。

 自分が高校生に戻っていた。テスト前日、徹夜でテスト勉強しようと思っていたのに、いつものごとく寝てしまい、起こしてくれなかった両親に文句を言いながら、学校に駆けて行った。いざテストの時間を迎えると、筆記用具を忘れて来た事に気付き、絶望の淵に立たされた。どうしよう・・・ 頭を抱えていると、教室の窓の外に、「仮面の忍者赤影」に出てくる “白影” が、大凧に乗って、 「○○殿~~っ。安心なされ~」と、凧の上から文房具を持って手を振ってくれた。そこで目が醒めた。
 なんというゴージャスな夢白影に会いたくて、二度寝しようと思ったが、この気持ちい目覚めを大切にしたいとベッドから起き上がった。
 今回の旅で、運命的な出逢いがあるかも・・・・  バリ島に向かう朝だった。  

 会社から車を走らせ、いつもの成田の駐車場にとめた。長男とご両親と年配の4人でやっている個人経営のパーキングだが、大手の駐車場やさんにはない、温かいサービスと迅速な配車で、お気に入り。 成田から出発する人には、この駐車場を紹介している。しかも成田最安値。
 さて、成田空港は平日の午後のせいか、ガラガラで、入国審査もスムーズ。まず、ラウンジに荷物を置いて、搭乗前にシャワーを浴びに行った。JALのJGC(グローバルメンバー)は、無料なのでいつもここでバスタブに湯をはってのんびりつかって、入浴後のラウンジでのビールを楽しむ。
 グローバルクラブ用のラウンジが改装中の為、さくらラウンジ Aneex に案内された。英国バーをイメージしたコーナーが暗くて、喫煙コーナーになっていて薄汚れている印象が強い。
      
      
 でも、PCルームは広くて快適。ここでしばらくネットをしたり、バーボンを飲みながら、手紙をしたためたりして、のんびり過ごす。登場前のラウンジで過ごす時間が本当に大好きだ。だからいつもここで3時間は過ごすようにしている。
      
 ラウンジスタッフがアナウンスで案内時間を間違えた為に、登場口に向かうとクローズ寸前だった。あわてて乗り込むと、ラウンジにいた僕達が最終客だったようで、恥ずかしかった。
 B747-300 コンフィギュレーションは、S-05。ハズレ機材で残念だったが、のんびり楽しいフライトが待っている。 


バリ島 出発編

2007年05月22日 | バリ島の旅

 見聞を広める溜めに、なるべく月に一度の海外へ出るようにしています。。変貌著しい上海も候補にあがりましたが、プールサイドと、ホテルのクラブラウンジでのんびり読書ができる所・・・・それが今回のテーマなので、最終的にバリ島に決めました。ちなみにバリ島は初訪問です。
 出発までの準備は、航空チケットの手配とホテルのみ。現地では観光などは全く組む事無く、ホテルの敷地内で過ごす事がメインです。ですので、ホテル選びだけ色々と調べました。
 
 (キャリア)はいつもの、日本航空(ジャルウェイズ)のビジネスクラス ガルーダインドネシア航空は、ノースウエスト航空から、“ 国際安全基準に達していない ” と突き放されているので、全く選択肢に加わえなかったですし、シンガポールなどの経由も考えず、最短最速のJAL/JAL WAYS に決定しました。それにしても大きな事故を起こしているのにガルーダはひどいですね。)
 さて、ホテルは本当に悩みました。色々な旅のスタイルに合わせてチョイスできるホテルがバリ島には沢山あり、また場所によって全く違う趣があるということで選びきれなかったです。 、
が、プールの広さとクラブラウンジの有無で、パドマホテル (Padma Hotel) に決定しました。
               
               
 成田空港発、JL/JO 79便 15:55発 デンパサール(DPS)行きに搭乗する為、JALの FAST Security LANE を通過してラウンジへと向かいました。ガラガラでわざわざファーストセキュリティーレーンを通らなくてもよかったですが・・・(笑)


ゴルフを始めたけれど・・・ Kliban Cats

2007年05月21日 | お気に入り

 昨日は、若干17歳の高校生がゴルフトーナメントで優勝しました。偉業もさることながら、石川遼選手のお母さんがなんと39歳。 その若さに驚いた人もいると思います。
 ゴルフはもう10年以上やっていますが、今年になってあらためて ルフクラブに通いだしました。 でも、なかなか思うようにうまくなりません。まさか今からプロになるわけじゃなく、そこそこのスコアーで回って、楽しみながらゴルフができるのが目標です。
             
 とにかくパワー全開なので、あたれば人より飛ぶのですが、それ以前にあたらない。ゴルフレッスンの初回は、どれだけ力が入っていたのか、指や手のひらのへんな所に水ぶくれができてしまっていました。今は、週に一度コンスタントに通っています。 先生に「いいですよ~。いい感じですよ~」と言われるとすぐに力が入ってしまって、「○○さん、崩れるの早いですね~」と笑われています。

 さて、写真は、懐かしい KLIBAN CATS(クリバンキャット) のゴルフボールセット。コレクションのこの棚は
(非売品)です。部屋の隅で埃かぶっていました。もう10年以上前になると思うのですが、Crazy ShirtsKliban Cats が大流行で、多くの人が着ていたのを覚えてる人も多いと思います。少々高めでしたが、その分、高品質でした。 今はもうホノルルからは撤退してしまったので、今はなき、ひと昔前のキャラクターになってしまいました。 ダイエーが強引にクリバンのキャラクターを買収して、日本で展開しましたが、日本では受け入れられず早々に店じまいをしてしまいました。犠牲になったキャラクターかもしれません。 何故か今でも、ハワイでは売られていないのにクリバンキャットのチョコが日本で売られています。何故??
        
        
 ハワイでゴルフを経験すると、日本ではやる気になりません。ハワイのオプショナルツアーでは、料金も日本と変わらないですし、日本と違うのは、貿易風を受けた気持ちい風を感じることぐらいだと思います。しかし、ローカルの方達に誘ってもらってコースにでると、ゴルフを楽しむこれが本当なんだとつくづく思います。のんびりと楽しく。 70代・80代の方達がエンジョイされている姿は見ているだけで素敵です。 またハワイでゴルフができるのを楽しみに、コツコツとレッスンに通いたいと思います。


フラヒーラー&クム と新宿でティーを楽しみました。

2007年05月20日 | フラダンス

 新緑の季節の風はどうしてこんなにも気持ちがいいのでしょうね。満を持して咲き誇る桜の木はもちろん美しいのだけれど、今の季節の桜の木の、力強い葉っぱもまた違った美しさがあります。
 今日は、この気持ちいい風の昼下がり、ハワイから来日しているフラヒーラーであり、クムでもある人と新宿京王プラザホテルで、東京の景色を眺めながら、ゆっくりとお茶を楽しみました。
      新宿からの眺め

 振りを習う前に、呼吸法をこの方は大切にされています。 さすがにこの場では習えないので、今度自宅にお邪魔してゆっくりと伝授してもらいたいと思います。 ハワイに住まう方ならではの大らかさと優しさ。尽きない会話で時間が経つのを忘れてしまいました。
     
 上の写真は、日本に作った、彼女のサロン。 縁あって知り合った人を呼んだり、呼吸法や、いろいろなものを皆で分かち合う場所です。 港区の超一等地。 ここで彼女の書いた絵なども見せてもらいました。 時間を忘れてのんびりできた充実した一日でした。

 


友人の結婚式で ソロでフラを披露

2007年05月19日 | フラダンス

 大学からの友人の結婚式に出席した。
学生時代はさんざん遊んだけれど、大学を卒業して皆が日本各地、世界の地へと別れて行った。社会人になったばかりの頃は、仕事についていくので必死で、で友人と集まる事が急に少なくなり、こんな所で、大人になったんだと実感した。でも一方で、友人との絆は、会えない時間が長くても繋がっている事を感じて嬉しくなる事も沢山あった。
 この友人は、商社で世界各国へと出張続き。おまけに地方への転勤もあってなかなか会えない時間が続いた。それでも、なぜか会いたいと思うときにそれとなくお互いに連絡がついて近況を報告しあった。 その友人から、突然 「結婚式に出てくれないか・・」 と電話があった。
 あまりにも簡単な電話だったから拍子抜けだった。彼女がいる事も連絡をくれる事を飛ばしていきなりの結婚式へのお誘いだった。

 ずっと、ずっとその友人を含めた数人の友人で、「結婚が決まったら、独身フェアウェルパーティーやろうな。ちゃんとホテルの部屋をリザーブして朝まで飲み明かそうぜ!」 といい続けていたのに、それを叶える事ができなかった。 でも、泊りがけは無理にしても銀座で彼を含めた同級生3人、独身最後のパーティーをした。ちゃんと、魚料理と肉料理があるフルコースをリザーブした。
 飲み放題の居酒屋にすればよかった。。。 お会計の時に、ワインが5本も開いていていたのを知り、金額を見て驚いた。大枚は払ったけれど、気持ちよくお祝いをしてあげられた。結婚式当日は、新郎は飲めない “飾り人形” になるからその時しかなかったから。
 最後のデザートの時に、もう一人の友人がトイレに行っている間に彼が言った。
 「俺さ、彼女に何か特別な事をしてあげられる訳じゃないから、とにかく、毎日会社に行って、お金だけは運ぼうと思う。当たり前のことだけど、当たり前の事をやらないとな」 それを聞いたときに、友人が結婚するという事を実感した。 涙が目に浮かぶのをばれないように熱いコーヒーをわざと口につけて、 「あちちちっ・・・・・っ」 と言って会話を終えた。
     
 そして今日、インターコンチネンタルホテルでお台場のパノラマの景色をバックに幸せそうな新郎新婦の姿を友人席から眺めていた。 本当に幸せだった。幸せな友人とそのご家族の顔を目で追っては、美味しいお酒に口をつけた。
     
     
    
 あれだけ、断ったのに、「フラダンス踊ってくれ」 という友人に根負けして、渋々披露した。曲は、「KE ALOHA (ケ・アロハ)」を選んだ。 恋人の胸に抱かれる幸せな女性の歌で、結婚式にふさわしい曲。 式の後半で披露する為に、乾杯のシャンパンもまるで水に感じるほど、緊張して酔いが回らなかった。 本番。緊張もピークに達したけれど、不思議と音楽がなりはじめると、嘘のように緊張感が取れて、自分で曲の歌詞を追いながら気持ちよく踊る事ができた。踊っている間には、じっと僕を見ている、幸せ一杯の新郎・新婦が写った。

 式を終えて、見送られる出席者。友人と式場の外で会うと、手を伸ばされきつく握手された。
嬉しかった。 緊張した ソロ がこんな場で踊る事ができた幸せな一日だった。
 マイレのレイをつけた僕、、ご年配の親戚の方に両手を合わせて拝まれた。
  何だと思って見てくれていたのだろう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  


師匠と呼べるウクレレの先生との出会い

2007年05月18日 | アロハスピリッツ

 本当に自分は幸せだと思う。普通に歩いているのに、立ち止まって幸せを感じて、ちょっと空を見上げたりしている事がこの頃多い。特に、素敵な方と出会える事への感謝新緑の季節だからと言うこともあるのかもしれないのだけれど、穏やかな時間を重ねている今が大好きだ。

 
縁あって出会える事のできたウクレレの先生。 習い始めたばかりで、師匠と呼ばせてもらえるほどまだ自分は上達していないし、どちらかというと、クラスの端っこで、ちょこんと収まって自分の存在を消している。当然でかい体だから目立っているのだろうけれど・・・。
 先生が教えてくださる時の “日本語の美しさ” が本当に習っていて気持ちいい。想像するに先生おん年70歳位の方なのだが、のりのきいたシャツのボタンを一番上まできちんと閉じて、優しく垂れた目で、できないけれど一生懸命ついていこうとする僕を含めた生徒を温かく見守ってくださる、素敵なおじいちゃまだ。もちろん厳しい時もあるのだけれど、それは、“甘え”や“自分に言い訳をつけてサボってできない” のを戒めて下さる時だ。
 今習っているのは、リズムを刻む右手の動き。上から下へ振り下ろす事を何度も何度も繰り返して行う。 早くコードを覚えて、何曲でもいい、沢山弾きたいとあせる気持ちをお察しになって “大切なのは、コードを押さえる事ではなく、声をだしたり、笑顔になる事” とおっしゃり、
また同じ右手を練習・少々退屈に感じる単純な動きを繰り返し続ける

 先生によって、勉強が好きになったり、嫌いになったりする事はだれでもあると思う。 もし、僕が習うウクレレの先生が、 「 You, 音楽ってフィーリングだよ。なんつ~かさ、こう、こみ上げて来るものつーか、、こう溢れて来るんだよ、俺のあついもんがさ、それ You に伝えたいわけさ。 」 なんてちょっと巻き舌でいいながら、冷房が効いている部屋なのに、黒いタンクトップなんか着られてしまっていたら、ウクレレを嫌いになっていたと思う。そいういうタンクトップの下は無意味に鍛え上げたマッチョな筋肉で盛り上がって、スポーツマンらしからぬプリンのような長髪。小鼻にはピアス。 そんなのいないよ~と思われるかもしれないけれど、友人に無理やり付き合わされて行った無料体験のサックスの先生はそうだった。演奏を聴かずに僕は出てきてしまったけれど、相性というのは絶対あると思う。

 ウクレレの音あわせ。慣れるまで時間のかかるこの大切なチューニングの途中に、先生が、「ちょっと高い、 あっ、ちょっと低くなった・・・ はい。それで」 と話されているのが 恰好よくてしょうがない。あ~早く僕ももっともっとウクレレに親しみたい。 本当に楽しくてしょうがない。長く険しい道のりははじまったばかり。これからゆっくり歩んで行きたいと思う。 途中で息切れして休憩するときにも、暑いからといって絶対タンクトップにだけにはならずに・・・・。


音に触れられる環境って・・・ Andrea Bocelli

2007年05月17日 | ウクレレ
 童謡・唱歌。その区別を正直今まで考えたことがなかった。童謡は、語り継がれる・受け継がれるわらべ歌の事で、唱歌とは、学校教科書(国が推薦する曲) ということ。伝承されるべき、美しい日本語の歌を国が取り上げて受け継がれるようにしているというの聞いて、学校で教えられないと、いつか忘れられた歌となるということを知った。
 自分が小さい時に口ずさんでいた曲とか、数え歌とか、例えば、「ソーダ村の村長さんがソーダ村で死んだソーダ・葬式饅頭 う~まいソーダ・そ~だ そ~だ 全くだ」 なんていう残酷な地域限定の語呂合わせ歌なんかも、未だに田舎に帰るとちゃんと小学生が歌っているのを聞くと本当に嬉しくなる。
 僕は音楽の時間が大好きだった。歌は音痴だし、家に蓄音機どころか、カセットテープレコーダーなんかなかったから、音楽に親しむ事がなかった反動か憧れか、教室で、LPレコードで聞かせてもらいながら、薄気味悪く笑っている 白いカールされてた長髪で、胸元にフワフワのブラウスを着た鼻の高いインチキ風なお兄さんの壁に掲げられたモーツァるとの額の絵を見上げて、なんだか「世界」を感じるのが好きだった。山から抜け出てきたような丸坊主の猿のような自分だけれど、とにかく音楽が時間が大好きだった。
 都会だったら、それがきっかけで音楽の道に進むのかもしれない。けれど田舎育ちの僕は、それから川原に行って、石を拾って、川に投げつけたり、トンボに爆竹をしかけて木っ端微塵にしたりしていた。人生の岐路って色々な所に転がっているのだと思うことがある。

 自分が大人になって始めて聞く音楽があった。それがハワイアン。ハワイ語の訳を見ながら聞く言葉の世界は自分が「世界」を感じたあの頃のような新鮮さがあって、子供の頃に感じたドキドキ感で少し空を見上げる瞬間がとてもたまらない。 本当に音楽って素晴らしいと思う。

 話はそれてしまったけれど、やっぱり自分が感じたことのない、音楽と、そして空間がマッチしたお気に入りのDVDがある。 盲目のオペラ歌手 Andrea Bocelli。 「キャッツ」や「オペラ座の怪人」のオリジナルキャストであり、アンドリューロイドウエバーと離婚した事でも有名な、サラ・ブライトマンとの 「Time to say Good-bye 」 でも有名な歌手。 音楽と美味しいお酒。たまらない時間を過ごせる時間が本当に幸せだ。

 

今に伝えられるもの。 安政二年 十代目の味。

2007年05月04日 | お気に入り
 高級を謳った都会の店では、○○からの取り寄せと、自慢げに掲げ、高いお金を取る料理に列を作る、グルメに翻弄される人々。タレ流しのようなグルメ番組と大げさなリアクションのタレント。

 その地で大切に今に伝えるものと出会える事の喜び。自然にはぐくまれた飛騨の水で仕込まれた伝統のお酒。 今日は心行くまで日本酒を堪能しました。
           
 頂いたのは、安政二年創業の 原田酒造の「山車」 山の車と書いて、「だし」と呼びますが、これは、そのまま「さんしゃ」 とよばれるお酒です。
 もちろん冷酒も美味しくてたまらないのですが、ちょっと燗をしたお酒がたまりません蔵元の十代目・原田さんに伺ったのですが、「お燗をする」 というその心遣いがおもてなしの心。もちろん寒さ厳しい飛騨で、体を温める意味もあるのでしょうけれど、燗をする 日本の風情 に触れられて心まで温かくなりました。 お取り寄せばやりだけれど、飛騨にでかけて飛騨の伝統を味わってはいかがでしょうか。 本当に飛騨は美しい。 日が暮れる東の空をずっと眺めていました。
          

タンポポの香り

2007年05月03日 | アロハスピリッツ
 タンポポ。都会の子供は手に取った事があるのでしょうか。春を感じる旬の味を“タンポポ” だと答えると、驚かれることに自分が驚きます。ちょっと苦味あるタンポポの葉のおひたしはまさしく春の味。
      深呼吸。。。。
 東京でも朝は太陽に向かって背伸びをするけど、、、ぜんぜん違う。空気が違う。同じ日本なのだろうかと思う空気の新鮮さです。カルキ臭い水道水と、臭いもなにもないボトルに入れられたミネラルウォーターの違いじゃない。 ちゃんと自然の香りのする自然。汽車を乗り継ぐ距離にしかもう本当に自然は残っていないのでしょうか。 ビルの上に作った人工植物とは比べられないもの。
     
 立ち止まってしゃがんでみる。 しゃがんだ自分に驚いてなんだか笑った瞬間でした。